週2回のデイサービスの日である。
午前1時間・午後1時間の、全員参加の身体や頭の体操には、積極的に加わるようにしている。
しかし、制約のない自由時間には、本を読んだり、トマトの成長を眺めたりしたい。
今日は帰り支度の16時頃、本を見ていたら、「千羽鶴を折りましょう」と声がかかる。
”折り紙などはしたくない”と言うのが本心。空気を乱してはいけないので、誘いに乗る。
目の薄くなった・手の震える老婦人が、指導者である。
順序も滅茶苦茶だし、「よー解らん」と言うのが正直な気持ち。
空気を乱さないためには、次回も楽しそうな顔をして、習わないといけないかなー !!
背中や右手は、ほんの少しずつ動くようになりつつあるが、自立して生活できるのはいつのことであろうか?
この荒れた精神を沈めるには、渡辺和子著「幸せのありか」を、今夜もゆっくり味わおう。
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