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白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

今季最高のタカ渡り

2016年09月30日 | 
久しぶりに晴れて、風も北からの追い風でタカの渡りには絶好の条件が揃った。

金沢市郊外の観察ポイントには10数名の鳥マニアが集まって空を眺める。
10時過ぎから、サシバのタカ柱が何度か見られるようになって、正午までにハチクマ、小型タカを含めて250羽をカウントした。これだけでも、今季初めての数なのにその後、幾つかのタカ柱が見られて、12時40分には30数羽のサシバがほとんどダンゴ状態で上空を通過した。

午後1時に観察を終了したが、総数は337羽となった。
こんなことがあるから、タカ渡りの観察は止められない。

水量多くて鳥は少なめ

2016年07月16日 | 
毎月行っている犀川上流野鳥調査は小学生2名も参加して12名の賑やかなグループとなった。昨夜の雨で犀川の河原は急流にすっかり覆われてシギ、チドリは見られず、サギ類とカワセミが顔を見せる程度だった。


緑陰に入ると川面を渡る風は涼しく、ほっと息ずく。


貝殻橋直下のなめ岩は川幅一杯に水に覆われて、いつもの様子とは全く異なる。



夕方には、サッカー観戦。
ツエーゲン金沢は対モンテディオ山形に1-0で勝利した。サポーターの歓呼に応える選手たち、まだ最下位から抜けられないが、下位数チームはだんご状態、これから上昇機運に乗れるかな。





犀川上流野鳥調査

2016年06月18日 | 
毎月行っている、法島の石川こども交流センターから犀川上流の貝殻橋までの野鳥調査、今日の調査員は10名でした。
歩き始めてすぐイソシギが見られ、間もなくイカルチドリもカウント、コチドリもいた。
キジが鳴き、オオヨシキリの声も下流に比べて格段に多い。
日差しは強く、木陰に入ると涼風を受けて、ホッとする。


昨日から解禁のアユ漁、釣り人は多いが、釣り上げて魚籠にアユを入れる様子はほとんど見られない。


畑仕事と鳥見

2016年04月11日 | 
畑の土を掘り起こし、じゃがいもを植え付けた。
鍬入れを始めると直ぐに、ヒッヒッと特徴あるジョウビタキの鳴き声が聞こえて来た。手を止めると直ぐ近くまで来て、顔を出したばかりの餌に飛び付いていた。
畑は海浜に近いので、イソヒヨドリがしきりに鳴いていて、ツグミ、メジロも近くの木に止まってくれる。
鳥を見るために遠くへ出かけなくても、畑仕事をしていれば充分見られるものだなと、あらためて思い知らされた。



とは言え、汗をかいたので白山麓の温泉へ行こうと山へ向かった。
河内辺りでは、まだ桜も見られる。コーヒーを沸かし一服。その後、湯に浸かって来た。


海鳥の探鳥会

2016年03月20日 | 
加賀市片野海岸で行われる探鳥会は、この時期、海鳥のアビやシロエリオオハムが日本海に集結するので、比較的近い距離で大きな群れを観察でき、興味深い。
今年は、特にウミスズメが数百羽、群れになって海上に浮かんでいて、時々飛び立ったりする様子が観察された。


近くの松林にハヤブサが止まり、あたりを見張っていた。



ガンカモ調査のおまけ

2016年01月11日 | 
毎年成人の日に行われるガンカモ調査は、大概気象条件が悪く、雪が積もる、風雪が吹き付けるなど、つらいイメージしか沸かない。日本野鳥の会石川では会員が石川県内の各地に散らばって一斉にガンカモ類の生息数をカウントした。
今年は、小雨が降って、風は弱かったが、気温は1℃と寒かった。
調査を担当している邑知潟に昨年暮れから、珍しいサカツラガンが1羽入っていて、運よく調査を開始する前に見付けることができた。
コハクチョウの群れと一緒に行動していて、すっかり仲間に同化している様子、きれいな個体だった。


犀川の野鳥調査

2015年11月21日 | 
月に1度、金沢市内を流れる犀川の野鳥をカウントしている。

法島から貝殻橋までの約2㎞間を歩いて観察された野鳥の種類と数を記録する。
イカルチドリ、カワガラス、カワアイサ、アトリ、カワラヒワなどこの辺りまで来ると種類も多くなる。



産卵を終えたシャケが川床に打ち寄せられている。朝早いので、まだ、きれいな姿だが、間もなくカラスやトビ、セグロカモメの餌食になるだろう。

森の中で

2015年11月15日 | 
金沢マラソンとかで、街中は交通規制や人出で、さぞや騒がしいだろうと、静かな公園に立ち寄ったら、望遠レンズを構えた鳥屋が数人たむろしていた。

オジロビタキがいるらしい。よく動き回るので撮りづらいが、しばらく鳥の写真を撮っていないので、アップしてみるか。


タカ渡りのメッカ・白樺峠

2015年09月22日 | 
長野県松本市、乗鞍岳の東に位置する白樺峠は、タカ渡りが観察される個所として有名だ。
これまで何度か訪れたが、今回は実に5年ぶりになる。

21日(月)朝9時過ぎに家を出て、途中道の駅などでゆっくり休憩を取りながら、午後2時過頃に白樺峠の駐車場に着いた。コーヒーを沸かして、一休みした後、タカ見の広場へ行った。
観光バスで来た団体に、丸太の椅子はすっかり占領されて、カメラの砲列に人の入り込む余地もなかった。

翌22日に広場の掲示板を見てびっくりした。この日、2800羽のタカが飛んだという。
こんなことなら、朝早く出発して、午前中から見るべきだった。



22日は朝5時に起床、コッヘルでご飯を炊き、みそ汁をいただき、コーヒーを飲んで、7時にタカ見広場に陣取った。9時頃までは雲が低く、タカは頭上に現れたが雲の間に入って隠れる場面もあった。
次から次と通過する、サシバやハチクマに退屈はしなかった。



午後は金沢から来た友人たちと合流して観察を続けたが、午前中とは打って変わって、遠く松本平からサシバなど10数羽のタカ柱が沸いて来て、前方の谷間を流れて行った。

午後1時半に広場を離れ、帰路に付いた。



墓場の出会い

2015年09月12日 | 
金沢市郊外にある墓地公園で、年に一度、あるいは半年ぶりで鳥仲間が顔を合わせて、互いの無事を喜んでいる。

久しぶりに見る青空、北から南に吹き抜ける風、今日はタカの渡りが期待されるとの予想通り、70数羽が観察された。お昼近くには5,6羽から10数羽のタカ柱も見られて、この個所での観察初日にしては幸先良しと言える。




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