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ぶらり信兵衛 -道場破り-

2017-11-09 | テレビ番組

 CSの無料開放日には、音楽だけでなくドラマや映画にドキュメンタリーとかアニメと、タイトルに(無)が付いているあらゆる分野の番組を無料で見ることができます。そんな中に「ぶらり信兵衛 -道場破り-」の文字があった。40年以上前のドラマですが、当時も好きだったし何度もされた再放送でもよく見ていたドラマでした。原作は山本周五郎さんの短編。ちょうど見れた1・2回は倉本聰さんの脚本とこういう人情ものは鉄板だ。

 高橋英樹さんの代表作と言えば、「桃太郎侍」や「遠山の金さん」になるとは思うのですが、個人的にはこの「ぶらり信兵衛 -道場破り-」だと思います。後年バラエティ番組で活躍することにもなる、コメディ向きの明るさが存分に発揮されていますから。

 道場破りで生計を立てる高橋英樹さん演じる「先生」と長屋の住人との人情劇なのですが、何といってもこのドラマの一番の見どころは登場人物たちの会話です。ほとんど江戸落語のようにテンポよく飛び交う会話は、芸達者な役者さんや芸人さんが起用されているのもあって生きた会話になっている。毎回大物ゲストが出演していますが、レギュラーに劣らぬ芸達者なので雰囲気を壊すことはない。

 日曜日にCSで一挙放送という事で、1~5回が無料。最近はBSや旧UHF局でかなり古い時代劇の再放送をやっていますが、必殺シリーズなどの一部を除けばやはりテンポが古かったりして見るのが辛くなったりします。しかし、この「ぶらり信兵衛」は、初回の最初のシーンから登場人物たちの落語のような会話で、いきなり惹きつけられました。またどこかの無料chで再放送が見られたらいいなと思います。

 このドラマと同じで、演者のテンポある会話が魅力だったのが、藤竜也&沖雅也さんの「大追跡」の中盤以降。これもとにかく面白くて、この2本のドラマが私の中では印象が強い。

 「ぶらり信兵衛」は半年の予定が好評で1年に延長されたのだそう。最終回のオチからは続編を作ってもよかったはずだけど、結局作られることはありませんでした。多分、江戸っ子の会話をやれる芸達者が揃えられなかったのかなと思ったりする。そういえば、「大追跡」も続編があってもいいはずだったけど続編は作られなかったな。こちらは、沖雅也さん主演の「俺たちは天使だ」という形では見られましたけど…。

 

 

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