はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!自転車in台湾 25 大渓2

2011年08月31日 00時32分22秒 | 音楽
久しぶりにゆっくり寝ました。
結局お風呂に入って洗濯していたら、もう出掛ける気力もなくなり、どうせ朝老街には行くからいいや、と寝てしまいました。

おかげで朝から調子がいい。
おまけにさわやかな気持ちいい朝です

あ、、、なんか置いてある。駐車場から2階の部屋に上がる階段の上り口。


サンドイッチとお茶のようです。
うむむ、、、気付かなかった
まだ食べられるかな・・・むっちゃイイにおいがする玉子サンド。
食いたいぃ~
でもやめときました


出発~




昨日苦労して登った坂を、風のように下り、大渓の老街に到着。
早朝なので誰もいません。


お祭りのあとのゴミが散乱していて、昨日の喧噪が目に浮かびますが、今はとっても静か。
お店の人が出てきて、掃除をしています。



賑わっている老街も楽しいですが、旧い町並みを観賞しようと思ったら、早朝に限りますね~
ここの老街は屋根の上に石造りの飾りが載っていています。
かなり凝った装飾のものもあって、すごいです


お約束のお寺



朝ごはん。
朝早いと、どうしてもコンビニおにぎりになってしまいます。



台湾のコンビニはたいていゴミ箱が無いので、最初はどうしようかと思いましたが、食べた後のゴミは店員さんに渡すと引き取ってくれます。
現地の人はどうしているのか知りませんが、台湾滞在中もうずーっとこうやってきましたので、まぁ問題ないでしょう


昨日ヒイコラ言いながら登った峠道。
こっちからは登りかと思って心の準備をしていたのですが、意外と苦労なく突破!


途中から国道を離れ、県道を行きます。
肉まんを売ってる店がありました。


ものは試しに・・・と、あまりお腹は減っていませんが、一個だけ食べてみようっと。
小さいのを一個頼んだはずなのに、3個も・・・1個35元


う、、、うまい
なんでこんなにうまいのか・・・?


3個ガツガツ食べてしまいました


中途半端ですみませんが、本日は眠いのでここまで~

激走!!自転車in台湾 24 大渓

2011年08月29日 23時13分32秒 | 自転車
大渓(ターシー)に到着したら、お祭りの真っただ中でした。




ものすごい人です。
移動するのも一苦労。
でもここは老街ではありません
老街はどこ??

でも時刻はもう6時を過ぎています。
もう宿を探して決めないと、ゆっくり見ていられません

宿を探しつつ、祭りの中を歩きます。

出ました。またあのモビルスーツです。
ちょっとタイプは違うようですが、腕の振りは同じ。


おっと、こんなタイプもありました。
超小型モビルスーツです。




最後のヤツは人相は悪いくせに、お菓子をばらまいてました

祭り地帯を抜けだし、街中をウロウロしましたが、宿らしき建物はなく、人に聞いてもなぜか取り合ってもらえず、途方に暮れていたら、祭りの警備の警察官らしき人を発見。
公務員なら海外からの旅人を邪険に扱ったりしないだろう、と思った訳ではないと思いますが、藁にもすがる思いで聞いてみました。

すると、英語で「この街には一軒しかないけど、そこに案内するからついてきて」と、スクーターで先導してくれました
途中からは祭りの真っただ中を通るためスクーターを置いて徒歩。

宿に着いて、警察官の方は中に入って交渉してくれましたが、残念ながら今日は満室らしいです

「一度警察の事務所に帰って調べるからついてきて」と言われて、またおとなしくついていきます。
ありがたいです~ もうこの人だけが頼りです。

この警察官はスーさん。
ご自分でも自転車を持っていて、休日は走りまわっているそうです。
少し前に日本にも来てたらしい

自転車を警察署の中まで入れさせていただき、事務所に。
インターネットで宿を検索するスーさん。
「予算は?」「希望は1000元(3500円)以内」

なかなかありません。
「2000元(7000円)くらい出せばあるけど、どう?」「それなら別のデカイ街まで行って探します・・・

台湾で2千元といえば、かなり高級な宿。
最初から贅沢するわけにはいきません

「これだとモーテルになっちゃうけど・・・」
さすが警察官のスーさん、教育上よろしくないので気を遣って頂いています。
が、、、こちらは40歳代半ばのオッサンです、全然問題ありませ~ん

見つけていただいたのは、ここから5キロほど離れたところにある宿(1200元)です。
電話で予約までしていただきました。

ホントに助かりました~ ありがとうございます!!
蘇san、感謝!!


道順は地図を頂いて分かっています。
約2kmの登りがあるそうで、一度宿にチェックインしてから再度ここに来るのは無理。
でもまだ老街見てないし、祭りもこれから盛り上がりそうな雰囲気なんですが・・・・

でも予約の電話を入れてもらっているものの、多分「これから行きます」と言ってもらってると思うし、あまり遅くなって予約がキャンセルされてたりしたら目も当てられないので、とりあえずチェックインだけは済ませ、後はタクシーで来るなり考えることにします。
もう7時30分を過ぎ、ここでリスクは採れません。

晩御飯だけはここで済ませていくことにしました。
宿の近くに飯屋が無いかもしれないしね

選んでいる余裕もあまりないし、目についた台湾らしい店(店舗はあるけど、開放的で半露天な感じの店)に入ります。


依然としてメニューを見てもどんなモノなのか分からないので、適当に頼みました。

ボク「ヤ、ヤンシュンメン(陽春麺)?」
なんとなく読んでみました。
店の人「ヤンシュンミェン!」

通じた!!
インスタントラーメンで「マダム・ヤン(楊夫人)」というのがあったのをなんとなく覚えていまして・・・
なんだかとってもうれしい(これ以降これに味をしめ、各地の飲食店でメニューを適当に読んでは、店の人を困らせることになるのであった・・・

出てきたラーメン、かとおもいきや、これは細いうどんに近い気がします。
スープは無色透明。



一口食べてみる・・・うまい!!
薄味であっさりしているのに、しっかり味がします。
スープを飲んでみます。
と、、、暑いのに、この熱いスープは心地よく、ジワワ~っと滋養成分が体に浸み渡っていきます

