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2015 7/24の拝観報告5(成相寺)


写真は、開扉中の五重塔内部。

京都洛東迎賓館を出て、地下鉄で山科駅~太秦天神川駅へ。
そこから天神川通→国道9号線(五条通)→京都縦貫道へ。

7/18に全線開通した京都縦貫道を走りました。
丹波ICから先が出来ていて、感動(笑)。
道がきれい。
スムーズ。
でもトンネルが多い(笑)。

京都市内から宮津まで、普通に走って1時間30分ぐらいで行けるようになったのではないでしょうか。

我々も与謝天橋立ICで降りて、15:45頃に成相寺に到着しました。
当日宮津に来たのはこの次の場所が本命です。
成相寺はこう言ってなんですが、ついで。

あんとんさまは33か所霊場で来ておられ、僕も過去に1度来てはいます。
しかしコアな読者の方、覚えておいででしょうか。
僕が初めて成相寺に来たのは、2013/2/17
雪の降った翌日です(笑)。

辺り一面の銀世界。
きれいですが、通常状態が不明・・・。
そのための再訪です(笑)。

本編の写真も今回の通常モードのに差し替えました(笑)。

一通りみて、16:20頃には次の当日の本命の場所へと向かいました。

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京都洛東迎賓館 秀岳


写真は、裏の池泉式庭園

京都洛東迎賓館 秀岳は山科駅近くにある旧宅で、今は結婚式場や完全予約制で食事も出来る施設になっています。

アクセス
地下鉄東西線やJRの山科駅で下車します。
地下鉄の7番出口から出て、そのまま外環三条の交差点を渡ります。
そして左折してすぐの細い道へ右折します。
約170m先の左手に京都洛東迎賓館の入口があります。

京都洛東迎賓館は昭和14年に建造され、元は吉田茂内閣の国務大臣を務めた大野木秀次郎の屋敷でした。
現在は国の登録有形文化財に指定されています。
食事は完全予約制で、ランチは3800円と5000円のコース、ディナーは6000円、8000円と10000円のコースがあります。
今回は一休.comで5000円のコースを3500円で頂けるプランで予約しました。

入口を入り塀沿いの細い道を進むと、左手に門があります。
この門を入ると、左前方に立派な唐破風の車寄があり、その左手には表庭園への木戸があります。
表庭園はほぼ一面の芝生です。

通常は車寄の右手の玄関から中に入ります。
内部は基本的に書院造ですが、階段やその隣の部屋は洋風建築で、結婚式場仕様ですので床はすべて土足です。

玄関を入って正面に洋間があります。
床は寄木で暖炉もあります。
右手には2階への階段。
2階は現在事務所だそうです。
右手奥の部屋はバンケットになっています。

廊下を奥に直進すると大広間があります。
4間構造で、左奥と右手前の対角に床の間や違い棚があります。
書院の違い棚や欄間の細工もきれいです。
また吉田茂の書、堂本印象の掛け軸が掛っています。

左手奥の部屋は前述の表の芝生の庭園に面しています。
右手前の部屋は奥庭に面しています。
またこの右手の部屋の背後には、もう1つ広間のお部屋があります。

奥庭は池泉式の庭園です。
左手の滝から流れ落ち、小さな池になり庭園の右へと流れていくのですが、水は池でせき止められ、川は管理しやすいようにコンクリートで舗装されています。
川の奥は築山で紅葉や松、庭園右手の川下には桜もあります。

さて食事は前菜、魚、パスタ、お肉、デザートですが、いずれも温かさや出てくるタイミングもよく、非常に満足のいくものでした。



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