オリンピックも後半戦に入り、さすがに毎日のように金メダルのニュースという訳にはいかなくなりました。それでも、日本のメダル獲得のニュースで毎日沸き立っています。
そんな中で、日本でのコロナ感染者数は連日のように増えています。ただ、65歳以上の方へのワクチン接種がある程度進みつつあるからか、老人の感染者や重症者は感染者数の伸びのようには増えていません。ですから、重症者や死亡者も感染者の伸びの様な増加は今のところしていない。だからなのか、マスコミは中等症の患者が増えていると、すぐにでも医療崩壊するかのような匂わせ情報で危機を煽っている。
そして、またまた一部地域で緊急事態宣言が月曜から発令された。だが、国民の反応は薄く、日常に特に変わりは見られない。
それは、メディアが言うほどには、コロナに罹ったところで、多くの割合の人が重症化したり死亡するわけではないという事が知られてきた事。ワクチン接種が地味に進んでいて、これがさらに進んでいくことによって最悪の危機は避けられそうに思える事があるのだろう。
そして、何度も緊急事態宣言が出されることで、それへの効果への疑念が国民に広く持たれるようになってしまったりもして、危機感がマヒしてしまったのが大きいだろう。王様の耳はロバの耳の寓話と同じだ。
本当に危機だから出されるのではなくて、後から何もしていないと批判されるから出したアリバイの様な宣言だから国民に相手にされていない。以前の気象警報みたいなものなので、誰も避難しない警報になってしまったのだろう。