もうあとは止まりません。
あっという間にたいらげてしまいました

このガツガツとかき込む、無限とも思えるような食欲を抑えきれず、もう自分を止められない状態、これ以降も台湾のご飯を食べたときに何度も経験しているのですが、これをどこかで見たような気がしていましたが・・・・しばらく経ってから思いつきました。

「千と千尋の神隠し」で、廃れたテーマパークに迷い込んだ千尋の両親が、無断で飲食店のご飯を食べて豚になってしまうシーン。まさにあれです
もう理性を失ってひたすら食べてしまう、魔法にかかったような状態になってしまうのです。
うむむ、、、台湾の料理、おそるべしですね

ここの陽春麺はフキが入っていて、これが絶妙でした。


お腹がいっぱいになり、出発。
橋まで長い坂を下ります。
信号が変わって左折、下り始めたその時!!
老街の入り口が目に入りました

見つけたら行きたくなります。
慌てて止まろうとしましたが、スピードが乗りかけたタイミングで、また後続車もいますので、止まれず。
Uターンする場所も見つからず、そのまま下っていきます。
あきらめました

橋を渡って、2キロの登り。
上り坂以上に、すぐ脇を通って行く大型車やスクーターが怖い。
登りのボクの漕ぐ自転車の速度は、時速70kmで走っていく車にしてみれば、ほぼ止まっているのと変わりません

それでもなんとか登り切って、宿に到着。
バリバリのモーテルでした が、なんら問題なし。


洗濯しました。


自転車は物干しに早変わりです



一人にはもったいないくらいの広い部屋です。


これまで寝れなかったり、ドミトリーだったりで落ち着かなかったので、やっと一息ついた感じですね~
ゆっくりと明日の予定を考えます。

今日一日走って、ヘトヘトになって、走った距離は・・・30kmか40kmくらい。
当初考えていた距離の半分にも満たない

これでは南の方までとても辿りつけません。
このまま南下すると、どこかの地点でUターンする必要がありますが、帰ってくる復路はおそらく走るだけになるでしょう。
それはあまりにももったいない

それに、当初行きたかった阿里山は列車が止まっているし、行きたいところはみんな山の上の方。
今日の経験から、山を登るのはもうこりごり、できるだけ避けたい、という軟弱な考えも疲れたボクの頭を支配しかけています。

出した結論は、南下はやめて、台北の周りをぐるりと回ろうというもでした。
見どころもたくさんあるし、当初は次回来た時に行けばいいと思っていたのですが、まぁ下見もかねて、ということで手を打ったわけです

今から考えると、南下していても、かなりのところまで行けたと思うのですが・・・・

そんな訳で、明日は来た道を戻ります。
大渓の老街も見ることができますね

激走!!自転車in台湾 23 鶯歌の老街2

2011年08月29日 02時58分54秒 | 自転車
鶯歌(インクー)の喫茶店のトイレで。

お腹の具合が良くなかったのですが、なんとなくガスが溜まっているような感はあったのです。
それで、気にはしていたのですが、ちょっと気を緩めた隙に、一気にお腹のガスが抜け、破裂音が!!
あっと思った時には、もう遅すぎました

トイレの入り口は喫茶店の奥ではなく、ど真中にあります。
しかもそれほど立派なドアではないので、かなりの音が外に漏れているはず・・・・

破裂音の後少し間をおいて、クスクス笑う声が聞こえました。
トイレのドアの前のアベックに違いありません

どんな顔をして出ていけばいいのか・・・・

仕方なく、いかにもお腹の具合が悪いという風に背を丸めてお腹に手を当てながらトイレから脱出しました。
堂々と出てけばいいとも思うのですが、日本人は豪快だ、と印象付けてしまうのもなぁ・・・・

奥の席に戻り、おとなしく地図を眺めます。


さて、この先の行程どうするか・・・・
明日は龍譚方面へ行くとして、次の目的地は大渓(ターシー)ですね。
ここも老街がある街です。
とりあえず観光地かデカイ街に行けば安心です。

出発。
冷房の効いた場所でかなりの時間休憩したおかげで、体力はかなり回復しています。
まずは一旦三峡(サンシャー)に戻り、そこから細い山道を通って国道3号線に合流するルート。
国道は交通量が多いので、怖いのです。
山道だと気持ちいいだろうしね

ところが・・・・・地図の通りに来たはずの山道の入り口付近に、こんな看板を見つけました。


どうやら行き止まりのようです
が、とてもいい道で、とても行き止まりになっている感じはしません。

「誰かに聞いてみよう・・・」

見回すと、スクーターの女性がヘルメットを脱いでいます。
近寄って話しかけると・・・・どうやら英語が少し通じます。
大渓(ターシー)に行きたいが、この道で行けるか聞くと、台北大学まで行くから一緒についてこい、と言います。
「???」
台北大学は鶯歌から来る途中にあったので、逆ですね。
「何か違う・・・・」

地図を出して指し示すと、「あぁ、ここか」といった感じで、道順を教えてくれました
うむむ、、、危ない、危ない。
地名は絶対字を見せないと、ボクの発音では通じないという前提で話さないといけないと、痛感しました

その女性は最後に、「国道3号線は峠があるから頑張ってね」と言ってくれました。
地図を見て想像はついていたので、カッコよく親指を立てて立ち去ります

しかし、初めての峠越えは、そんな生半可なものではなかったのです・・・・

国道3号線は片側1車線ですが、道幅は広く、車もあまり通らないので走りやすかったです。
登りであるということを除けば・・・・

いつ果てるとも分からない上り坂。
ギアを落としているので、力はそれほど必要ではありませんが、全然進まない・・・・
コーナーを曲がった先は、もう下りになっているのではないか、という幻想を幾度となく打ち破られ、次第に精神が疲弊していきます

たまらず休憩。



ときおり涼しい風が吹いてきて気持ちいい。
川沿いのサイクリングロードではこんなことはありませんでした。
自転車乗りは山に集まる、と何かに書いてあったけど、こんな理由からでしょうか・・・?

