雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

大河内山荘

2014年10月06日 | 京都散策
大河内傳次郎が
別荘として造営した回遊式庭園が存在する



大河内傅次郎が生涯をかけ
造園した庭園



造園の動機は
長期保存が難しい当時のフィルムに比べ
長く姿を留まらせる
庭園に美を感じたためとか



場所は
小倉百人一首にも登場する
小倉山の南東面



この屋敷には
当時
傅次郎と共演した
数多くの俳優陣が招かれたと伝えられている



高峰秀子
片岡千恵蔵
山田五十鈴
京マチ子といった面々だったとか



起伏に富み



複雑な地形を
独特の美意識で庭園へと造作した傅次郎



彼も見たであろう風景が
今でも此処にある


コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 梅小路蒸気機関車館 | トップ | 宝巌院 »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (halkyoto)
2014-10-06 05:59:01
嵐山のすぐ近くですね。京都は映画の撮影所がありますから、当時は俳優さんも招待しやすかったのかもしれませんね。
この別荘、いまはどなたが管理されているのでしょう?
返信する
Unknown (アンジェラおばさん)
2014-10-06 08:30:39
大俳優と呼ばれる人が
自費で古都京都の郊外に
これだけの広い土地を手に入れ
別荘を建て造園することができた
そういう時代だったのですね。

ため息が出ます。
返信する
Unknown (j-garden-hirasato)
2014-10-07 06:25:23
庭園巡りを始めたころに、
訪れました。
当時、全く知識がなく、
庭がある、というだけで訪れましたが、
スケールが大きく、
驚いたのを覚えています。
また、行きたくなりました。
返信する
halさんおはようございます (雪だるま)
2014-10-08 05:28:45
嵐山の代表的な風景
竹林の小径の先です
ここまで歩き
いつもこの別荘の坂を見ながら
通過するのですが
今回は立ち寄ってみました
返信する
アンジェラおばさんおはようございます (雪だるま)
2014-10-08 05:30:06
今では考えられないかもしれませんね
足の引っ張り合いが
今ほど盛んではなかったということでしょうね

こちらの庭園
その規模
造作振り等
どれをとっても稀代の作だと思います
返信する
j-gardenさんおはようございます (雪だるま)
2014-10-08 05:31:35
こちら
その規模、造作振りに驚かされますね
なんといっても
小山ひとつ別荘としているところが凄いです

昔の方々はこういうことを自然と出来た
羨ましくもあり
今の歪曲がつまらなくもあり、です
返信する
Unknown (kikouchi)
2014-10-14 22:52:23
こちらのお庭は好みの場所です。天竜寺見学のついで等にうってつけだと思います。スケールが大きくて、宗教色がないので、天竜寺の重い石庭を見た後の口直しの作用も期待できますね。
しかし、昔の役者はなかなか目のある人がいたのですね。趣味の良さも、大変なものです。
返信する
kikouchiさんおはようございます (雪だるま)
2014-10-15 05:29:37
宗教色のない
また、ひとつの丘を全部使った敷地内総庭園の様相
見学料を考えなければ
何度でも訪れたくなる場所です(笑

昔の役者
スケールが違いますよね
返信する

コメントを投稿

京都散策」カテゴリの最新記事