雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

白砂村荘

2012年02月09日 | 京都散策
京都でも有数の観光寺院
銀閣寺の参道を西へと緩やかに下ると
やがて琵琶湖疏水沿いの道
通称「哲学の道」の起点と交わる
いわゆる今出川通を歩くことになるのだが
鹿ヶ谷通を西へ渡り
50mも歩かず辿り着けるのが
ここ、白砂村荘
地図で見れば
橋本関雪記念館となっているかもしれない



戦前活躍した日本画家である



画家足らんことを志し
上京したのは15歳の年



一時経済上の理由により帰郷するも
地元で開催された展覧会でその名を知らしめる事となる



若くして才を認められ
以後、日本を代表する画家としての人生を過ごすが



この白砂村荘へと移り住むのは
33歳の時の事



地上に絵を描いたら



橋本関雪が自ら造作したと伝えられる庭園



今年もこちらの秋の景色を見に訪れましたよ
庭園奥の羅漢様にご報告



美しき庭園は
静かに坐して見るのが粋だ


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8 コメント

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Unknown (RKROOM)
2012-02-09 23:03:34
 なかなか銀閣のほうまで行かないので、その周辺散策もついついおろそかに。。。。。。 ^^;

 でも、隠れた名所は多そうな気がします。
Unknown (kikouchi)
2012-02-09 23:18:47
この庭は規模も大きいし、なにかのびのびとした所を感じます。橋本関雪は大の動物好きで、この庭の中に随分ワイルドな種まで飼っていたようです。それで、あまり細かい事までは拘らなくなったのかもしれません。
私がこの庭を訪れて、数週間後に茶室が全焼したので、強く印象に残っています。
2010年の年末に周りから見ても、焦げた材木が庭の外側に積まれていて、ちょっと痛ましい印象を受けました。
こんばんは (Rio)
2012-02-10 00:51:11
表のバス停にはたくさんの人が並んでいるのに、
こちらの中は意外に空いていますよね^^

存古楼を裏側から見た風景、
これは私はあまり見た記憶がないので、ちょっと
新鮮な角度でした^^
次に訪れた際には、注意してみてみたいと思います。
Unknown (j-garden)
2012-02-10 10:18:03
この庭園、
華やかさはありませんが、
山奥を歩いているような、
独特な雰囲気がありますね。
以前訪れたことがありますが、
外の通りは観光客でごった返しているのに、
ここは別世界の静けさでした。
とても不思議な感覚だったのを覚えています。
数年前に、
茶室が焼失していまいましたね。
訪れて間もない頃だったので、
ニューズで聞いて、
たいへん驚きました。
RKROOMさんおはようございます (雪だるま)
2012-02-11 06:01:37
銀閣寺周辺も観光地化されていますが
意外なスポットが多いのも確かです
歩いて十分行ける距離に幾つかの名所がありますの
地図片手に歩いてみてはどうでしょう
kikouchiさんおはようございます (雪だるま)
2012-02-11 06:05:27
画家が地上に絵を描いたら
こういう庭と屋敷が出来上がった
そういう感じですね
こちらの庭園は宗教色なく
純粋に庭園美を味わう事が出来るのも良いです

茶室
焼失してしまいましたが
訪れた時にはようやく再建が始まっていました
建築用のシートは二階程度の高さまで覆われていたので
外構の感性は間近かという印象でした
今頃には取り外されているかもしれません
Rioさんおはようございます (雪だるま)
2012-02-11 06:07:43
表通りの人の往来の数と
こちらの庭の静かさがなんともギャップがあるんですよね
入場料の高さもあり
意外と静かに鑑賞できるのが好みです

裏側からの風景
こちらからの方が好きで
毎度撮っています

最初訪れた時
宴会か何かをしていて
一般人立ち入り禁止だったので
どこかそれでも撮れる角度は無いものかと
ぐるぐると回ったことを思い出しました
j-gardenさんおはようございます (雪だるま)
2012-02-11 06:11:24
周囲の喧騒が嘘のように
静かで落ち着いた庭園で
暫し、のんびりさせて頂きました

こちらの魅力
植治のように
宗教色無い純粋な美だけを追い求めた庭園でしょうね
おまけに静かに鑑賞できるとあっては
この界隈まで来たら
訪れずには居られません(笑


茶室
焼失してから約一年間は放置されてましたが
ようやく再建が始まってました
この時には、二階分の高さまで
建築用シートで覆われてまして
かなり建築が進んでいる様子でした
今頃はシートも外され
お目見えしてるかもしれません

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