お寺に奉納金を届けに行く人を、自動車に乗せて連れて行く。
コーヒーを頂いてお喋りしていると、「彼岸法要には来られますか？」と訊ねられたので、
「勿論お参りさせていただきます。」と答えた。それ以外の返答をできる雰囲気ではない。
すると、”おおきくなってね”と題する絵本を見せられ、その時にこの本の朗読をして欲しいとのこと。
「絵を繰るのは、私がしますので。」とお寺さんに言われる。ビデオで紙芝居をする予定であろう。
絵本は児童用であるから、漢字は使ってない。だから読み難い。
普通の本は漢字を使用しているので、漢字だけしっかり目に入れておけば、２行同時に読むことも出来る。
しかし、ひらかながずらりと並んでいると、読み難く間違いやすい。
本気で読むことになれば、普通の文章に書き直してから読む練習をしなければいけない。
えらいことを引き受けたものである！！
一難去ってまた一難。スマホが何とか解決したと思ったら、次はパソコン。
朝から自分のブログだけが表示されない。更新したりコンセントを抜いたりしたけど、ダメ。
ブログに何か拙いことを書いただろうかと考えてみたが、心当たりがない。
メールもインターネットも繋がるのに、我がブログだけが表示されない。
何度も何度も試みた。同居人にも見てもらった。
夕方犬の散歩前にも開くことが出来ない。コンセントを抜いて、祈りながらコンセントを差し込む。
ほかにどのような方法も見つからない。自分の力ではどうにもならないからである。
犬の散歩から帰ってスイッチを入れると、簡単に表示される。これって何なの？？？
何が原因かわからないまま、今ブログを書いている。機械音痴は困る。
神様はきっと呆れておられることであろう。なんといい加減で我が儘な人間であろう！
自分の都合の悪い時だけお願いをして、あとは知らんぷりをしている。
「とにかく有難うございました。今後ともよろしくお願いします。」
今日は、T先生の娘さんがお見えになる。山が欲しいと言う人がいるのだけれども、
その山はどこにあるのかとのことである。自分もはっきりしないので、詳しい人を紹介した。
その後我が家でコーヒーを飲んだ。T先生の様子を訊く。９５歳になられる。
すると、何事にも関心を示すこともなく、時間感覚もなくなったとのことである。
もう一度お会いしたいと思っているが、施設に入居とのことである。訪ねて行こうかなー！！！
２週間ぐらい前から、スマホの充電が出来なくなった。
独りで行動を起こす自信がなかったので、同居人の都合を待っていた。
やっと今日修理に持って行くことが出来た。
２週間もスマホなしの生活であったが、「別に・・・」との感覚である。
不自由とも思わず、スマホのない生活ってなんと穏やかなのであろうと感じた。
連絡が取れない他の人達が、ストレスになったことであろう。
調べ物はパソコンでするし、メールはパソコンにいっぱい入って来るので、
寂しくもないし不便でもない。天気予報は、夜のNHKニュースで間に合う。
今日はスマホの診断をするために出かけた。充電用ケーブルが故障。
それを新しくすると、すべて解消。
「世の中に スマートホンのなかりせば なんとこの世はのどけからまし」との句はなかったかな！！！
２週間も使用しなくて不自由は感じなかったので、更にスマホに頼らない生活を試みよう。
機械音痴になり、この世のシーラカンスになるであろう。
今日は誕生日と言われているが、本当に生まれた日は９日頃であるらしい。
戦前は、２月１１日を「紀元節」と言って、お目出度い日としていた。
それにあやかって、この日に籍を上げたらしい。
２８歳になったと言うことである。来年は、３８歳になるのかもしれない。
長ーく生きてきたものである。森山良子の「Ale Ale Ale」を自分だと思うくらい生きたのである。
同居人は知らん顔である。今日は買い物にも行っていないので、きっと忘れているのだ。
それも当然であろう。自分も、亡くなった両親の誕生日は忘れてしまった。
ハコちゃんが、森山良子のうたう「ale ale ale]」を聞かせてくれた。
その歌詞は、私そのものであった。面白かったので早速リサーチ。
タンゴの調べに乗せて歌う。
ああ あの時のあの Ano Ano Ano あの人の名前がでてこない
ほらあの時会った あの人なの もうわかってるのに思い出せない
ほらあのとき食べた Ale Ale Ale あの店の名前も出てこない
あなたと行った いえあなたじゃなかった じゃあ だれ それは だあれ
ああ 私の好きな Ano Ano Ano あのハリウッドスターの名前が出てこない
ジョニー トニー ダニー ハリー リリリリ リチャード
こんなに夢中に 恋焦がれているのに
ああ 今日も 忘れた あれを忘れた とりに戻れば ドアのカギがない
あれ 確かここに いえ、違うこっちだわ 探す間に 忘れたものを 忘れたわ
あれよあれよと言う間に あっという間に時は流れ
コロナ禍の中、外出・会合・お喋り等はすべて控えていた。
身体を動かさないとフレイルになると思い、無理をして動いた時もある。
