通でがんす

いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!
(旧ブログタイトル:通じゃのう)

もう食べた? 年明けうどん

2011年01月01日 | 季節の話題
「あけましておめでとうございます」

「お前は、昨年の年末から出しゃばってくるようになったのう」

「これからもどんどん出しゃばるけぇね。今年もよろしくぅ!」

「やれやれ…」

「ところでお父さん、お昼ごはんは何にする?」

「う~ん、朝は雑煮じゃったしのう」

「うどんはどう?」

「うどんかぁ…」

「年明けうどんがあるんじゃけど」

「年明けうどん? 何じゃそれ!?」



「ということで、今日は、「年明けうどん」「年越しそば」について調べてみようかね!」

「そりゃ、わしのセリフじゃが…」





【年明けうどん】

「年明けうどんについちゃ、うちの方が詳しいようじゃけぇ、説明するね」





うどんは、太くて長いことから、古来より長寿を祈る縁起物として食べられてきました。
「年明けうどん」は、純白で清楚なうどんを年の初めに食べることにより、その年の人々の幸せを願うものです。

「年明けうどん」とは、元旦から1月15日までに食べるうどんのことで、メニューとしてうどんに紅いトッピングなどを添えます。

(「年明けうどんって?」年明けうどん)
http://www.toshiakeudon.jp/about/




年明けうどん 公式ロゴマーク



「純白で清楚って、うちみたいじゃね」

「♪そんな時代もあったねと…」

「え、何!?」

「なるほど、白いうどんに紅いトッピングで「紅白」か。考えとってじゃのう」

「例えば、海老の天ぷら、梅ちりめん、いくら、赤かぶなんかを入れるんよ」

「たこ焼きや紅い明石焼なんてのもあるんじゃのう。ところで、年明けうどんって、いつごろからあったんかの?」

「それは分からんねぇ。香川県にある「さぬきうどん振興協議会」が、2009(平成21)年の正月から始めちゃったのは知っとるよ」

「さぬきうどんといえば、平安時代に弘法大師・空海が中国の唐から四国にうどんを伝えたのがさぬきうどんの始まり、という説もあるよのう」





【年越しそば】

「年越しそばは、細く長くと長寿を願って食べるんよね」

「そばはよく切れるけぇ、1年の苦労と縁が切れる、ともいわれとるんじゃ」

「金銀細工師がそば団子で金粉を集めよっちゃったけぇ金運がようなる、ともいわれとるよね」

「年越しそばを食べる風習は、江戸時代に町人の間で始まったそうじゃ」

「「年末には「年越しそば」を食べて、お正月にはその年の幸せを祈りながら「年明けうどん」を食べましょう」と書いてあるのを見たことがあるね」

「そういや、福島県の会津地方じゃ、元旦にそばを食べる風習があるんじゃと」

「ほんま? 地方によっていろんな風習があるんじゃね」

「で、我が家は明日から「年明けそば」じゃろ?」

「年越しそばの売れ残りを安く売りよるけぇね。買(こ)うとかんにゃいけん」

「別に買わんでもえかろうが」

「いいや。主婦としては見逃すわけにはいかんけぇね」





「今日は、「年明けうどん」「年越しそば」について勉強をさせてもらいました」

「今日もひとつ勉強になったでがんす」

「今年もよろしくお願いしますね」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする