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最勝王院 金光寺


写真は、左から荼枳尼天社、竜舌蘭と本堂

最勝王院 金光寺は河原町五条の南西 本塩釜町にある時宗寺院で、左隣の市比賣神社を鎮守とし保護しています。

アクセス
河原町五条の交差点を河原町通に沿って約200m南下します。
すると市比賣神社の案内があるので、そこを右折します。
すぐ左手の市比賣神社を通過し、1軒おいた隣が金光寺です。

通常は非公開で、予約をすればお参り出来るそうです。
今回は2015年8月初旬に100年に1度咲くと云われる竜舌蘭(リュウゼツラン)が境内で咲いたため、一般公開されました。

表門を入ると、右手に庫裏、奥に本堂があります。
左手の途中には荼枳尼天(だきにてん)をお祀りする社があります。
庭園の中央に一際背の高い竜舌蘭があり、その先端に黄色の花が咲いていました。

本堂は扉が開いており、外からもお参り出来ましたが、庫裏で御住職に声をかけると中でお参り出来ました。

本堂内陣には花山法皇の念持仏と云われる阿弥陀三尊像、左脇壇には左から流祖の作阿(さあ)上人像、地蔵菩薩像や空也上人像がお祀りされていました。

2021/4/1~5/16に春の非公開文化財特別公開がありました。
この際は本堂に上がってお参り出来、また重文の遊行上人縁起絵などが公開されました。
本堂の左手の間に豊臣秀吉からの朱印状や縁起絵巻。
そして時宗の開祖一遍と第二祖他阿が描かれており、これは鎌倉時代の原本を南北朝時代に模写したものだそうです。



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2015 8/7拝観報告12 最終(琵琶湖花火大会)


写真は、びわ湖大津館からみた花火

14:00過ぎに帰宅して、15:30頃に公文から帰る長男を待って、車で滋賀へと向かいました。

この日は夜に琵琶湖の花火大会があり、久しぶりに妻が観に行きたいと6月に言い出したので行くことになっていました。

さてまずは6月から作戦を練りました。
この花火大会、35万人ぐらい来ます。
祇園祭の宵山クラスです。
しかもその人数が花火の終了と共に一気に帰ります。

場合によっては浜大津の湖岸からJR大津駅まで到達するのに1時間~1時間半もかかることも。
ウチのような幼稚園児連れには、キビシイです。

どうしようか。
メイン会場は浜大津にある有料観覧席(3900円)のあたり。
もちろん無料の場所に連れて行くのは不可能(妻的にナシ)。
かといって有料観覧席でも帰るのは大変。
駅に辿り着くのも、電車の中も大混雑が必至です。

そこで一計を案じました。
湖西に移住した妻の実家を巻き込もうと(笑)。
しかもお誘いすると、ちょうど行きたかったと。
そこで浜大津に接近することなく、さらに北に逃げれば大丈夫だろうと考え、びわ湖大津館の有料観覧席(3600円)から観ることにしました。

利点は席が確保されている上に、北側から見て湖西線の大津京駅から北に帰るので、最も混雑がマシだろうということです。
京都や大阪方面に浜大津駅や大津駅から乗るのは、どう考えても大混雑でしょうからね。
欠点は浜大津より打ち上げ場所からやや遠いところでしょうか。
でも2点から打ち上げるのですが、両方から全開に打ち上げた際でちょうど視野一杯ぐらいになるので、左右にキョロキョロはしなくて済みます。

びわ湖大津館のチケットは7/1発売開始で、しかも「現地販売のみ」。
これも既にリタイヤしている義父に当日朝1番で行って頂いたので、かなりいい席が取れました(笑)。

さて当日です。
16:00頃に自宅を車で出て、途中越え(この日は久多まで往復しているので3回目)で湖西の義父母宅へ。
駅までは義父の車で向かい、17:45頃発。
18:15大津京駅着。
徒歩でびわ湖大津館へ向かい、18:40頃到着。
会場には屋台もたくさん出ており、お好み焼きやかき氷などを食べながらゆっくりしました。
そして19:30から打ち上げ開始。
これぐらいの大きな打ち上げ花火は長男は2回目、次男は初めて。
非常に喜んでいたようです(笑)。
20:30頃 終了。

