はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

玄関網戸

2007年07月31日 00時44分04秒 | 古民家再生
ふっふっふ。

棟梁に頼んでいた玄関の網戸です。手間がかからないよう固定式でお願いしていたのですが、可動式になっています。嬉しいですね~。

そういえば、高価であきらめた風呂のワンタッチ水栓もつけてくれたし、トイレは壁に手摺が付けられないからと、頼んでない手摺つきの便器にしてくれたりと、けっこう気を遣っていただいています。

さて、この網戸ですが、建具屋さんがワンオフで製作した一品モノで、角の面取りがしてあったり、しっかり作ってあります。

玄関の鴨居と敷居の玄関戸の外側にレールを一本追加してあります。幅はギリギリ、ちょっとはみ出してるかも。スムーズに動きますが、鴨居が反っているので調整が大変だったと思います。

鴨居の向かって左側の端っこは、丸太を製材したときに微妙に長さが不足したらしく、木が欠けています。レールはついていませんびで少しぐらぐらしますが、フックのようなもので固定しようと思います。

色は・・・・、ちょっとアンバランスですね。
でもご心配なく。京都で「柿渋」を買ってきましたよ~

これで、ばっちり!!

ん?たいしたこと無い?

2007年07月30日 01時15分21秒 | 古民家再生
近くのプールに行ってきました。個人的には川遊びの方が楽しいのですが、子供はどうやらプールのが好きなようです。川には滑り台ないですもんね~

さて、薪ストーブです。あらためて見てみると・・・・なんだ、そんなに悪くないやん。

設置工事終了後に見たときは、暗くてしっかり見えなかったのと、会社の納涼祭に行かねばならなかったため、ろくに見てはいなかったようです。

当初思っていたよりデカかったので、衝撃ばかりが印象として残っていたのでしょうか。

写真はけっこう広角(広い範囲が撮影できる)で撮ったので、実際はもう少し圧迫感はありますし、安全のため周囲を囲わないといけないのですが、それでもかなり空きスペースに余裕はあります。これなら囲炉裏を置いたりテーブルを置いたり、なんとかできそうです。
お騒がせいたしました。な~んだ、と怒らないでくださいね。
ぼくもホントにドキドキしたんです。
火入れ式が楽しみです。早く燃やしたいなぁ・・・・

床の間

2007年07月29日 02時17分27秒 | 古民家再生
写真は床の間。壁は抹茶色にしたのですが、晴れていないとあまり緑が目立ちませんね。でも天候によって微妙に色が変わる、ほのかな色もなかなかいいもんです。

隣の仏間を改装した押入れも、どうなることかと思いましたが、こうやってみると普通に見えます。この押入れの上方には、今ではエアコンが装着されています。
この部屋は寝室になるので、押入れもエアコンも必要なのです。だそうです。

おかげで、押入れが5ヶ所+屋根裏の10畳(ただ断熱材が敷き詰めてあるので重いものは不可)+越屋根部分の南側+離れという、収納が非常に多いイエとなりました。

古い家は収納が少ないと言いますが、ホントは無駄なものが無かっただけなんですね。必要最低限のモノを揃えて、知恵をしぼってうまく使う。これが収納が不要だった理由だと思います。

本来は収納を増やすよりは、いらないものを処分するのが一番いいのでしょうけど・・・・

なかなか捨てられないものってありますが、でも一番悩むのが、捨てるのがもったいないモノ。これってどちらが地球に優しいかというと、捨てないほうがやさしいと思うのですね。
それでウチにはもったいないものがたくさんあるのです・・・・。

「このガラクタなんとかしてー!!」(嫁の声)

気になる

2007年07月28日 00時39分31秒 | 古民家再生
あぁ・・・、気になります。何がって? 薪ストーブっすよ、薪ストーブ。

実は家を空けていたのは、京都に旅行に行っていたからなのですが、ふとした拍子に思い出してはドヨ~ンとした気分に・・・・

確かに金額的に大きいのもあるのですが、しかしそれよりも工事の内容が取り返しのつかないものなので、どうしてもすっきりしません。

なぜこれほどまでに気になるのか・・・。
実は、設置工事の3日ほど前からなぜか無性に工事を止めたくなっていたのです。

理由は、棟梁をはじめ棟梁の息子の大工さんからも、屋根から煙突を抜くことに対し、非常に抵抗があったこと。また薪ストーブ設置の値段が安すぎる(!?)ことに対し不安があったこと(高いからこの業者さんにしたのに。人間っていい加減・・・)。

