雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

福沢桃介記念館

2010年11月25日 | 長野散策
一河川一会社主義

   

という言葉が
彼の信条だった
日本の電力王と云われた
福沢桃介の言葉である

       

福沢錦の御眼鏡に叶い
次女と婚姻し
福沢諭吉の養子となった人物
しかし
将来の電力王の異名は彼自身が築いたものである

   

岩崎姓から福沢姓へと名字を変え
北海道炭礦汽船
王子製紙
と勤めたが
肺結核を患い
療養生活を送っている

   

病床にあって
株式投資を始め
巨万の富を手にした彼は

   

瀬戸鉱山
日清紡績
と、次々と会社を興し
木曽川の水利権も取得する

   

水利権を利用して
当時、火力発電が主力だった日本で
ダムを利用した水力発電を開始する

   

八百津発電所
大井発電所
落合発電所と
次々と発電所を設け

   

大同電力
東邦電力を設立
現の、関西電力と中部電力である

   

名実ともに
日本の電力王となった桃介が
過ごした別荘が今も残っている

続く
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする