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…と聞けば嫌がらせ

2020-01-21 | ニュース

 ハリー・ハリス駐韓アメリカ大使への韓国民の批判が大きくなっているというニュースがあった。まずは、文大統領が韓国人観光客の北朝鮮訪問を提案したところ、米大使がこういうナイーヴな計画については誤解を招かないように共同作業部会に計ってからにすべきだという発言があり、韓国大統領府は大使が韓国大統領の発言にコメントするのは不適切と非難した。

 また、米大使の口ひげが植民地時代の総督を思い起こさせるとして非難の声が上がっている。記者会見で問われた大使は、「歴史的な反感がある事は理解しているが、私は駐韓日米大使ではなく駐韓米大使だ」と述べた。実際問題、どちらもどうでもいい事だし、時に口ひげについては完全にいちゃもんでしかない。

 そもそも、米韓関係はアメリカだけが強大な頃は政治的にはアメリカべったりであったが、朝鮮戦争の記憶や基地もあり反米的な空気はあった。しかし、北朝鮮との緊張もあって反米的な空気は限定的とも言えた。それが、東西冷戦も終わり中国の影響力が増すにつれて微妙に空気は変わっていったようにみえます。

 そして、2019年の米朝対話で韓国がかやの外にされたり、日韓関係で韓国の味方になって日本に圧力を掛けると思っていたアメリカが静観したことへの反発…なんかもあって反米意識は強くなる事はあっても弱くなる状況ではなかったろう。日本の左翼の人たちみたいな感じだ。

 それでも、口ひげにまでいちゃもんを付け始めたのは、大使の母親が日本人だからという事に他ならないだろう。しかし、大使はアメリカ生まれのアメリカ人だけに日本人相手みたいな嫌がらせは通じなかったというのが今回のニュースなのだろう。今後も大使は執拗な嫌がらせにも似たいちゃもんを付けられ続けるだろう。そして、今回のように怒ることもなくまともに相手にされないに違いない。

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