一度決めてしまったことを変更する勇気が無かったのですが、虫の知らせというよりは、薪ストーブ導入に関し勢いで決めてしまったところがあって、その辺りで深層心理に不安感があった、その顕われなのだと思います。
あまり人に迷惑をかけてもいけませんが、やはり自分の気持ちや直感には正直に行動しないといけませんね。

(プチ京都情報!!)
平安京前のゲストハウス「和楽苑」に泊まりました。古い町屋を改修してあって風情があり、感じはよかったし、外人さんとも話せて(少し・・・)子供の教育にもバッチリ。ただエアコンは無いので夏はキツイ。しかもテレビがどこにも無く、サッカーアジアカップを見逃した!!それでもこれで6畳一部屋5500円/3名は抜群の魅力です。

薪ストーブ ついた!!

2007年07月25日 01時17分36秒 | 古民家再生
やってます、やってます。昼休みに現場に行くと、薪ストーブの煙突を屋根に設置していました。う~む、楽しみ。

そして夕方、完成したとの連絡を受け再び現地に!!ガラリと玄関を開けると・・・・
で・・・でかい・・・・。

薦められてデカイのにしたのですが、これほどまでにでかいとは。ドデンと鎮座ましましています。
まさに玄関土間を占領してしまいました。と、までは言わないですが。

やはり場所のせいもあるのか。そういえば、土間の隅に置いてる絵は描いてもらっていたのですが、この場所のは無いし、考えたこともなかったぞ。
まずこの場所がありきで進めていたので、そこまで頭が回っていなかったか。

うむむ、基本中の基本「完成状態をイメージする」をまったくやっていなかったですね。失敗失敗、一体どうしたんでしょうね?

まぁ一時は土間のど真ん中にダルマストーブを置こうなんて思っていたくらいですから、多少慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、なんとかなるでしょう。
でも夏場はどかしたいなぁ・・・。

障子張り

2007年07月24日 00時25分13秒 | 古民家再生
写真は玄関土間の西の和室を、その北の板間から見たところ。建具は細い竹の格子で、もともと障子がはまっていましたが、夏仕様ということで外してあります。
なかなか涼しげな感じで、グッドですね。

障子は全部張り替えないといけません。引っ越してからボチボチやってもいいのですが、やっぱり障子はきれいな状態で入りたいですね、気分的に。

棟梁は、雨の日に外に出しておけばいいと言ってるのですが、濡れると歪んだりしそうな気がするのです。
嫁の実家の母親も晴れた日に水洗いすると言ってるようなので、多分大丈夫なのでしょう・・・。

早くやらないとね。もう梅雨明けしたのでしょうか? どうも天気がいいと、何もかもほったらかして出歩きたくなるのですが、借家ではないのだからしっかり面倒を見ないといけません。
うむむ、ちゃんとできるのだろうか、自分のことながら心配です

さて、明日は薪ストーブ設置の日。出来上がったら火入れ式をやるんでしょうか?
楽しみです

建具

2007年07月23日 01時25分51秒 | 古民家再生
写真は玄関土間北の板間の東南の角。右上で開いている戸は、屋根裏と階下を仕切るもので、上部を支点に開閉できるようになっています。

けっこう立派な戸ですが、ここは本来もっと別の材質で製作されるはずだったのです。光を透過する断熱材、半透明の段ボールのようなもので、閉めても明るい・・・・はずだったのですが・・・。

もう出来てしまっているものに再製作を頼む勇気は僕にはありませんので、これはこのままでしょう。
だって明らかにこちらの方が材料費も手間もかかっていると思われますし、ここの寸法に合わせて作ったワンオフなので、どこか他に転用できるかと言うと、絶対無理ですので、申し訳ないですね。

他の建具もほとんど出来ています。全て買ってきたものではなく、建具屋さんに製作してもらっています。開口部の背が低いので(172cmの僕の頭が擦りそうな高さ)、既製品では合うものがありません。
残念なのは、全てニスが塗られてしまっていること。 せっかくの木が呼吸できなくなっています。
それに柱や鴨居は無塗装なので、何も有機溶剤を塗らなくても良かったのに・・・。

