ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

鍋倉山の紅葉

2013-11-03 08:47:13 | Weblog

 色染めし椈紅葉の茶屋の池

 以前から欲かった「ニコンのD610」をやっとの思いで購入した。初撮りのため鍋倉高原へ紅葉を撮りに出かけた。一昨日は大げさのようですが、私を待っていてくれたかのように、紅葉のさかりで、秋晴れの映えた最高の日だった。カメラを抱えた沢山の人達が見えていた。茶屋池を撮ろうと池の端へ行くと、湖面に少し風があり、波がかかり紅葉が写っていなかったので風が止むかもしれないと期待しながら、池の端で腰をおろし、紅葉の様子を俳句にしようと句帳を膝の上に置き句の世界へ入り始めた頃、気が付くと、幸運にも北風がピタリと止んだ。チャンス到来と思い慌ててシャッターを切った。素人の写真なので偶然だと思いますが、今迄の「D60」より奇麗に撮れたと思う。普段は歩いていて偶然を捜しながらの写真ですので、コンパクトカメラCOOLPIXを持ち歩いている。やはり画素数の少ないためか撮れる色がいまいち冴えない。

紅葉の鍋倉を指す一会人

 

 

 

鍋倉高原へ来るたびに肝心のシンボル「鍋倉山」はどれだろうと思い思いいまだ分からないでいましたが、茶屋池からの帰りに車を止め、辺りの山を撮っていますと、気が付くと傍に団塊を少し過ぎた年頃の御夫婦と会いましたので挨拶を交す「どちらからですか」と聞くと隣の上越市からだと言っていた。この御夫婦は毎年紅葉の鍋倉高原に写真を撮りに来ると言うので、この機会にと思いたち、「私も毎年のように来ていますが、いまだ鍋倉山を知らないんですよ」と言うと、御主人は目の前の山を指差してあの奥山が「鍋倉山」で手前の山は「黒鍋山」ですよと教えて下さった。何時も写真にしている山が「鍋倉山」と分かり今迄のもやもやがスッキリとした。

 

 

 咲くやふに紅葉の色置く山路

静かなる時過ごしつつ秋燃ゆる