雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

鴻池新田会所

2013年09月13日 | 大阪散策
この辺り一帯は
鴻池善右衛門宗利という
大阪の豪商によって開墾された土地だった



宝永元年に行われた河川工事で
周囲の川の水位が下がり
新開池という大きな池の周辺二百町歩あまりの土地の
開発権を鴻池善右衛門が譲り受けての
新田開発であったと云われている



開墾当初は1700石ほどの石高で
会所からみて北東の地域に入植したという



新田にある
田畑
水路
道路等の
維持管理を目的として



この建物が建てられたのは
宝永4年のことであったと記されている



会所の周囲には水路跡も残されている



都会の中にあり
これだけの面積を持つ会所が



今日まで残されていることに驚かされる



本屋
屋敷蔵
文書蔵
米蔵
道具蔵




当時の建物がそのまま残されており
在りし日の風景が見えてくるようである

























余談であるが
映画、るろうに剣心のロケ地なんだそうで
一枚目の写真の位置で
検察から解放された剣心を
雨の中、ヒロインのかおるが傘片手に待つシーンを撮影したそうだ

この記事を書いていて
偶然知った次第
コメント (8)
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