自分でニスを落とすしかないですが、それにも有機溶剤が必要で、落としても元にはもどりません・・・。
ま、しばらくは多分このままですけどね。


あぁ、気ぃ遣います・・・

2007年07月22日 01時12分46秒 | 古民家再生
いやぁ、ドキドキしました・・・・ サッカー・アジアカップの話なんですけどね。いやぁ、ホントに勝ってよかった。これでお楽しみがまだ続きます。

さて、写真は東側の隣地との境界です。実は先日大雨が降った時に、ウチの敷地の水が大量に?隣地に流れ込み、大工さんに苦情があったそうです。

大工さんからその話を聞いて、早速お詫びを入れに。そう、台風が迫っていたので、やはり一言入れておかないと。

で、今後は水が隣地に流れ込まないようにブロックを並べてもらいました。これでとりあえずOK。

これからずーっとおつきあいするお隣さんなので、最初で悪い印象を与えるわけには絶対いきません。でも、お詫びに行ったときは、そうとう気にされていた様子だったので、またフォローが必要ですね。

ところで、このあと塀をどうするか・・・? ふっふっふ

ヒントは裏山で豊富に産出される植物。 そうです、竹塀を作ろうかな、と。

いろんな様式があるようなのですが、とりあえずブロックの穴に竹を挿して、さらに横に竹をまた渡して縄で結ぶくらいでどうでしょう?

裏が山なので防犯のことも考えるとブロック塀で視線を遮断してしまうのは問題です。適度に見えるくらいが丁度いいですね。

やることはたくさんあります。工事が終わったら、自分でできることをコツコツやるんでしょうね。う~ん、楽しみ。
そうそう裏山の小屋の修理もしないと。

なかなか

2007年07月21日 01時11分37秒 | 古民家再生
駐車場と上り口のコンクリ打ち終わったようです。なかなかですが微妙です。

思ったより平坦な部分が少なくなっていました(一台分くらい)。ここには2台並べられる広さがあったのですが・・・。

ここの問題は浄化槽の位置です。この上には何も置いたりつくったりしてはいけないのですが、唯一ガレージを置く事ができる東の端の奥(北側)に設置してしまいました。

奥まっていて通行の邪魔にならない、何かを作るには最適な場所が使えないというのは非常にキツイ。ガレージがどこにも作れなくなりました。
うむむ、困った。

でももうここまでやっちゃったのだから、これ以降どうするかをよ~く考えないと。

本日昼休みに行ってみたら、電気が通っていました。水道工事ももう始まっていて、ほとんど住める状態です。ドキドキします。

24日に薪ストーブが設置される予定で、残すはもう玄関までのアプローチのみ。
あー、悩ましい、身もだえしそうです。





やはり難しい・・・

2007年07月20日 00時49分36秒 | 古民家再生
写真は南西の床の間のある部屋の襖です。本当は奥の押入れだけこの梅にしてあとは無地にするつもりだったのですが、なんだか適当に返事をしてしまって、全部梅になってしまいました。

まぁいいか、と思っていたのですが、押入れには段差があるので、絵がずれてしまいます。ちょっとショック。でもまぁいいか。

さて、やはり悩ましい玄関までのアプローチ。仕事中も、気を許すとすぐにオデコの裏側に現れて、あーでもないこーでもないと、いろんな案を提示してきます。

希望は玄関前の出来るだけ広い範囲を水平にしたい。しかしそのために登り勾配が急になっていきます。

車だけならまだいいのですが、自転車でも上がるし、当然歩いても上ります。いや、上りはまだよくて、問題は下り、急勾配は非常に危険です。

この見極めをしないといけないのですが、頭で考えていても当然分からないし、かといって現地で眺めていても、いま一つイメージが湧かないのが現状。
結局工事をしている横で、あーだこーだ言うしかないのでしょうか・・・・。
あんまり言うと大工さんに鬱陶しがられそうで、コ・ワ・イ

駐車場

2007年07月19日 00時16分54秒 | 古民家再生
今日現場に行ったら駐車場に鉄筋の網が出来ていました。ありゃ、コンクリ打ってしまうのか・・・・!?

