通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

亀齢酒造 酒まつり2013

2013年10月04日 | 広島の話題
「来月、10月12日(土)、13日(日)の2日間、JR西条駅周辺で酒まつりがあります」

「今日は、広島の酒都(しゅと)・西条(さいじょう)にある酒造会社のうちのひとつ、亀齢酒造(きれいしゅぞう)を紹介しようと思うんじゃ」







百薬の長である酒を口にすることで、亀のごとく長生きすることを願って「亀齢」と命名された。
1917年の全国清酒品評会で、初代名誉賞を受賞した伝統ある酒蔵。
甘口が多い広島酒の中では、辛口の酒で喉ごしのうまさを身上とする。
麺に日本酒を練り込んだ「醸華町うどん」や酒粕を原料にした美肌石鹸も好評。

(「ぶらり西条 酒の友マップ」社団法人東広島市観光協会)




「もともとは「吉田屋」という屋号で江戸時代に創業したんじゃが、明治時代に「亀齢」と名前を変えたそうじゃ」

「1917年(大正6年)の全国清酒品評会で、初代名誉賞を受賞しとってんじゃね」

「このとき初代名誉賞を受賞したのが、同じく東広島市の西条にある賀茂鶴(かもつる)と、京都は伏見にある月桂冠(げっけいかん)じゃったそうな」

「そりゃ、すごい。で、亀齢の酒は辛口なん?」

「広島の酒は、全体的に甘口と言われとるんじゃが、そん中で亀齢は辛口なんじゃの」

「今では、酒もビールも「淡麗辛口」が主流じゃもんね。あと、「醸華町うどん」の、「醸華町」はなんて読むん?」

「「醸華町(じょうかまち)」と読むんじゃ」

「あぁ、なるほど。酒の「城下町」という意味かね?」

「多分の」

「うどんに日本酒を練り込むと、どうなるんじゃろか?」

「まず、麺がなめらかになる。ほいで、うどんをゆでると、ほんのりと酒の香りが漂うそうじゃ」

「それは、おいしそうじゃね。それから、酒粕を原料にした美肌石鹸(せっけん)というのは?」

「あんたがむかし、日本酒がお肌をツルツルにしてくれるんじゃと、いうて言(い)よったじゃん。覚えとらんか?」

「…覚えてない。たぶん、テレビでやりよったのを、そのまんま受け売りしたんじゃと思うよ」

「日本酒を造られとる杜氏(とうじ)の方の手が、赤ちゃんの肌のようにツルツル、ということで、日本酒の美肌効果が注目され始めたそうじゃ」

「なるほど。それで酒粕を原料にした石鹸を作られよってんじゃね」





↓酒まつり2013については、こちら↓

酒まつり公式サイト






撮影日:2013年9月8日
撮影場所:JR広島駅






「今日は、JR西条駅周辺で行われる酒まつりに関連して、亀齢酒造について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
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