休憩した場所の目と鼻の先に、こんな看板が。
自転車用の休憩所があるみたい。
さすが自転車大国台湾、うれしいですねぇ。
こんなことなら、ここまで我慢すれば良かったなぁ~


休憩所に到着


しかし・・・・閉鎖中



仕方なく、先へ。
それほど急なこう配ではないのですが、右カーブのときはきつくなります。
反対に、左カーブのときは下ってるときもあったりして、「せっかく上ったのにやめてくれ~」と叫びたくなります


登り始めて約30分後、峠の頂上らしき場所に到着


実はその当時は1時間以上は漕いでいた気がしていたのですが、今写真のデータを見て30分足らずだったことに気付きました。
よほど辛かったんですね・・・

そこからもずーっと下りという訳ではないのですが、だいぶ楽になりました。
峠の売店っぽいところでジュースを買います。

水ではなくジュースを買うのは、ちょっと自分にご褒美を与えたかったからでしょうか
これが10元(35円)


汗が玉になっています。


そこからさらに30分。
ボクは大渓(ターシー)の人ごみでごった返す祭りの喧噪の中に立っていました。

激走!!自転車in台湾 22 鶯歌の老街

2011年08月27日 02時26分51秒 | 自転車
陶芸の町、鶯歌(インクー)に向け、颯爽と出発したはずですが・・・・

暑い・・・・
走り出してすぐ、ジリジリ照りつける太陽に焦がされそうになります

そして早くも、お尻が痛い・・・・

お尻の下に敷いたはずのタオルは、落としたかと思って何度も確認しましたが、ちゃんと入っています。
機能はしていますが、走り出して5分で、すでに効果は完全に不足していることが明らかに・・・
やはり三峡のGIANTショップでスポンジパンツを買っておけばよかったか
「喉元過ぎれば・・・」で、その時は我慢できそうな気がしたのですが・・・・。
後悔の嵐が余裕のないボクの心の隙間を容赦なく吹き過ぎていきます。

しかも、、、、なんだかものすごく遠回りしている気がします・・・・
こんなに遠いはずはないと思うが、地図が大きすぎて、自分がどこを走っているかわからりません。
とにかく道路の看板通りに進んでいけば、たどりつけることは確かで、今は何も考えず、我慢して漕ぐのみ

と、、、、「うぁっっ!! あったったーーー!!」


信じられないことに、現れたのはGIANTショップ!!

さっき老街にあったばかりなのに・・・、こんなに近くにあるとは想像だにしていませんでしたが、まぎれもなくそうです。
スポンジパンツ・・・

もう何があっても買います、高かろうが、アウター用だろうが、サイズがデカかろうが、目をつぶって買います、神様ありがとう。

冷房の効いた店内、気持ちいい。
ぐるっと回ってスポンジパンツを探します。
「おっ!」XTC-2がありました。
そして目的のスポンジパンツ(正式名称は何て言うんでしょうね・・・・)を発見!
見ていると、店員さんが話しかけてきました。
ズボンの下に穿くインナータイプを探している、と説明するのに少し苦労しましたが、要件を満たす製品を2つに絞りこみます。

当然安い方、、、、と思ったのですが、こちらは台湾製。
もう一つは日本製で、600円くらい高い。

うむむ、、、、肌につけるものだし(痛くなったりしたら嫌だ)、機能が要求されるものだしなぁ。
少々高くても失敗のない日本製を買うことにしました。
階段の一角で着替えさせてもらいます。
出てきたら、お水を飲んでいけ、というのでいただき、「シェシェ(ありがとう)」と言って店を後にします。
(この頃にはすでに気後れせずに「シェシェ」が言えるようになっていました

さて、効果のほどはいかに
座って漕ぎだすと・・・

「あぁ・・・痛くない・・・

痛くないことはありませんが、痛みは激減してもう気にならないくらいのレベルまで落ちています。
買ってよかった~

スポンジの黄緑袋を落としたおかげで、最初痛い思いをしたわけですが、後から考えてみると、早々にスポンジパンツを装備したのはそのせいでもあり、逆に良かったんじゃないかと思っています

暑さだけはなんともなりませんが、お尻の痛みがなくなっただけでも、気分が全然違います。
心にも余裕ができました


そうこうするうちに鶯歌(インクー)に到着。
ついつい癖で無意識に駐車場を探して自転車を停めようとしていましたが、「ちがうちがう、自転車乗りは自転車持って行くんだろう」と自分に指導を入れながら街に入っていきます。


さすが、焼き物の街だけあって、焼き物の店だらけです。
スゴイなぁ~

しかし、、、行けども行けども焼き物の店、最初に一軒喫茶店を見つけて「ここで休憩しよう」と思った店以外は、すべて焼き物の店です。
焼き物が好きじゃない訳ではないですが、重いし壊れるし、自転車でどうせ持って帰れないモノです。
しかもこれだけ店があると、時間的に全店見れるわけもなく、ちょっと覗いてみようかと思う店もたくさんありすぎて、もう見ないことにしました。

それよりも古い町並みはどこ?
ぐるりと歩きましたが、それらしい場所は無かったのですが・・・・

到着が2時過ぎ。
あまりにも暑く、初めての自転車行で、へとへとになっていて、とりあえず休憩しなければ体がモタない気がしていましたので、さっき見つけていた喫茶店に入ります。

すずしい・・・・
冷気が体に染み入るようです。

カウンターで注文して、先にお金を払うシステムのようです。
あったかい紅茶を頼みました。

L字型のソファーの短辺に座っていたら、2家族くらいの家族連れが入ってきて相席に。
台湾で買った地図を見ていたら、話しかけてきます。
台湾の人は、ホントに人なつっこいですね~

やっぱり何を話してるかわからないので、「ウォ ズーペンレン(私 日本人)」と言って、ボールペンと紙を渡します。
いろいろ筆談しました。
相手の方は、年齢はほぼ一緒で高雄(カオション)から車で来られているようです。



すると、、、何やら食べ物が出てきました。喫茶店の中なのに・・・
台北の名物だそうで、勧められるままに頂きます

枝豆
ちょっと辛い味付けがしてありますが、味は枝豆でした。


臭豆腐?
少しにおいはありますが、味が浸みていて、噛むほどに口に広がります。


「どうだ?」と聞かれて「ハオツー(おいしい)」というと、「へぇ~」とみんなで顔を見合わせていましたので、日本で言うと納豆を外人が食べた、みたいな感覚なのでしょうか??

