通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

機関車吊上げ実演~第20回JR貨物 広島車両所公開

2013年10月26日 | 日記


「今日は、JR貨物広島支店広島車両所(広島市東区矢賀(やが)、JR芸備線(げいびせん)矢賀駅北側)であった『第20回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開』に行ってきたんじゃ」

「むかし、子どもたちが小まい(こまい。=小さい)ころ、1回だけ行ったことがあるね」

「あのときは、JR貨物広島車両所のすぐ北側にある広島新幹線車両基地でやっとったよのう」

「そうそう。子どもたちと新幹線の座席に座って、「みんなで一緒に新幹線に乗りたいね」と話をしたんよ」

「今回の貨物と、新幹線のとは違うんかの?」

「…今、気がついたん?」

「ま、ええ。それはともかく、今日はJR貨物の広島車両所の公開に行ってきたんじゃ」

「なんかええもん(=気に入ったもの)があった?」

「いや~、機関車吊上げ実演がえかったのう。わしゃ、感動してしもうたで」

「機関車の吊上げ実演?」

「機関車をクレーンで吊り上げて、別の場所に置いてある台車のところへ移動させて、合体! させるというものじゃ」

「機関車と台車を合体させる!?」

「とりあえず、写真を見ながら説明していこうかの」







「機関車吊上げ実演はここ、第1主棟で行われた。外から見るとこんな感じで、中はこんな感じじゃ」

「おぉ~、ものすごく広いねぇ」

「車両所の建物で、こげに(=こんなに)広いものがあるとは思わんかった。ガンダム(=RX-78。全長18メートル)なら寝たまま整備できるかもしれんが、立って整備するには、屋根がちょいと低いかもしれんのう」

「どういう視点で建物を見よるん?」





「実演に使われたのは、この車両。EF210-3」





「吊上げ実演は11時開始じゃったんじゃが、5分くらい前、頭上にある2台のクレーンが動き始めたんじゃ」







「そのクレーンが、車両をつるす天秤(正式名称がわからんけぇ、こう呼ばせてもらいます)を引っかけて、車両があるところまで移動していき…」













「クレーンで車両を吊り上げると、移動してきたんじゃの」

「お、お、おぉー、大迫力じゃね」





「位置が合(お)うてなかったんか、台車を移動させよっちゃった。車両を台車の上にくるよう移動して…」







「係員の人が指差呼称をして、両手を広げる。その両手を下に下げると、車両もゆっくりと下りてくる」

「いよいよ、合体!じゃね」

「ここでちょいと説明しとくと…。まず、両手を広げる。その手を下に下げると、車両を下ろす。手を上に上げると、車両も上がる。手を肘(ひじ)のところで曲げて、指先を耳の所に持っていくと、作業を止める。…という指示を出しよっちゃったの」





「微調整をしながら、ゆっくりと下ろす。…で、ここで終わり」

「…え? 合体せんの?」

「合体させるところまでやると思うとったんじゃが、台車の上に降ろさず、車両を元の位置に戻されちゃったのう」













「車両を元の位置に戻し、天秤も元の位置に戻して、終わり」





「係員の人も、クレーンの人も、仕事終わり」

「ご苦労さまでした」





「そうそう、クレーンの下には、こう書いてあったのう」

「方向が地名で書いてあるんじゃね」

「東(=府中)西(=矢賀)南(=広島)北(=温品(ぬくしな))になるかの」





↓「第20回JR貨物フェスティバル 広島車両所公開」については、こちら↓

「広島車両所 貨物フェスティバル」Tetsudo.com(鉄道コム)





訪問日:2013年10月26日





「今日は、第20回JR貨物 広島車両所公開で行われた機関車吊上げ実演について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
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