先週の土曜日、11月8日に東京都西東京市にて藤子不二雄ファンサークル「ネオ・ユートピア」による第11回NU藤子アニメ上映会が開かれた。
第11回と言うからにはこれまですでに10回開催されてきたわけだが、私は残念ながら前回にあたる第10回はスケジュールの都合が付かなくて参加できなかった。だから、私にとっては今回の第11回はずいぶん久しぶりに感じた。
今回も、上映作品は期待に違わず興味深いものが多かったが、中でも『オバケのQ太郎』を、白黒・新・シンエイ版と3作続けて上映するという趣向は面白かった。いっその事3作全て同じ原作を使った作品を上映したらもっと面白いんじゃないかと思ってしまったが、はたして3作のアニメ全てでアニメ化された原作があるのかどうかは確認していません。どのシリーズも話数は多いから、あっても不思議ではないが。
そのオバQ3作のうち、最も興味深く観たのは、白黒版の「コレクションの巻」だった。この話、『月刊アニメージュ』1980年9月号の藤子アニメ特集で、藤子先生ご自身が「私の好きな作品」として挙げていたので、以前から気になっていたのだ。実際に観てみると、時代を考えるとテンポもよくて、面白い一編だった。あと、野沢雅子さんの声の変わらなさは異常。
そして、今回の「目玉」と言うべき作品だったのが『シスコン王子』の第1話。これまでは、「『オバQ』よりも早く放映された人形アニメーションで、どうやらカラー作品らしい」と言うことしかわかっておらず、まさに「幻の作品」だった。
これまで、わずかに見ることが出来た画面写真などで判断する限り、人形のキャラクターの顔は藤子キャラとはかけ離れていたので、「どうせアニメ本編も原作とはかけ離れていて、せいぜいキャラの名前が一緒になっている程度だろう」と思っていたが、実際には原作で描かれたエース王国の設定をアニメでもちゃんと使っており、全体として原作の設定にかなり忠実な作品で、驚いてしまった。
こうなると、第2話以降がどのような作品になっているのかも、非常に興味がわいてきた。はたして、原作のようにイーグル族と闇の三戦士が登場するのだろうか。実に気になる。
『オバQ』3作品と『シスコン王子』以外にも面白い作品が目白押しだったが、ここではどこまで書いていいか判断が付かないので、上映作品についての感想はここまでとしておく。
上映会の後は、17時より同じ建物内で懇親会が行われた。
こちらも盛況で、昔から知っている人から初めて会う人まで、多数の人と藤子作品について語ることが出来て、非常に貴重な時間だった。
と、言っても、そもそも私は人見知りで、なかなか知らない人には話しかけられない性格(その相手が、藤子不二雄という共通の趣味を持っているとわかっていても)なのだ。そんな私が比較的多くの人と話が出来たのは、某さんが「あの人にも声をかけてみませんか」と、私を誘って知らない人に話しかけてくれたおかげだ。私一人だったら、なかなか他の人に声をかけられなかっただろう。
さらに、某さんには、漫画家のMoo.念平先生とのツーショット写真も撮っていただいた。ツーショットといっても、普通に並んで写っているのではなく、なぜか私がMoo先生に技をかけられているという状況で、普通の写真よりさらに貴重なものになっている。とにかく、某さんには色々とお世話になって、感謝してもしきれないくらいだ。
Moo.念平先生に技をかけられる私の図
と、言うわけで非常に楽しい一日だった。この日お世話になったNUスタッフの皆様および、上映会に参加された皆様、本当にありがとうございました。
第11回と言うからにはこれまですでに10回開催されてきたわけだが、私は残念ながら前回にあたる第10回はスケジュールの都合が付かなくて参加できなかった。だから、私にとっては今回の第11回はずいぶん久しぶりに感じた。
今回も、上映作品は期待に違わず興味深いものが多かったが、中でも『オバケのQ太郎』を、白黒・新・シンエイ版と3作続けて上映するという趣向は面白かった。いっその事3作全て同じ原作を使った作品を上映したらもっと面白いんじゃないかと思ってしまったが、はたして3作のアニメ全てでアニメ化された原作があるのかどうかは確認していません。どのシリーズも話数は多いから、あっても不思議ではないが。
そのオバQ3作のうち、最も興味深く観たのは、白黒版の「コレクションの巻」だった。この話、『月刊アニメージュ』1980年9月号の藤子アニメ特集で、藤子先生ご自身が「私の好きな作品」として挙げていたので、以前から気になっていたのだ。実際に観てみると、時代を考えるとテンポもよくて、面白い一編だった。あと、野沢雅子さんの声の変わらなさは異常。
そして、今回の「目玉」と言うべき作品だったのが『シスコン王子』の第1話。これまでは、「『オバQ』よりも早く放映された人形アニメーションで、どうやらカラー作品らしい」と言うことしかわかっておらず、まさに「幻の作品」だった。
これまで、わずかに見ることが出来た画面写真などで判断する限り、人形のキャラクターの顔は藤子キャラとはかけ離れていたので、「どうせアニメ本編も原作とはかけ離れていて、せいぜいキャラの名前が一緒になっている程度だろう」と思っていたが、実際には原作で描かれたエース王国の設定をアニメでもちゃんと使っており、全体として原作の設定にかなり忠実な作品で、驚いてしまった。
こうなると、第2話以降がどのような作品になっているのかも、非常に興味がわいてきた。はたして、原作のようにイーグル族と闇の三戦士が登場するのだろうか。実に気になる。
『オバQ』3作品と『シスコン王子』以外にも面白い作品が目白押しだったが、ここではどこまで書いていいか判断が付かないので、上映作品についての感想はここまでとしておく。
上映会の後は、17時より同じ建物内で懇親会が行われた。
こちらも盛況で、昔から知っている人から初めて会う人まで、多数の人と藤子作品について語ることが出来て、非常に貴重な時間だった。
と、言っても、そもそも私は人見知りで、なかなか知らない人には話しかけられない性格(その相手が、藤子不二雄という共通の趣味を持っているとわかっていても)なのだ。そんな私が比較的多くの人と話が出来たのは、某さんが「あの人にも声をかけてみませんか」と、私を誘って知らない人に話しかけてくれたおかげだ。私一人だったら、なかなか他の人に声をかけられなかっただろう。
さらに、某さんには、漫画家のMoo.念平先生とのツーショット写真も撮っていただいた。ツーショットといっても、普通に並んで写っているのではなく、なぜか私がMoo先生に技をかけられているという状況で、普通の写真よりさらに貴重なものになっている。とにかく、某さんには色々とお世話になって、感謝してもしきれないくらいだ。
Moo.念平先生に技をかけられる私の図
と、言うわけで非常に楽しい一日だった。この日お世話になったNUスタッフの皆様および、上映会に参加された皆様、本当にありがとうございました。
楽しんでいただけて良かったです。
バタバタしていてあまりお話できませんでしたが、またの機会には熱い藤子話を聴かせてください。
お返事が非常に遅くなってしまい、失礼しました。
今回は当日帰宅のため2次会の途中で抜けてしまいましたが、また次の機会にはよろしくお願いします。