近所のミニ犬の散歩まで希望して始めた。
雪・雨・寒さの時は動かない。すると、足・腰・腕・肩等が痛くなる。
痛いとこだらけになる。寝ても休んでも楽にはならない。
痛い痛いと言って医者にかかると、「お歳ですから」と言われそうである。
広島県の自粛要請は延長されたとはいえ、少しだけ緩んだので、老人会の百歳体操だけは復活した。
マスクをし、蜜は避けて、百歳体操だけをして解散。
約４０分ぐらいな体操である。体操中は、あそこもここも痛くて困った。
体操後、何となく体が軽くなった感じがした。
夕方頃になると、痛みが和らぎ動きがスムースになった感じ。ポチとの散歩も歩き易かった。
百体体操って効果があるのかも！あまり馬鹿にできない感じ。
散歩の途中、老人会に参加し体操をした老女と立ち話。私より先に、
身体が楽になったので、次回も参加して百歳体操をしたいと言う。
身体を動かさない高齢者になるほど、効果があるのだろうか？
更に欲を言えば、年間の半分が終わろうとしているのに、「ポイント手帳」に印鑑を頂かないと、
まだ４０ポイントも貯まっていない。
８月末までに１００ポイント貯めないと、ノルマ達成できない。
長い休暇があったので、仕方ないけど・・・・。
今夜は、同居人が久しぶりに帰り、暖かくて美味しい夕食が頂けた。
内容は自分が作ってもあまり変わらない。「独り鍋」を作って食べる時の内容も同じなのに。
内容は、鯛のアラ・白菜・キノコ・豆腐・葱である。
ビールは、350ｍｍを二人で頂くので、量は少ないが美味しい。
とりとめのないお喋りをしながら、ゆっくりと暖かい鍋を食べるのは、やはり最高。
いくら高級なステーキを頂いても、独りだと食べきれない。
スマホの調子が悪いが、どのようにしたらよいのかわからない。
同居人が、「連れて行くから待ちなさい」と言うだけで心の重荷が降りる。
以前から口癖のように、「人間は自立しなければいけない」と言っていたのに、
いざとなると一人では心細く、何もできない自分がいる。
身体が弱ると同時に、心も弱って一人では不安で生きていけない人間になるのか！！
今ニュースを賑わしている話題は、コロナ禍、河井夫妻の大型選挙買収問題、森元総理の女性差別である。
森氏は８３歳である。この年代の男は、根底に女性蔑視の思想が植え付けられていると思う。
森氏と同じ年代の自分はその当時のことを思い出し、””納得”と感じる。
新入社員として社会に一歩踏み出した時から、女性差別は厳然としてあった。
会社では初任給が違い、その後の昇給にも差がはっきりとしていた。
それに耐えられないとしてすぐに会社を辞め、差別のない公務員になった。
しかし、その中にも朝・昼のお茶を入れる仕事は女性になっていた。
「飲みたい時に各自が入れる」との状態にするまでに、時間が掛かった。
軋轢もあり、人間関係がギクシャクすることもあった。
ある時、同期就職の男女が給与明細を比べたら、同じであったことが物議をかもした。
男は、「なぜ女と同じ給与なのか」と文句を言い、争いの元になった。
男女同賃金なら、男女同労働だから、力仕事もするべきだと言われた。
周辺の草刈り時にも、男と女は同じように仕事をしようとなった。
自分にとって、草刈りはお手の物である。誰よりも上手で速い。
その頃からあまりいざこざが起こらなくなり、男女差別も影を潜めた。
森氏にもそのような潜在意識があり、今度の発言になったのであろう。
長い人生の間に、その考えを是正する機会がなかったのはお気の毒である。
ついに家出の同居人が帰ることが出来るようになる。
広島市も、コロナ感染の勢いが衰え始めた。
同居人の施設の人達も、PCR検査陰性がはっきりし、やっと帰宅できるようになった。
月曜日に帰宅との連絡。たったそれだけのことで元気になり、明日は働くぞー！
何もかも面白くなくて、働く気力も失って、フレイルになるのではないかと不安であった。
２０日間の不在の間、スーパーに通うことを思い出した。
カードを出してポイントを貯めることも思い出し、短い期間なのに５００円の紙を貰う。
商品が置かれている場所も少しわかった。この作業も明日で終わり。
月曜日には、白菜と葱を取っておくようにとの指示がある。
明日は丁寧な掃除をしておこう。
春らしい陽気に誘われて、梅がほころび始めた。
同居人の電話では、今週中は無理かもしれないとのことである。
がっくりして気分が滅入る。気分のままに行動していると、何もかも衰えて立ち上がれなくなる。
気分を取り直して、本を借りに行く。広告を観てから読みたいと思っていた本である。
内館牧子著 「今度生まれたら」である。高齢者向けのシリーズ３弾である。
停年男性を主人公にした「終わった人」。
高齢女性を主人公にした「すぐ死ぬんだから」。
それに続くのは、７０歳女性を主人公にした「今度生まれたら」である。
行動を起こさないと、フレイルになる。散歩に近所のポチを借りていくことにする。
独りで散歩はなかなかできない。ポチは、６歳マメ柴の雑種である。
気まぐれな犬であるが、小さいので自分でも処理できる。
