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話題は女性差別

2021-02-07 20:11:52 | 日常雑感

 今ニュースを賑わしている話題は、コロナ禍、河井夫妻の大型選挙買収問題、森元総理の女性差別である。

森氏は83歳である。この年代の男は、根底に女性蔑視の思想が植え付けられていると思う。

森氏と同じ年代の自分はその当時のことを思い出し、””納得”と感じる。

新入社員として社会に一歩踏み出した時から、女性差別は厳然としてあった。

会社では初任給が違い、その後の昇給にも差がはっきりとしていた。

それに耐えられないとしてすぐに会社を辞め、差別のない公務員になった。

しかし、その中にも朝・昼のお茶を入れる仕事は女性になっていた。

「飲みたい時に各自が入れる」との状態にするまでに、時間が掛かった。

軋轢もあり、人間関係がギクシャクすることもあった。

ある時、同期就職の男女が給与明細を比べたら、同じであったことが物議をかもした。

男は、「なぜ女と同じ給与なのか」と文句を言い、争いの元になった。

男女同賃金なら、男女同労働だから、力仕事もするべきだと言われた。

周辺の草刈り時にも、男と女は同じように仕事をしようとなった。

自分にとって、草刈りはお手の物である。誰よりも上手で速い。

その頃からあまりいざこざが起こらなくなり、男女差別も影を潜めた。

森氏にもそのような潜在意識があり、今度の発言になったのであろう。

長い人生の間に、その考えを是正する機会がなかったのはお気の毒である。

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