ハローお馬ちゃん

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何故盛り上がりに欠けるのか

2024-10-31 | スポーツ

 米大リーグのワールドシリーズは、第4戦でヤンキースが一矢を報いたものの、ドジャースが3勝1敗とチャンピオンに王手を掛けている。ドジャースには大谷・山本といった日本でもスターだった選手たちがメジャーでも主力で大活躍しているだけに、日本でも大盛り上がりだ。

 そんなワールドシリーズと全く同じスケジュールで、日本シリーズがひっそりと開催中。同時間帯にワールドシリーズの再放送を流されて、そちらの方が視聴率が良かった日もあるというのはちょっと寂しい。何故そんなことになってしまったのだろうか。まず国民的大スターの大谷人気には勝てないというのが全てだとは思う。でもそれでは分析にはならないので、もう少し考えさせてほしい。

 ソフトバンク対DeNAというカードは、ドジャース対ヤンキースというカードに比べてどちらが勝つかという面で興味を持ちづらい。どうせソフトバンクが勝つんでしょいう先入観を、日本のプロ野球ファンの多くが持っているのではないだろうか。それが両チームのファンの数とか以前に、それ以外の日本プロ野球のファンが関心を持ちにくい原因の一番だと思う。

 第1戦、第2戦ともに早々にソフトバンクが複数点を先取してそのまま勝っている。どうせ負けると思っているチームが、早々に負けパターンに入っては途中離脱する人も多かっただろう。いきなりのソフトバンク2連勝で、せめてDeNAが1勝ぐらいできるのかというぐらいが見どころだと多くの人が思った。だから盛り上がらない。

 だが、この2試合ともに終わってみればそれなりの接戦になっているし、福岡に舞台を移しての第4戦・第5戦は投手力が勝ってDeNAが連勝して2勝2敗のタイとなっている。十分互角に戦えているのだが、それでも試合を見ている間中ずっと「どうせソフトバンクが勝つんでしょ」という印象ばかりがあってみていて没入できないまだ印象が強い。

 セリーグのクライマックスシリーズの時もそうだったが、DeNAはシーズン中にないほどの堅守を見せた時には強い。守備で勝っているぐらいだ。日本シリーズでは強い時の堅守が続いている。ただ、巨人とのシリーズでもそうだったが、そろそろいい緊張感も限界な感じに思う。エラー連発で連敗しそうな予感があるが、あと最大3試合ですべてが決まる。

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過去の場合は

2024-10-30 | ニュース

 総選挙が終わって、次は首班指名の話題となっている。党同士での会談も終わっていないからか、どこも旗色は定まっていない。このままならば、第1党である自民党の石破総裁が指名されることになる。まだ、10日ぐらいあるのでその間にどのような展開になるのかは不明だが、誰に決まろうと予算編成は困難を極めることになるだろうし、補正予算等は論外になる。また、外交問題にしても国を揺るがせるような大事に対する対応も大混乱となるに違いない。

 こういう事態に戦後2回なっていて、いずれもその不安定な状況を打破するために大きな動きがあった。最初は、1954年の日本民主党の鳩山内閣の時で、当時は老舗の自由党と日本民主党の保守2大政党と左右の社会党の時代であった。第1党の自由党の吉田茂首相が辞したので、第2党の鳩山一郎氏が首相に指名されたという流れ。翌年に解散して勝利して第1党となり首相に再任されたが、過半数には49議席足らず政権運営は難しいものとなった。

 1951年に講和条約がようやく結ばれ、1953年まで朝鮮戦争が行われていたという時期で、これから独立国としての日本として日米安保条約の締結に向かうという状況なので、こういう政治の不安定さは許されない。という事で、1955年に自由党と民主党が合流して自由民主党が誕生した。だから55年体制ということだ。

 次は、1994年の新生党の羽田内閣。自民党を下野させた野党連合も党が分裂したりでまとまりを欠き、シンボルであった細川内閣も政治資金疑惑や増税発言ですっかり支持を失って大混乱の上で辞職に追い込まれた。そこで、非自民・非共産の与党連合から首相に指名されたのが羽田孜氏であった。首班指名を受けたものの、与党各党の議員数はどこも決め手を持つほど多くはなく悪い意味で拮抗していたために混乱した。

 首班指名の翌日に日本社会党が与党を離脱するという無責任な決定で、早々に何も決められない少数与党となってしまった。前の細川内閣の混乱で、内閣ができた4月でも予算すらまだ通っていないという醜態。暫定予算で何とかしている間に国会の会期ギリギリで妥協して予算だけは通過させられた。この後、内閣不信任案を提出の動きがあり、可決不可避という状況になって解散を選ばずに総辞職した。

 そのあとは、ご存じの通り自民党と社会党とさきがけの3党による村山内閣が誕生することになる。安定はしたが、これで良かったのか。中選挙区によって、1党で過半数を占めることが困難な状況は今回の様な不安定な政治状況を招くという事で、自民党と社会党に有利な小選挙区制が導入されることになった。これもよかったのだろうか。そういう意味でも罪深い羽田政権ではあった。

 今回の少数与党が、次に何を生み出すのだろうか。それは、予算編成がどう進んでいくのかで明らかになるだろう。しかし、歴史を見れば必ず大きな動きに繋がっていくのは間違いなさそうだ。