皆さん一気に駅へと向かいます。
徒歩で湖西線の大津京駅へ。
9:02発の電車に乗れました。
やはり京都方面:さらに北方面=3:1ぐらいでした。

9:40には帰宅して、子供たちは10:00前には就寝出来ました。

なんとか混雑に巻き込まれることなく、無事観に行けてよかったです。
翌日夕食後まで妻の自宅で遊んで、8/8土曜日の夜に京都に帰りました。

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2015 8/7拝観報告11(最勝王院 金光寺)


写真は、100年に1度花が咲く龍舌蘭

さて清水道を下って東大路通に出ました。
車は松原通の西福寺よりさらに西に停まっています。
これにあんとんさまを帯同させるのは不可能と判断し、僕1人で車を取りに行きました。
そして松原通を車で戻り、東大路通に待ってもらったあんとんさまを拾いました。
毎年ですが、あんとんさまに暑さは大敵です(笑)。

東大路通→五条通→河原町通と進み、市比賣神社の角のコインパーキングに駐車します。
13:40頃にやって来たのが、市比賣神社の隣の金光寺です。

京都新聞に載っていたのですが、100年に1度ぐらいしか咲かないという龍舌蘭(リュウゼツラン)が境内に咲いたということで公開されていました。
写真中央やや右の背の高い黄色い花です。

通常非公開で連絡しておくとお参りは出来るようですが、今回のチャンスを逃す手はないでしょう(笑)。
本堂にも上がってお参り出来ましたし、御朱印も頂けました。
詳細は明日10:00のに本編を掲載します。

毎日京都新聞を見ていると、いろいろな地元情報があっていいですね。

さて14:00頃になり、あんとんさまは京都文化博物館に行かれるということで烏丸三条で降ろして僕は帰宅しました。

この日はその夜、家族で向かったところがありました。

それを今日の22:00に。

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2015 8/7拝観報告10(為治郎)


写真は、冷やしきつねうどん

若宮八幡宮を出て、清水道の坂を上り産寧坂へ。

下鴨神社の御手洗祭りで出店されていた本家西尾八ッ橋 そば処 為治郎の冷やしうどんが美味しかったとあんとんさまにお話しました。
すると「是非行きたい」ということになったので、暑さにへたるあんとんさまを連れて13:20頃になんとか到着。
あんとんさま、確実にカラータイマーが鳴っていました(笑)。

冷やしうどんは750円。
さらに200円で
・かやくごはん
・冷やしぜんざい
・わらびもち
・クリームあんみつ
のいずれかを追加できます。

御飯ものの他に甘味も選べるのがいいですね。

今回は2人ともクリームあんみつにしました。

冷やしうどんはうどんがツルツルで、お出汁も薄からず濃からずいい感じです。
強いて言うなら、下鴨神社の時の方がすべてが冷え冷えでした。
朝がなかなかのボリュームでしたので、これぐらいでちょうどでした。

そして食後のクリームあんみつ。
さすがに僕も暑くて疲れていたので、クリームあんみつにテンション↑。
運ばれると同時に無意識に小声で「美味しそう♪ 美味しそう♪」を連発して、店員のお姉さんにクスッと笑われました(笑)。

あんとんさまもこれでかなり回復。
僕は完全回復しました!

