二つの悲劇が祭られた寺院
滝口寺は祇王寺のすぐ奥
祇王寺の入口から先ほんの5メートルも進めば佇んでいます
横笛に恋した斎藤時頼
叶わなかったその恋と横笛の悲しみ
山深み思い入りぬる柴の戸のまことの道に我れを導け
現代では滅亡した淡い切ない恋がまだあった時代のこと
嵯峨野は世をはかなんだ人々の隠棲の地
そこが滝口寺
本堂は静かにそんな地に佇んでいます
本堂には二度と会うことがなかった滝口入道と横笛の像が安置されています
長い年月を経て、ようやく巡り合ったふたつの像
本堂から嵯峨野の四季を眺めながら何を思う
入水したとも伝えられる横笛
彼女の悲劇を修行の糧として滝口入道は高僧へと位を上げます
源平時代の秘話でした
高野聖と賞された滝口入道
平家の滅亡を見届ける
かつての主筋である平重盛の嫡男
平維盛の入水自殺に立ち会うこととなります
その為滝口寺には平維盛を祀った小松堂が佇んでいる
悲劇の連鎖反応のような寺院
ここには、平家一門の供養塔もあります
ちょっと湿った記事になりましたので
話題を変え
帰り道、石段に猫が一匹
となりの祇王寺の「まろみ」ちゃんです
でも、祇王寺で出会うよりもこの滝口寺で出会うことのほうが多いです
人懐っこくて触ってあげると咽を鳴らして喜んでくれます
お顔も撮りたかったのですが眠たそうでしたので取止め
行かれた方はまろみちゃんを撫でてやってください
きっと喜びますので
滝口寺は祇王寺のすぐ奥
祇王寺の入口から先ほんの5メートルも進めば佇んでいます
横笛に恋した斎藤時頼
叶わなかったその恋と横笛の悲しみ
山深み思い入りぬる柴の戸のまことの道に我れを導け
現代では滅亡した淡い切ない恋がまだあった時代のこと
嵯峨野は世をはかなんだ人々の隠棲の地
そこが滝口寺
本堂は静かにそんな地に佇んでいます
本堂には二度と会うことがなかった滝口入道と横笛の像が安置されています
長い年月を経て、ようやく巡り合ったふたつの像
本堂から嵯峨野の四季を眺めながら何を思う
入水したとも伝えられる横笛
彼女の悲劇を修行の糧として滝口入道は高僧へと位を上げます
源平時代の秘話でした
高野聖と賞された滝口入道
平家の滅亡を見届ける
かつての主筋である平重盛の嫡男
平維盛の入水自殺に立ち会うこととなります
その為滝口寺には平維盛を祀った小松堂が佇んでいる
悲劇の連鎖反応のような寺院
ここには、平家一門の供養塔もあります
ちょっと湿った記事になりましたので
話題を変え
帰り道、石段に猫が一匹
となりの祇王寺の「まろみ」ちゃんです
でも、祇王寺で出会うよりもこの滝口寺で出会うことのほうが多いです
人懐っこくて触ってあげると咽を鳴らして喜んでくれます
お顔も撮りたかったのですが眠たそうでしたので取止め
行かれた方はまろみちゃんを撫でてやってください
きっと喜びますので
ふだん、何気なく通り過ぎてしまいそうな所などにも、
あまり知られていない過去の悲話などがあるのでしょう。
このような場所を、じっくりと歩いてみたいものです。
下から写した供養塔。
願いや思いの強さのようなものを感じます。
まろみちゃん、日向ぼっこですかね^^
寒い日に、部屋に差し込む陽だまりの中で猫のようになっている私みたいです(笑)
無防備な姿のまろみちゃん、気持ち良さそうね目を瞑っていたでしょうね~^^
可愛らしいです♪
それにしても毎回境内や庭園のお写真を
拝見して素敵に撮られてるなと感心して
しまいます。
先日高雄で撮ってて自分の未熟さを痛感
した次第で。。。
今秋は久々に嵯峨野散策できそうです♪
7月に祇王寺にお邪魔したときに別荘で苔の庭を眺めていましたよ
とてもおとなしいにゃんこちゃんでした。
今日滝口寺に行ってきました。
奥嵯峨野・嵐山紅葉も見頃でした。だけど人の多さにはゲンナリです。
どちらも悲劇が纏わる寺
叶わぬ恋と果たせなかった恋
どちらがより不幸か
二つの寺院は寄り添うようにあります
供養塔
実は思い悩んで撮影
横から撮ればありきたり
見上げれば逆光
ちょっと工夫しました
まろみちゃんは祇王寺と滝口寺をうろうろしています
滝口寺で見かけることもあれば
祇王寺で縁台に寝そべっていることもあったり
いつも出会えるわけではないので
つい撮ってしまいました
雪だるまの場合
人と違った写真が撮りたいとか
とても素晴らしい写真を撮りたいとか
そういうことを考えている訳ではなく
感じだままに撮影しているのですが...
その写真でお褒めの言葉を頂くと恐縮するやら何とやらです
嵯峨嵐山
いいですね
悠斗さんの写真楽しみに拝見させていただきます
きっと紅葉も進んでいて絶景が拝めたことでしょう
雪だるまは明日、京都へ出掛ける予定です
今回は東山界隈
天気もよさそうなので
秋の京都堪能出来そうです