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一旦上がったものは

2024-10-29 | ニュース

 選挙が終わったもののまだまだ一波乱ありそうな状況ですが、あと2か月となった今年と年末ムードが徐々に高まってくる。そんな中で、問題はコメの高止まりだ。あのコメ不足報道に煽られて、スーパーから米が消えて値段も2倍まではいかないもののそれに近い値上がりをした。最近では、コメの品ぞろえはあるのですが、値段の方が最高値よりはましなものの高止まったままだ。米の今年の作柄はまずまず良いとのことなので、下がってきてもいいはずなのですがそうはなっていない。

 確かに米は重く、運送業の残業規制等で運送料的には値上げをしなければ割に合わないとは思う。その辺の転嫁という面はあるだろう。5年ぐらい前に米の値段が下がり過ぎてしまって、これでは農家なり農協的に苦しいという面もあったろう。だから、今年のようなケースで上げてしまってそのままある程度の段階で落ち着かせたいというのが本音のところではないだろうか。

 だが、若い人はそうでもないのでしょうが、歳を重ねた人たちにとっては米は欠かせない。価格の急激な上昇も気持ち的にしんどくなってしまう。全体としてのコメの消費量は下がる一方ですが、こんな値上げが繰り返されているとコメの消費がさらに下がってしまうのではないだろうか。食糧自給率を考えると、あまり米の消費を落としてしまうのは得策ではないはず。

 ガソリンや電気・ガスほどではないが、米も大切な根幹だと私は思います。国としての対策があっていいのではないでしょうか。それどころじゃないのでしょうが。

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あまりにも絶妙な結果

2024-10-28 | ニュース

 総選挙の投開票が行われ、自公与党は過半数を割り込んだ。パーティ券や統一教会の報道キャンペーンの影響もあったのでしょうが、基礎票となっていたはずの保守層が今の自民党に愛想をつかしたのも大きかったのではないだろうか。そもそも、岸田首相時に内閣支持率が政党支持率と乖離していたということが保守層に嫌われていた証拠であるはずなのに、さらに嫌われている石破氏を首相にしてしまって解散するとは狂気の沙汰としか思えません。負けるべくして負けたということではないでしょうか。

 もっとも安倍政権の時の総選挙が勝ちすぎなのであって、その勝因が民主党政権への嫌悪と安倍さん個人の人気であったものを自民党人気だと思い込んでいたという、特に自民のリベラル的と呼ばれている岸田氏や石破首相たちの思惑は甘すぎた。選挙は負けたが、今のところ石破総裁や幹事長は辞める気はないようだ。政敵の安倍派は粉砕して党内の敵対勢力はもういないから、こんなふざけたことを言っていられるのだろう。

 公明党は、あまりにも与党化したことで自民党と一体とみられてしまい、公明の野党的な部分に期待して投票してきた票が減った。また、統一教会の一連の報道はどの宗教にも全般的にダメージを与えていて、無理な信者集めや離脱阻止もできなくなっている。またどの宗教の信者も高齢化が進んでいるようだ。同様に執拗な投票依頼も難しくなった。大阪では、大阪都構想住民投票法案提出の際の約束で公明の立候補選挙区に維新が立っていなかったものが、今回は維新に候補者を立てられて小選挙区で全滅したのが堪えている。

 立憲民主党は議席数を大きく伸ばしたものの、あの悪夢の民主党政権が誕生した時ほどには勝てず、盟友の共産党は議席を落としている。彼らはまだ無条件で政権を与えられるほどには信用されていないのだと思う。

 とはいうものの、いわゆる「公認外し」で無所属になって出馬した人や、本当に無所属で出馬していた保守系の人の当選者が何人か入党すると、過半数には届かないもののどこか中道野党の1党を加えれば過半数には届くという絶妙な議席数。野党として集計されているものの、共産党が加わったなら絶対に連立はしないという政党も複数あって、野党だけの連合政権が成立するのも難しいという絶妙さだ。

 かつての自社政権の様に、自公と立憲が連立内閣という事もありうるし、自公に国民か維新が加わっての連立もありうる。立憲と連立ならば野田首相再登板で、維新か国民と連立ならば石破首相続投か。今の自民党は半分野党の様な政策だから、どこと組んでも大して変わり映えはしないだろう。それで政治の不安定化となれば、次の総選挙で大きく動くに違いない。

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競馬歴38年男の懺悔、天皇賞秋

2024-10-27 | 競馬

 午前中までは好天も、午後からは曇り空に。気温の方もあまり変わらず。秋らしい一日でした。

  東京

   11R 天皇賞秋

 ホウオウビスケッツがハナへ。スローな流れで一団の馬群。そのまま4角直線へ。

 直線、ホウオウビスケッツが粘る。直線3番手だったリバティアイランドが、2番手に上がろうかと思った刹那、ズルズルと後退。ホウオウビスケッツがさらに粘るところを、直線入り口で後ろから2番手だったドウデュースが大外一気の豪脚で差し切って完勝のゴールイン。2着にはじりじり伸びてきたタスティエーラが入った。

 先週の菊花賞ではダービー馬が連を外れる敗戦だったが、今週はダービー馬が1・2着を占める。2着のタスティエーラは+18㎏だったが、これは先週のダービー馬ダノンデサイルと同じという因縁も。松山騎手は皐月賞2着になってダービーで乗り替わられた無念を少しは晴らせたか。

 ドウデュースは勝つときは本当に強い。上がり32.5という圧倒的な末脚には脱帽しかありません。リバティアイランドは、言われていた血統的な不安がもろに出たのかもしれません。

 予想は、大ハズレ。

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- 今週の収支  購入 600  払戻  0円 通算 14,490円のマイナス

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 来週は日本ではGⅠの谷間ですが、アメリカでブリーダーズカップが開催。今年も勝ち負けできるのか。

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