14:00前に出発です。

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2015 8/7拝観報告9(若宮八幡宮 陶器まつり)


写真は、本殿右手の庭園

六道珍皇寺を出て、五条通へ。
この時期は陶器まつりも行われています。
特に陶器まつりに興味があったわけではないのですが、あんとんさまの御朱印収集もかねて若宮八幡宮に。

社務所の脇に陶祖神社があるのですが、陶器神社はどこにあるのかが気になっていたのでお伺いしてみました。
すると”本殿に合祀”されているのだそうです。
スッキリしました(笑)。

若宮八幡宮の詳細は、既に掲載済みの本編を参照してください。

それと本殿脇にある社務所の書院の前庭。
通常ここの門は閉まっているのですが、この時期は開いていました。
でもそんなに手入れされているわけでもないので、それほどの情報でもないです(笑)。

この日は非常に暑かったので、あんとんさまの意識状態が非常に怪しくなってきました。

早々に昼食兼休憩に向かうことにしました。



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2015 8/7拝観報告8(六道珍皇寺 六道まいり)


写真は、六道めぐりの際の門前

西福寺からそのまま松原通を東へ。
人だかりがあるのが、六道珍皇寺です。

ここはいうまでもなく、六道まいりのメッカです(笑)。

門前から高野槇が売られています。
通常は境内だけのお参りで、内部は特別公開かそれなりの人数で予約しないと拝観できません。
この日は内部拝観どころではなく、本堂も全開で精霊迎えのお参りです。

それとこちらは御朱印の宝庫のようですね。
六道まいりの際は、御朱印が紺紙金泥。
種類も薬師如来、小野篁卿、閻魔大王。
さらには奇数年の慣しとして、金朱印 日光菩薩。
しかしこれで許してはくれません。
さらにさらに「六道珍皇寺オリジナル朱印帳」まで。
しかもこの御朱印帳には青色で薬師如来の御朱印が書かれているのだそうです。

もはや品数エンドレス・・・(笑)。

各寺院がここまでしちゃうと、御朱印収集の方は破産ですね(笑)。

さて折角なので迎え鐘でも突こうかなと、東門を出ると長蛇の列。
平日の昼間なのに・・・。
どうやら30分ぐらいかかる模様。

暑さに非常に、いや異常に弱いあんとんさまは少し意識が遠めになっておられる模様。

即座に並ぶのはヤメました(笑)。

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恵光寺


写真は、本堂と地蔵堂

恵光寺(えこうじ)は、鞍馬寺に向かう途中の市原にある浄土宗寺院です。

叡電の市原駅で下車し、府道38号線(貴船鞍馬への道)に出て左折します。
そこから約350m進むと左手にコンクリートの山が迫ります。
この前を歩いていった右手の坂の上に恵光寺があります。

車の場合は、柊野別れから鞍馬貴船に行く府道38号線を約3km北上した左手に先ほどの坂が現れます。
しかし坂の向きが逆で、京都市内側からは入りにくいです。

坂を登ると、正面に庫裏、右手に本堂、本堂の脇に地蔵堂、右手前の坂の上に鐘楼があります。
本堂に入ると内陣中央に阿弥陀三尊像が、さらに両脇に善導大師と法然上人像がお祀りされています。
右手の脇壇には阿弥陀如来坐像、左手の脇壇には阿弥陀如来立像がお祀りされています。

庫裏では御朱印や由緒書きも頂けます。

地蔵堂には安産地蔵と云われる千体地蔵がお祀りされています。

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2015 8/7拝観報告7(西福寺 六道まいり)


写真は、檀林皇后像

府道40号線を南下し、岩倉から深泥池を経て下鴨本通へ。
下鴨神社前を経て、川端通を南下します。
松原通を左折して、コインパーキングに駐車します。

12:00過ぎに到着したのが、西福寺です。
8/7ですので、六道まいりの初日です。
8/7なら、まだ松原通は通行止めではないです。

やっぱり西福寺に行くなら六道まいりでしょう。
いろいろ全開です(笑)。

詳細は本編を参照してください。
あんとんさまも昨年秋の浄土宗特別大公開での本堂の公開には来ておられますが、六道まいりは初めて。

六道絵などが多数掛かっています。

平日の昼間でしたが、結構人が多かったです。
それこそ夜はもっとスゴイ人になります。

一通りお参りして、次へと向かいました。

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2015 8/7拝観報告6(恵光寺)