そして、これです。
にやにやといたずらっぽく笑いながら出された、なにやら得体のしれないもの。
なんじゃ、これは・・・?
爬虫類か両生類か?


食感はグニュッとした煮込んだ手羽先の感じ。


味は醤油ベースで、味付きのスルメみたい。
聞いてみると、鴨の舌でした

40~50分話したでしょうか、もう行かなきゃ、とその家族は帰ってしまいましたが、残った食べ物を置いていってくれました
今思い返しているのですが、その日、昼ごはんどうしたかな?
食べた記憶が無い・・・食べ物屋を探した覚えもないし、ご飯どうしようと考えたことも、ご飯はもういいやと決断した記憶もありません。
つまり、昼ごはんのことはすっかり忘れていた、ということなのでしょうか・・・
確かにお腹の具合はあまりよろしくなかったので、そうなのかもしれません。
そんな訳で、今から考えてもありがたいことです。

鴨の舌の写真を撮っていたら、喫茶店のきれいなお姉さんが「それ何か聞いた?」と話しかけて(英語です)きてくれました

家族と話したので、まだ今後の予定を決めていませんでした。
今日どこに泊まるか、明日以降どこに向かうかも、決めないといけません

紅茶をもう一杯おかわり。
そして、どうやらやはりお腹の具合が悪い。
ちょっとトイレに・・・・

台湾のトイレでは、紙を便器に流してはいけません。
それは十分に認識しているのですが・・・。

便座を紙でクルーリと拭いて、そのままポイ・・・。

・・・・うあぁーーー やっちゃった!!

思わずというか、無意識のうちに便器の中に投げ入れてしまいます

どうする・・・
といっても、もう仕方がない。
このままにするか・・・

そのあと、神はとっておきの罰をボクのために準備していてくれたのでした。
恥ずかしい悲劇がボクを襲う・・・・

激走!!自転車in台湾 21 三峡の民権老街2

2011年08月27日 02時26分51秒 | 自転車
さて、道草してしまいましたが、本来の目的地、老街に向かいます。

人ごみの中を自転車を押していきます。
少し気が引けますが、この中をスクーターが平気で通って行く環境で、押している自転車など気にかける人などいないんでしょうね・・・

頭が暑いので、帽子を探しますが、いいのが無いのであきらめます

商店街を過ぎ、四つ角で看板がありました。

とうとう到着です


うむむ、どこが旧い街並みなのかよくわかりません。

「おっ!! こ、、、こんなところに・・・・
GIANTショップがありました!!


さっそく中に入ります。
冷房が利いていて気持ちいい~

まず気になっていた手袋を見ます。
素手でもいいと思っていたのですが、こけたときに手をつくこともあろうし、なにより汗でベトつくのが気になります。
安いのは・・・・ありました~
200元(800円弱)のグローブです。


あとお尻スポンジパンツ。
さすがにもうタオルではちょっと・・・
でもみんな4千円以上します。
一つ2500円のがありましたが、サイズがLLでした。
うむむ、、、もう少しタオルで頑張ってみるか。

それと、頭があまりにも暑いのでヘルメットを覗いてみます。
でも大体5千円以上、いいのは1万円以上と、けっこう高いんですよねぇ~
帽子なら1000円以下で買えますから、無理に買うことはないんですが。

お、、、!? 450元のがありましたよ!
でもサイズが小さい。残念。
他には無いなぁ・・・・

店員さんが寄ってきました。
これのデカイサイズは無いか聞くと、探しに行ってくれましたが無し。
代わりに500元のを持ってきてくれました。
500元と言えば、1800円くらいです
買いました


歩いていると、建具や天井などの木の部分が年季が入っているのに気付きます。
ここが老街なんですね・・・


またまたのどが渇いたので、かき氷を食べることにしましょう
さぁ、どれにするか・・・
周りを見ると、かなりのボリュームがあって、大抵2~3人で一つを突っついています。
でもボクは、、、一人でいただきます~

さて、どれにするか・・・・これにしよう。
「○○豆花なんとか(忘れました・・・)」

出てきたのは・・・・・


な、、、なんですか、これは・・・・?
小さいし、かき氷でないことは確かです。

すくって、白いものを食べてみますと・・・・


まさに豆腐でした・・・
なんでのどが渇いて豆腐を食べねばならぬ・・・?

泣きそうになりながら、豆腐を、豆腐を喉の奥に流し込みます。
氷水もありましたが、とても喉の渇きを止めるだけの力はありません

うむむ、ここで老街は終わり。

なにか飲まないと、と思っていると、老街を出て角を曲がったすぐのところにお茶屋さんがありました。
お茶が10元(35円)で売っています。
もう、これで十分です、もう次の目的地に向け出発ですので、ぜいたくは言ってられません。
買って飲みました、、、、
うがっ!!

ま、、、まずい・・・

台湾で口に入れてまずかった唯一のモノ、それがコレ


これだけじゃわかりませんよね・・・
自分でも2度と同じ過ちを犯さないよう、名前をチェック


冬瓜!! 数少ないボクの嫌いな野菜の一つです、しかも、あ~ま~い~

それでも目をつぶって全部飲んで、カップをお店の人に渡します。
とりあえず、喉の渇きは癒されました。

そして買ったばかりの手袋をはめて、ヘルメットをかぶって、颯爽と出発!!

次の目的地は、陶器の町、鶯歌(インクー)の老街です

激走!!自転車in台湾 20 三峡の民権老街

2011年08月26日 02時28分47秒 | 自転車
お店の人に聞いたら、橋を渡ったところが老街だということなので、早速行ってみます。

と、、、橋の手前の木陰で将棋みたいなボードゲームをしている人がいたので、しばし見学。
何を言ってるかわかりませんが、とっても楽しそうでした。


橋の上にも出店があって、ジュースやおもちゃなどを売っています。
両脇には狛犬がずらりと並んでいて、よく見ると前足で踏みつけているモノが微妙に違います。


その中でも異色のコレ。猿かなぁ、情けなくってかわいくて笑ってしまいます~


橋を渡ると急な階段が!
自転車を担いで降ります。
すると、目の前にものすごく立派なお寺が出現。

ものすごい装飾です。これに比べたら、日本のお寺なんてシンプルなものですね。


これまたすごいのが、木ではなくて石でできてるところ。
柱が石なのも「えーっ!?」って感じなのに、彫刻が見事!!


