雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

福井県立歴史博物館2

2011年07月23日 | 福井散策
福井県立博物館
訪れた目的はというと

昭和の風景展示
これが見たかったのだ




   

昭和30年代~40年代にかけての庶民の暮らし
風景と共に展示してある

   

昭和
1926年から1989年までの期間
昭和の初期は
第1次世界大戦の戦後恐慌と関東大震災の影響から
金融恐慌が吹き荒れて始まっている
そして、世界でも世界恐慌の嵐となり
やがて続く第2次世界大戦へと
歴史は加速してゆく

  

昭和7年には五・一五事件
昭和11年に二・二六事件と
そして、昭和12年には日中戦争
日本は泥沼の戦争へ
そんな動乱の時代も昭和20年の敗戦を受け収束
戦後の混乱という時期を体験しながら
やがて
高度経済成長
の波がやってくる

       

戦後で全てのものを焼失し
復興による特需や
人口増加の追い風が
高度経済成長という時代を生んだ

       

この時代
世の中は急速な加速をしていたが
庶民の暮らしはまだ長閑な時代でもあった

  

仕事を終えた父親が
子供と夕暮れを楽しむ
そんな風景が
都会でも見れた時代

       

何を得て
何を失ったのか

       

博物館に再現された
昭和の懐かしい風景
平成生まれの人でも
きっと感じる事が出来るだろう

       

物が無くても
豊かだった時代
物に溢れ
心が荒んだ現代
そのギャップを
改めて感じる事ができる

  

続く
コメント (18)
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