写真は、本堂内陣

補陀洛寺の向かいにある坂を上ると、浄土宗の恵光寺があります。
こちらもsuper meteorさまの発掘!?です(笑)。

本堂は常時加開放されており、お参りさせて頂きました。
さらにあんとんさまは御朱印を、僕は由緒書きを頂きました。

なかなか珍しい小さい横長の冊子になっている由緒書き。
お寺よりも料亭のパンフレットによくあるタイプのサイズです。

お寺の詳細は明日10:00の本編に掲載します。

時期時期でいろいろなイベントも積極的にされているようです。

この辺りは補陀洛寺の一緒に、前述の専称寺もあわせて行くのがいいでしょうね。
出来たら7日が理想的です。

11:30過ぎにはこちらを出発しました。

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2015 8/7拝観報告5(補陀洛寺)


写真は、本堂内陣

府道38号線を南下してきます。
するとすぐに現れるのが、補陀洛寺(ふだらくじ)です。
小町寺として有名というか、京都検定には出ますね。
あんとんさまが初訪問でした。

僕はかつて来ているのですが、今回境内がきれいになっていました。
また以前は由緒書きが本堂前に置いてあったのですが、今回はなかったです。
そして以前も本堂に上れていなかったのですが、今回もご不在・・・。
本堂の扉が少し開いているので、またまたそこからのお参りになってしまいました(笑)。

詳細は既に掲載済みの本編を参照してください。

そしてそのまま徒歩でお向かいへと参ります。

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専称寺


写真は、毘沙門堂

専称寺(せんしょうじ)は鞍馬寺へ向かう道の途中にあり、毘沙門天がお祀りされています。

アクセス
叡電の市原駅で下車し、府道38号線(貴船鞍馬への道)に出て右折します。
約200mで大きな交差点に出ます。
左手前のローソンが目印です。
右に進むと鞍馬へのバイパスのトンネルですが、ここを直進します。
交差点からさらに100m先の右手に専称寺があります。

専称寺は浄土宗捨世派の開祖称念が開いた47念仏道場の1つだそうです。
称念は戦国時代の僧で、増上寺で剃髪し関東の寺院をめぐり修行をしました。
後に京の一心院で専修念仏に努め、浄土宗捨世派の開祖となりました。
この毘沙門堂は鞍馬詣の一ノ鳥居とされ、福富の毘沙門さまとして尊ばれたそうです。

正面に毘沙門堂があります。
天井には2012年に奉納された双龍が描かれています。
内陣中央には毘沙門天像がお祀りされていますが、通常はお厨子が閉まっています。
毎月7日だけ御開帳されています。
右手には観世音菩薩像がお祀りされています。

毘沙門堂の右手をまわると庫裏がありますが、当日は応答がなかったです。

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2015 8/7拝観報告4(専称寺)


写真は、ご開帳されている毘沙門天像

久多から国道367号線を戻ってきます。

大原に差し掛かったところで、府道40号線に進みます。
静原を経て、やがて鞍馬貴船に向かう府道38号線との交差点に到着します。
1年ほど前までは車の場合、この府道38号線で鞍馬貴船に行っていました。
しかし途中の道が狭くて、バスの行き違いなどで渋滞になっていました。
今はこの脇にトンネルのバイパスが出来たので、かなりスムーズに行けるようになったようですね。
また1度行ってみたいです。

さてその交差点を少し北上したところにあるのが専称寺です。
11:00頃に到着。

こちらには毘沙門天像がお祀りされているのですが、毎月7日だけお厨子がご開帳されています。
この件はsuper meteorさまから聞いたのですが、今回は久多帰りにちょうど7日という絶好の機会でした(笑)。

また詳細は明日10:00の本編で掲載します。
毘沙門堂しかないので、お参りはすぐに済みます。
御朱印などはないか庫裏にお声をかけましたが、ご不在でした。

早々に次へと参りました。

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久多 志古淵神社 北山友禅菊


写真は、満開の北山友禅菊。

京都市左京区、花背よりさらに北にあるのが久多(くた)地区です。
ここに志古淵神社(しこふちじんじゃ)があり、8月上旬には北山友禅菊がきれいに咲きます。

アクセス
白川通を北上し、北山通を過ぎ陸橋を越えて花園橋の交差点を国道367号線へ右折します。
大原を通過して花園橋から約17kmで、途中トンネルを出ます。
既に滋賀県です。
さらに13km直進して、側道の府道783号線へ左折します。
府道783号線は途中から府道110号線に変わります。
側道に入って6.5km進むと久多地区です。
側道は最初と最後、そして久多の地区内は道が狭く、車1台がやっとで行き違いも困難です。