中は荘厳です。すごい迫力で、神のいる世界はこんなんなんだ、と思わせられる説得力があります。


お寺の中を見て外に出てきたら、早くものどが渇いていました。
何か飲むものは、と見回すと、ありましたぁ~

台湾にいる間は、できるだけ現地のものを、と思っていましたので、ペットボトルのジュースには目もくれず、台湾のどこにでもある生ジュース屋さんへ


どれにしようか迷いましたが、一番安価な部類のスイカジュースにしました。
日本ではあまり見かけないジュース。
アイスキャンデーにスイカバーがありますが、それ以外にはスイカを材料にした冷たいものは見たことありません。
はてさて、どんなものがでてくるのか・・・?
興味津津眺めていると、「おぉっ!!」
こりゃまたバカでかいスイカが出てきました!!
台湾のスイカは細長いんですね~


これの赤い部分をスプーンでジューサーにじゃかじゃか入れて、お水?をジャバッ、シロップ?をジャバッといれて、ジューサーのスイッチをON!!(種はそのまま・・・)
出来上がったものをカップに入れて、蓋をして、ハイ出来上がり~
(どこかで氷を入れていたはずですが、どのタイミングで入れていたか、記憶が定かではありません)

ジュースを受け取って、握りしめていた代金30元(100円ちょっと)を渡すのと、お店の人が「サンシィウー(35)」というのとが同時でした。
「えっ? サンシィウー?」
間違えたかと固まるボクに、お店の人はいいよいいよ、と笑いながらお店に入って行きました。
うむむ、、、、危ない危ない
台湾に限らず海外ではどこでもそうですが、自分がしっかりしていないと、代金やお釣りのちょろまかしは当たり前。
お釣りの確認をしなくていいのは日本くらいのものです
注意しないとね

手にしたジュースを飲んでみます。
・・・あ、スイカだ・・・

あたりまえです。スイカジュースですから。
でも、ほんとにスイカを飲んでる、って感じです。
最初味がうすいと感じましたが、ゴクゴク飲むうちに、これでいい気がしてきました
あまり甘かったりすると、たくさん飲めないですもんね~

なんだか辺りが騒がしくなってきました。
通りの奥の方から音楽が流れてきます。
「何かイベントでも始まるのかな?」

と、、、、4輪バギーを飾った山車が登場。

どうやらお祭りのようです。
これはラッキー、見ていくことにしましょう

ほどなく、通りの向こう側から何やら現われましたよ。
デカイ人です!!

両手を振って歩いてきます。
肩車でもしてるんでしょうか・・・・?

「バババババンバンバン・・・!!」

いきなりものすごい音です
耳をふさがずにはいられません(写真を撮るために片手離しましたが、鼓膜がおかしくなりそうです)

やっと視界が晴れてきました。


自転車は大丈夫か?


オッケーのようです。

音楽隊が目の前にやってきました。
録音を流しているのかと思ったら、生演奏です
マイクをつけてアンプを通して音量を上げていました。
見たことない楽器、バグパイプのような音がしますが、トランペットと同じように唇を振動させているのでしょうか?



まずは4輪バギーがしずしずと進んできます。



「日本の方ですか?」
近くにいた方に、日本語で話しかけられました。
やっぱりわかるんですかね?
これから三国史が始まるということを教えていただきました

とすると、これは諸葛孔明でしょうか? 持つところが竹でできていて、ビヨンビヨンはずみます。


そしてついに登場です。デカイ人。


おや? デカイ人がぐらりと傾いたかと思うと、中から小さい人が出てきました。
どうやら要員交代のようです。
暑いから大変ですね


両腕を振っているので当初二人入っているのかと思いましたが、先ほどの交代劇でこのモビルスーツの操縦者は単身なのはわかっています。
どうやら腰を左右に回す回転運動と上下運動の組み合わせで、ぶら下げた両腕を振っているようです
これがなかなかリアルな動きなんですよね~


上下運動で、まぶたも動いています。


でかい人はこのあと赤いのとか黒いのとか、何体かが居て、それぞれ踊るようですが、3体目くらいで見るのは打ち切って先に進むことにしました。
いやぁ、たまたま到着したタイミングでお祭りが始まって、ほんとにラッキーでした
年に一度のことらしいので、なおさらです

好運に感謝(カムシャ)、感謝(カムシャ)

激走!!自転車in台湾 19 台北脱出!!

2011年08月25日 02時05分20秒 | 自転車
パソコンの調子がまだ悪いですねぇ・・・
まだ買って4年なのに、ハードディスクがもうだめなんでしょうか、動作がものすごく遅いです。

昨日の記事に写真を付けました


河岸のサイクリングロードに着いて、やっと落ち着きました。

見回すと、自転車乗りたちが連れ立って、あるいは単独で休憩中。
みんなサマになっていてカッコいいです。

自分は、というと・・・・どうなんでしょう
ヘルメットはないし、素手だし、お尻にタオル入れてるし、自転車には大きな荷物と、そしてスタンドが・・・
とりあえず、自転車はスタンドがあるにも拘わらず、みんながやってるようにベンチに立てかけてみました。



さっそくコンビニで買ったおにぎりを食べます。


ツナは日本のと違い味が付いています。タコのサラダ?もおいしい。

しばらく休憩して、出発。
もう道に迷う心配もないので、落ち着いた気持ちで走れますね。

川沿いのサイクリングロードは、舗装状況があまり良くなくて、後ろに重い荷物を積んでいる身としてはあまりうれしくないですが、自転車乗りがたくさんいて、心強い

自転車の師匠から「長く走り続けるためには、30%の力で」と聞いていたので、足の重さでペダルが下がるくらいの感じで漕いでいると、思ったより疲れませんね

快調に走ります、、、遅いですが・・・
かなり抜かされます、が、こちとら初心者、無理は禁物です。
のんびり行こう、のんびり




・・・・・日差しが強いです
ジリジリと肌が焼けるし、頭も熱い
そろそろお尻がなんとなく痛くなってきた気がします。


橋が見えてきました。
「おぉ、そろそろ目的地が近いか?」

第一の目的地、三峡(サンシャー)は川のほとりにある街。
橋を渡ると、対岸に第二の目的地、鶯歌(インクー)があります。
どちらも旧い町並み「老街(ラオチェ)」があって、これが見どころです

通り過ぎたらえらいことだ、と、橋の下で地図を見ると・・・・

まだ、ここ・・・・・?

