アイドル感想・雑記・備忘録、１２／３０

　大晦日はご挨拶更新ということで、当ブログ的には今年最後の雑談といった感じで緩く更新してみたいと思います。

　コロナに終始した2020年。アイドル界も、2009年からのAKBを頂点としたアイドルブームがほぼ完全に終わった1年となった様に思う。もちろん、乃木坂や日向坂なんかは活躍しているのですが、あの頃の｢アイドル｣という感じの小公演やファンとの距離が濃密な感じとは少し違う感じがする。

　ここ数年はそういう流れが出てきてはいたものの、その動きは徐々にというものだった。それが、2020年にコロナによる握手会・公演・イベントの軒並み中止ということになって、金銭的な体力の厳しい所や握手会に過度に依存してしまっていたところが大きな影響を受けて話題を発信できなくなった。もちろん、その結果として退潮していくことになる。

　AKBは握手会が出来ない事から、春の1曲以降はシングルを出せないままに2020年を終える羽目になった。メンバー数が多いだけに、相当に厳しい状況だろうと思われる。

　乃木坂などの坂道系は無観客ライブの配信を行ったが、欅坂は改名することになったし乃木坂は白石さんの卒業で2トップが卒業という1年になった。こちらも来年以降は今までのような安泰という訳にはいかないのでは。

　日向坂は正式デビュー2年目でフレッシュということと、メンバーたちのバラエティ番組慣れからTV出演も多かった。今、勢いのあるアイドルと言えるだろう。でも、コロナが無かったらもっと突っ走っていただろう事を思えばついてないとも言えそうです。

　アイドルの需要自体はなくなることはないでしょうが、大きく増える事も今のところは無さそうだと思えます。その小さくなったパイは、それほど多くのアイドルを食わせていけそうにもない。来年はますます淘汰されていく1年になるのではないだろうか。