10日、東京都のコロナ感染者数が久しぶりに前週比で少なかった。ニュースでは、減った事には一応事実だけ伝えて重症患者が最多になった事をことさらに伝えていた。
私はいつも言っているが、感染者数の増加に必要以上の意味があるとは思っていません。だから、今回も減った事自体に一喜一憂するつもりはありません。感染者の増加に比べれば驚くほどに重症者や死亡者の伸びは鈍いが、それでも重症患者が増えているのは残念な事だと思っている。
しかし、マスコミのこのニュースの扱い方には呆れてばかりです。増えた時にはニュース速報の字幕が踊るが、減った時は…。アナウンサーの表情も、前週比で増加する日の連続しているのが途絶えた事に、心なしか気抜けしているように見える。そして、減った事よりも重症患者数が最多になったことばかりを繰り返す。
何等かあの理由があってたまたま1日だけ減ったのかもしれなくても、本当なら日本にとってはいい事なのだから、減った事を少しぐらいはいいニュースとして伝えられないのだろうか。手放しで歓喜している場合ではないのは承知だが、どうなんだろうか。
たとえ、感染者が数万人にまで増えて医療崩壊すると自分たちが報じているとはいえ、自分たちの思い通りにならないといいニュースでも喜ばない。悪い方向に進んだ時には張り切っているように見える。そんなのだから、心配している体で報じているが国の事なんて何も考えていない。ただ自民政権批判したいだけだと思われているし、反日だとか言われてしまうのではないだろうか。
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