サイクリングロードに出てから終点までの、まだ1/4くらいのところでした

つ、、、つらい・・・
これがあとどれだけ続くのか?
こんなにツライものとは思わなかったぞ


それでも走るしかないので、ひたすらペダルを漕ぎます。
お尻が・・・・
やはり黄緑袋を落としたのはまずかったな

それでもなんとか終点近くまで来まして、一息。


近くにいたおばちゃんに、三峡の場所を聞くと(というより地図を見せると)、なんだか言ってることはよく分らないが、指さしてくれたのでわかります。
自分の持っている袋をしきりに指さして、なんか言ってます。
クロワッサンのような食べ物のようですが、どうやらこれがお勧めのようです。
「ハオツー(おいしい)」と聞くと、そうだ、と笑ってうなずいたので、どうやらそうらしい。
袋には「牛角」と書いてありましたので、覚えとこう。

車道に出てしばらく走ると町中に出ます。
看板とおり走ると、正面にお店の並んだ橋があり、行き止まりに。

「ふう~・・・」
やっと着きました

角に飲食店を発見!!
念願のかき氷を食べるために、自転車を停めました。
メニューは字ばかりで写真がないので、身振り手振りで確認してから注文。

ずーっと食べたかったマンゴーかき氷(マングォピン)です
確か300円くらいだったと思います。
屋内ではなく、あえて外で食べます。

氷の上にマンゴーが盛りつけられ、てっぺんにマンゴーのアイスが・・・


うまそぉ~


ガツガツ食べます。


なんだか音楽が鳴ってうるさいので見に行くと、いきなり爆竹が!?



なんだかよくわかりませんが、悪戯の類ではなさそうです。

隣に、おばちゃんに教えてもらった「牛角」がありました!!
すごい偶然です~
(あとから知りましたが、この店、いたるところにありました・・・


せっかくなので、ひとつ買ってみましょう


どうやら、この形が牛の角に似ているというのが店の名前の由来でしょうか?


かなり甘いです。
ぎっしり詰まったクロワッサンというった感じ。
モサモサして、飲み物がないときついです・・・・

さて、すっかりくつろいでしまいましたが、本当の目的地は「老街」です。
かき氷をおかわりしたい気持ちを抑えて、出発です。

激走!!自転車in台湾 18 出発!!

2011年08月24日 01時04分24秒 | 自転車
出発前夜。
とうとう自転車を手に入れましたので、早速準備にかかります。
悔やまれるのは、ふらりと立ち寄った本屋で買った本。
一冊千円弱で、ガイドブックや旅館本が買えます。

旅先で宿を探すのに必要であろうと買った本(台南、台東)、地図は必要だろうと買った地図付きのガイドブック、自転車乗りのための台湾一周ガイドブック。
あとから考えると全て不要だったこれらの本だけでかなりの重さになります
宿に置いていこうか考えたのですが、再び戻ってくるかどうかもわからないし、この時点ではこれらの本は使う可能性があると信じていたので・・・・ 持っていくことにしました。


翌朝、午前6時。
自転車を担いで階段を降り、荷物をセットします。


これから始まる未知の旅、期待に胸は膨らみます
同時にちょっと心配でもあります。
異国の地で初めての自転車旅行・・・・

まぁなんとかなるでしょう

さて、必殺技の登場!!
お尻にクッションの入ったパンツを買わなかった理由は、これだ!!


自転車のサドルは固いので、お尻が痛くなるらしい。
その対策用品として売られているのが、上述のパンツ。
日本の自転車屋の店員に聞いたところによると、マウンテンバイク用はズボンの下に履き、ロードバイクに乗る人が穿くパッツンパッツンのスパッツは、それ自体にスポンジが入っているようです。

そのパンツを買わなかった理由は、たまたま百円ショップで買ったこの黄緑袋をサドルに被せれば、対策になると考えたためです。
この袋、ただのスポンジではなく、かなりの力でないと潰れない、ゴムに近い感触の緩衝材でできています。
当初はカメラを入れようと思っていたのですが、いちいち出すのが面倒なのでやめたのです。
これが、まさかこんなところで役に立とうとは・・・・

記念撮影して、さぁ出発!!

新しい自転車は軽やかに動き出します。
まずは南へ、約20km先の三峡(サンシャー)に向かいます。

角を2~3個曲がったところで、気づきました。
「あっ!! 黄緑袋を被せてない・・・!!」

急いで戻ります、が・・・・無い
どこを探しても見当たりません。
この1~2分の間に、忽然と姿を消してしまったのです。

茫然と立ち尽くす・・・・

誰かが持ってってしまったのでしょう。
たかだか100円のモノなので、金額的にはたいした紛失ではありません。
が、今この場合、とてつもなく大きなものを失った気がしています。

せっかく せっかく せっかく
せっかくお尻に敷こうと思っていたのに、どうしたらいいのだ?
でもどんなに見回しても、もう黄緑袋がその姿を見せることはないでしょう

仕方ない、出発するか・・・・


少しショックな門出となりましたが、気を取り直して自転車を漕ぎます。
新しい自転車は、暗い気分をさらさらと振り落とすように、やはり軽やかに進むのでした

コンビニに寄って日焼け止めとタオルと雨合羽とブーツカバーを購入。
顔と手足に日焼け止めを塗って、タオルは・・・・

タオルはお尻の下に

ズボンの股の所に入れて座ると、サドルの痛みはかなり緩和されます。
ただ歩くときに困りますね~

まずはこれで出発です。

ところが、西に向かい川沿いのサイクリングロードに行くつもりが、南下してしまい、町中を走ることに・・・
何度も地図で確認しながら、慣れない異国の道を走りますが、信号につかまって、なかなか町中を抜けられません。

台北市を後にする大きな橋を渡る頃には、太陽も昇り、交通量も増えて、すでに暑くなっていました。


橋から下を見下ろすと、南下するサイクリングロードが見えます。

道を間違えてなかったら、爽やかにあの道を走って、もっと涼しい時間帯にここを通り過ぎていたでしょうに・・・

橋を降りて川沿いの道に出る前に、コンビニで朝食を調達。
おにぎり2個と飲み物。

しかし川に出るまでに一苦労です。
中央分離帯のある車道が邪魔をして、渡れません。
しばらく反対車線の歩道を走り、やっと自転車も走れる歩道橋を発見!