志古淵神社
府道110号線を進み、久多地区内に入ります。
橋を渡るとY字路になり、この角に志古淵神社があります。
一ノ鳥居を入ると正面に拝殿と本殿、周囲には若宮社や山神社などの末社があります。
8/24の夜には久多花笠踊が行われます。

北山友禅菊
さてY字路を左手に進みます。
左手には久多簡易湯郵便局があります。
ここからさらに約700m進んだ右手に龍宝寺という萱葺きのお寺があります。
8月上旬には、この周辺に北山友禅菊が咲きます。
育成協力金を1人200円募っておられます。
薄紫の小さな花が、非常にきれいです。



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2015 8/7拝観報告3(久多 北山友禅菊)


写真は、志古淵神社の拝殿と本殿。

志古淵神社はすぐに見つかったのですが、肝心の北山友禅菊が見当たらないので久多簡易郵便局でお伺いしました。
なかなかどこに咲いているのか詳細な記載がなかったもので。

府道110号線をさらに700m程進んだ、龍宝寺の周辺にこの北山友禅菊が咲いています。

いや薄紫のお花が、満開。
すごくきれい!
また背景が山村なのがさらにいいですね。
今年は少し早目だったようですが、ちょうど瓢亭が前倒しになったのもツイテいました(笑)。

明日10:00の本編は昨日の志古淵神社+北山友禅菊です。
少し遠いですが、わざわざ行く価値はあると思います。
毎年満開になると京都新聞に掲載されるようです。

10:15頃には久多地区を出て、市内中心部へと戻りました。



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瓢亭 朝粥


写真は、探泉亭(左)とくずや(右)。

瓢亭(ひょうてい)は南禅寺門前にある高級料亭で、夏の朝粥が有名です。

アクセス
地下鉄東西線の蹴上駅で下車し、出口2から地上に出て左折します。
するとすぐに車道がY字路になります。
手前が三条通、奥が仁王門通です。
ここを仁王門通に沿って歩きます。
約200mで信号のある交差点に差し掛かります。
右に進んだ先に南禅寺がありますが、ここを小道に左折します。
右手に無鄰庵を見ながら約100m進んだ右手に瓢亭があります。
通りに向かって右手、無鄰菴側が本店で、左側が別館です。

通常の昼、夕の懐石料理などもありますが、今回は有名な朝粥について。
本店での朝粥は、7/1~8/31の8:00~9:00と9:00~10:00の2回で、1人6,000円です。
別館での朝粥は、3/16~11/30の8:00~11:00で、1人4,500円です。

本店
建物の左手の小道から入ります。
石畳の路地を進むと、正面に萱葺きの建物があります。
これがくずやです。
2畳台目と4畳半のお茶室で、当日はこちらで食事をしました。
くずやの右手には家のある露地庭園があり、まさに市中の山居という雰囲気です。
庭園に沿った面はガラス戸になっており、内部はクーラーが効いています。

くずやの手前左手に囲われた露地庭園があり、この奥に新席があります。
右手が4畳半、左手が3畳の座敷です。
こちらの奥に連続して広間の棟があります。

路地の右側に庭園が続き、探泉亭は右手にあります。
探泉亭は四畳半の茶室で、左奥の角に三角形の袋棚があります。
屋根は右手が葦の平天井で、左は化粧屋根になっています。

本店の朝粥は、
・瓢箪型のお重と半熟鶏卵などの一皿。
・お豆腐のお吸い物。
・アユの塩焼き
・お粥
でした。
お粥はお茶碗3杯分ぐらい。
和風でトロミのあるお出汁をかけて頂きます。
非常に美味しいです。
ただし女性には量が多いかもしれません。



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