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パラ見ていて思った事徒然

2021-08-31 | 日記・エッセイ・コラム

 パラリンピックが開催中です。なんだかんだ反対派が言っていましたが、始まってみればつつがなく進行しているのはさすが日本といったところでしょう。

 私にはオリンピックでの視聴習慣からか、NHKでは五輪と同じように連日朝から晩まで中継しているのを見ることも多い。そんな私が見ていて思った事を徒然に書いてみたいと思います。

 まず見ていて思うのは、勝ち負けよりも大事なものを感じる事です。もちろん、日本選手が勝ってくれた方がいいので応援もしますが、じゃあ相手に負けろとかいうのは一切なくて、日本が勝てばうれしいが負けても相手が良くやったなと素直に思っている。

 これは偽善とかではなくて、本心からそう思う。理由は、各選手のハンディキャップの度合いはいくら事前の判定があろうともいくらかは違うものなのだから、クラス分けされていても記録や順位をつけるのは意味があるようであまり無いと思っているからです。単純に凄いなと思って見てます。

 柔道とかは銅メダルがやっとというのが、何か奇異に感じる方もおられるかもしれませんが、パラの柔道は組み合ってから試合開始なので対格差がもろに出て日本選手には厳しい感じだからだと思いました。

 陸上の場合は、目の不自由な選手に「ガイド」が伴走して一緒に競技するのですが、選手以上の競技の実力が求められるので大変だと思いました。メダル争いをするならば、普段からレベルの高いガイドと連日練習が必要なので大変だと思う。

 今回は、東京大会なので色んな意味で今回限りの補助金や、高レベルのガイドが協力して強化にあたってきたのだろうと勝手に感動してみていました。選手だけでなく、ガイドやスタッフも大変だったのだろうなと思わされることが多い。もちろん、他の競技もそうに違いない。単に競技だけじゃないのがパラなのだろう。

 日曜日までパラリンピックは続きます。ずっと見続けなくてもいいので、勝ち負け以外のものを感じるスポーツをみてみては如何だろうか。

コメント
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