しかし・・・らせん状に登っていて、そのまま上がろうとするとガリガリタイヤをこすります。


仕方なくフロントを持ち上げながら登ります。

遂に川沿いのサイクリングロードにたどり着きました。
そこはちょうど広場になっていて、自転車乗りたちがあちこちでくつろいでいる場所でした

激走!!自転車in台湾 17 台北の朝2 中山堂ほか

2011年08月23日 01時03分57秒 | 自転車
急に涼しくなりました。
タオルケットでは寒いので、肌布団を出したくらい。
もう秋がすぐそこまで来ている気配がします

しかし、このブログでは、依然として台湾の暑い夏が続きますよ~

総統府を見たあと、まだ時間はあります。
それなら近くにある主だった見どころはまわっておこう、ということで、ガイドブックの地図に載っているところに行くことにしました。

本日は、その写真を一挙大公開!! と行きたいところですが、このところパソコンの調子が悪く、昨日からいろいろいじって悪戦苦闘しています。
画像の方はまた後ほど。

ブログも漢字の変換に数分かかったりしますので、今日はこれにて。

では~


激走!!自転車in台湾 16 自転車購入 11

2011年08月20日 23時51分33秒 | 自転車
今日の晩ごはんは、初サンマです!!

うむむ、、、おいしそうですねぇ~
この澄んだ目を見てください、とっても新鮮そうに見えます。


焼き始めてすぐに、お尻から内臓がドボドボ出てきてしまいました。

もったいな~い~
でもどうすることもできません。

七輪が小さすぎますね。
四角くて大きいのが欲しいのですが、金属製のは売っているのに、一時期売っていた珪藻土のが全然見つかりません
どっかに売ってないですかねぇ・・・

半分ずつ焼きましたが、それでもおいしかったです~
内臓も全然苦くなくて、子供もペロリとまるごと一匹食べてしまいました。
サンマ大好き!!
フグよりも鯛よりもマグロの大トロよりも、サンマが一番うまい魚です!!


さて、リスクを承知で買ってきた、聞いたこともないメーカー「Dorcus」の自転車

ドイツのメーカーということでしたが、実は台湾のメーカーでした。
それでも別に後悔はしていなくて、これから伸びていけば、「無名時代のモデル」ということになって先見の明があったとなるし、廃れてしまえば希少な「幻のモデル」となります

どちらにしても、珍しいメーカーということで、希少価値だけはありますからねぇ~
少なくとも、日本広しと言えども持ってるのは、何人も居ないことでしょう(こんなバカなことする人は少ないということ・・・)。

GIANTのXTC2を買っていたとしても、満足していたと思いますが、あと10年、20年経って、どっちが持ってて嬉しいかというと、Dorcusなのではないかと思うのです。

ただし、それはDorcusが「いいモノ」を作っている、というのが前提です。

ホームページを見て見ると、2007年にできた新しい会社のようです。
4年経って、経営も軌道に乗ってきて、いいモノを作って一流メーカーになろうと野心的になっている時期でしょう
そんなメーカーが出す売れ筋の中堅モデルです。
会社の技術を結集して自信を持って出してきているモデル、いいモノで無い訳がありません。

・・・と、推測していたのですが・・・・

先日の朝、近くの公園にあるマウンテンバイク用のコースに行って見ようと自転車を出してみると・・・
こ、、、これは・・・・


なんだかサドルに貼られている皮が浮いているようです。

(写真は今日撮りました。子供が「サンマが焦げてるよう、早く、早くぅ!!」と呼ぶので、ピンボケですみません)

ホッチキスごと取れていました・・・

というか、皮をケチったのか、そもそもホッチキスで皮がきちんと留まってない



うむむ、、、、、




なんか、ボクって間違えましたかね?



激走!!自転車in台湾 15 台北の朝1 総督府

2011年08月20日 02時35分29秒 | 自転車
自転車も買ったことですし、さぁ出発!!

と、行きたいところですが、その前に台北観光のレポートを。

2日目の朝、早く目が覚めてしまいました(5時起床)。
せっかくなので、総督府の衛兵の交代式を見に行きました

総督府は宿から見て、台北駅の反対側。
てくてく歩き始めましたが、すぐに躓きます。

地下街が閉まってる・・・・


仕方なく地上を歩きます。
日が高くないので、過ごしやすくて気持ちいい。
歩いている人もほとんどいません。
昼間はあれだけうじゃうじゃいるスクーター達も居ませんね
さすがにこんなに朝早いと、まだみんな寝ていますか、、、

野良猫発見!


ほどなく総督府に到着。
なかなか荘厳な感じの建物。
日本統治時代に、日本が作った建物を、そのまま使用しています。

写真を撮ろうと思ったのですが、黒ズボンに白いシャツという、微妙にラフな格好のお兄さんが複数立っています。
これって警備の人だろうな・・・?
と思って、写真を撮っていいか聞いてみました。
・・・なんだかよく分かりませんでしたが、端っこならいい、と言われたようなので、正面からの撮影はやめて、軍楽隊の音がする方(向かって左)の端から撮影することに。

手頃な高さの塀に腰掛けて待っていたら、守衛のお兄さんに注意されてしまいました

道路を挟んだ向こう側(東)からなら、駐車場になっていてさえぎるものも無いし、正面から撮れるかなぁ、と思ったら、パトカーが一台停まっていました。
無理なんでしょうね・・・・

ふと見ると、軍用車があります。
うむむ・・・クルマの下に青いオイルの受け皿が・・・ (向こう側のクルマにも2つ!)
しかも路面には、多数のオイルの染みがあります。
ウチの旧いクルマみたいですねぇ~


さて、軍楽隊の音が動き出しました。


ん・・・?
こっち側から向こう側に向かって歩いていきます。
当然後ろ姿しか見えませんし、だんだん遠ざかっていきます
あまり迫力がありません。

あ・・・・やっぱり、衛兵たちも向こうに行ってしまうのね?