まだ上がりきった上のところをどうするか決めていないので、このままだとまた不本意な結果に・・・

棟梁に電話して聞いてみました。まだ上の方は決めていないので、下の上がり口のところだけ処置する、とのこと。ありがとうございます~

見てのとおり、もともとあった鉄骨のカーポートはそのまま残す予定です。ここに一台、手前に2台、計3台は駐車できるのですが、ウチの場合これではダメなのです。

古いオープンカーは、野ざらしやカーポートでは雨漏りや防犯上の問題があり心配です。しっかりと施錠できるガレージが必須。

しかし・・・・写真で見てもわかると思いますが、そんなでかいものを設置できる平らなスペースはここには無いのです。

やはり離れをガレージに改修して、あこがれのGarage Lifeを送るか?

ひっそりと物置に入れるか。

最近気になるのは、離れや物置の耐震性。地震で倒壊したら大事な相棒が下敷きに?!自分たちの心配が先なのですが、耐震工事をしていないので、確率は非常に大きいと思われます。

はぁ、どうしましょ・・・。

こんな・・・

2007年07月18日 00時52分41秒 | 古民家再生
雨戸です・・・。上部にスリットが入っていますが、裏から動かすことによって、閉じたり開いたりします。
これで通風と採光と防犯と断熱を満足して・・・・ません・・・

ここの雨戸はもともと難しかったのです。パッシブな家を目指し、出来るだけ電気などのエネルギーを使わず、夏涼しく冬暖かい家をつくるためには非常に重要な役割を果たします。

まず防犯。自分の帰りがいつも遅く、家を空けることが多いので、嫁と子供が安心して過ごせること、これが最重要の前提です。

まず候補に挙がるのが、格子戸。これなら防犯、通風、採光を満足してくれます。カッコもいいですね。

でも問題は断熱。冬場の夜にはやはり雨戸の断熱効果が欲しいところです

冬だけ今ある雨戸に替えることも考えました。しかし昼間は雨戸を閉めっぱなしでは湿っぽくていけませんし、せっかくの日差しも家の中に入りませんので開けると今度は防犯上問題です。

そこで登場したのが無双窓でした。話を聞いて「これだ!!」と思いました。格子が2重になっていて、重ねたりずらしたりすることによって、隙間が開いたり閉じたりします。
つまり普通の雨戸と格子戸の長所を併せ持った、夢の雨戸だったのですが・・・

無双が上部の四分の一だけでは、格子の機能はほとんどありません。

でも棟梁曰く、無双窓付きの雨戸と言えば、こういうものらしいです。全体を無双にすると防犯上問題があるよう。確かにネットで調べてみても、無双窓といえば動かない固定式、無双の雨戸はこんなのでした。

これは大きな誤算です。せっかく立派なのを作ってもらって、大工さんにも建具屋さんにも本当に申し訳ないのですが、8枚も作ったので相当お金もかかっているのですが、これは失敗です・・・

話を聞いただけで舞い上がってしまって、絵姿も確認せずにGOをかけてしまいました。うむむ、反省。最近こんなことが多いですねぇ・・・・。

建具も!!

2007年07月17日 00時54分32秒 | 古民家再生
地震、怖いです。新潟で地震がありましたが、明日は我が身、他人事とは思えません。

うちの家も築後70年以上経た家がベースです。どれだけ補強しても、所詮家の素性は変わりません。文化財となるような元庄屋の豪勢な造りではなく、普通の農家の古い家は、質素で華奢。それ程強くないのです。

棟梁は、平屋なのでよっぽど大丈夫、とは言ってくれますが、設計士も計算上は大丈夫とは言ってくれますが、やはり心配です。どこまでいっても、何をしても、この不安は決して解消されないでしょう。そんなら心配しても仕方ないんですけどね。


さて先日磨いた梁です。白い柱が見えていますが、もともと壁が無かったところに耐力壁を作ったときに追加した部分です。

写真に写っている部分はもともと土壁があったのですが、残念ながら工事の過程で壊してしまったので、ボードが張ってあります。

柱の色は少しチグハグで、柿渋でも塗ろうかと思っていますが、当面はこのままです。

こんなのばっかしで、いざ引っ越して家に入ってから大変にならないように、今のうちにやっといた方がいいのですが・・・・。