まぁでもこっちに帰ってくるかもしれませんし。

交代式は、軍楽隊の演奏があって、衛兵は立ってる、あまり動きのないものでしたが、早朝の静かな中で音楽や銃を取り扱う音が響き渡って、なかなか面白かったです


・・・・・が。。。。。
向こうに去っていってしまいました・・・



うむむ、、、向こう側に居ればもっとよかったのに、残念

衛兵たちも行ってしまったので、もういいだろう、と思って正面から写真を撮ろうとしたら、再び守衛のお兄さんにダメ、と言われてしまいました。
うむむ、、、、常時ダメだったのか・・・

次の場所に移動しようと、総督府の北側の道を歩いていたら、「タカタン、タカタン・・・・」という小太鼓のリズムに合わせて、軍楽隊が行進してきます。

そんなに広くない歩道上なので、すれ違う時間近で見れるなぁ、と期待してしまいます。
5mほど前に来たので、少し左によけた途端・・・!?

「タン、、、タカタン、タカ タンタン タカタカ タン!!」
小太鼓の合図と同時に、隊列が停止して不動となりました。

え、、、どうしたの? ボクのせい?? 一般人とすれ違う時は停まるのか・・・?
さまざまな憶測が脳裏を駆け巡ったその時・・・

バラっと急に緊張の解けた隊列は、ぞろぞろと脇に停められたバスに乗り込んで行きました・・・・


なんだ、、、早く言ってくださいよ~ ものすごくビビってしまった・・・

でも、面白いことを知ってしまいました。
今度来るときは、この軍楽隊の後ろにくっついて、一緒に行進してやろうと思います


激走!!自転車in台湾 14 台北の夜 2

2011年08月18日 06時45分49秒 | 自転車
汗だくで走る台北の夜。

もうそろそろ台北駅に着く頃だなぁ、と思っていると・・・・

なんだか見覚えのある場所に。
いや、実はこれは喜ばしいことではなく、今日の早朝てくてく歩いた場所、台北駅の南側です!!
なんでこんなところに出てきたんだろう??
確か一本道だったはず・・・・

見覚えがあるといっても、確か、向こうから来て、こっち方面に行った、それは覚えているのですが、そのあとどうしたのか思い出せません
とりあえずUターンしようと思ったら、すぐそこで夜市をやっています。

そういえばまだ晩飯も食べていないし、せっかくなのでちょっと寄っていくか
と、自転車を押しながら人ごみの中へ。

こうやって自転車を押していると、なんだか自分もイッパシの自転車乗りになったような気がして、ちょっと誇らしげです

この夜市、子供がやたら多い。
両脇は射的(みたいの)やらパチンコ(みたいの)やらゲームばっかり。


メシは無いのか・・と歩いて行くと、ありました~

メニュウをみても良く分からないのですが、分かるのが一つありました。
「排骨弁当」 排骨は豚肉のから揚げです。
実家の近くの中華料理屋で、よく排骨麺を食べました。

「パイコウベントウ」でいいのかどうかよく分からなかったので、指差して注文。
と、、、、店のお兄さんがなんだか言っています。
良く分からなかったのですが、どうやら「ここで食べるか?」と聞いているようなので、とりあえず頷いてみました。
あとで分かってきたのですが「○○弁当」を頼むと、かならずテイクアウトかどうか聞かれますね・・・

そして出てきたのが、こいつです。


う~ん、うまそう。もう一度食いてぇ~

揚げたてカリッカリの豚肉、煮卵、厚揚げ(あとから考えると、これが噂の「臭豆腐」)、キャベツのゆでたの、ひき肉などがご飯に載っています。

「うまい!!」

うまいです。
これで60元くらい(200円ちょっと)だったと思います。

うむむ、これは台湾の旅、楽しみになってきましたよぉ~

さて、お腹もいっぱいになったところで、出発。
夜市の反対側に出てきてしまいましたが、多分帰る方角は分かります。

で、大きな交差点で地図に載っている通りがありましたので、これを行けばOK!
と、思ったら・・・

・・・・またさっきの場所に戻ってきてしまいました
何をやってるんだか。

それから数十分後、、、、やっと宿にたどりついたのでした

宿の主人に自転車は中に入れなさい、と言われたので、ありがたくそうさせて頂き、急な階段を担いで登って、部屋で一息。

やっと到着です~
長かった一日、自転車も手に入ったし、めでたしめでたしでした

激走!!自転車in台湾 13 台北の夜

2011年08月18日 05時15分28秒 | 自転車
買ったばかりの自転車で、夜の街に漕ぎだしたボク。
自転車屋さんで頂いた、観光用の地図が頼りです

でも曲がるのは、一回だけ。ここさえ間違えなければ、あとは真っすぐでいいはず・・・・・でした
・・・ところが・・・
まぁ、それはあとで報告するとして。

初めて乗るスポーツタイプの自転車なので、勝手がよく分かりませんが、とりあえずギアのアップ・ダウンはできますので、これをガシャガシャ駆使しながら走ります。
なんでこんなにギアがたくさんあるんだろう・・・・

車道を走っていると、横からスクーターがけっこうなスピードで抜いていきます。
高速道路で、90kmで走行車線を走っている時に、横からインプレッサが180kmで追い抜いて行って、「おわっ!!」っとびっくりする時の感じですね

自転車はバックミラーが付いていないので後ろが見えなくて不便。
バックミラーも付けてもらえば良かったかなぁ(上塗りか・・・)、などと考えながら、できるだけ端っこを走ります。

信号で停まると、後ろからあとからあとからスクーターが湧いてきます。
クルマとクルマの間から浸み出してくるようですね。

ボクは発進が遅いので気を遣います
台湾は右側通行、できるだけ右によって、左から抜いてってもらいます。
少しでも右を開けていて、そこに入りこまれてしまうと、渓流の中で一個突き出している岩みたいに、両サイドにスクーターの流れができてしまって、ものすごく怖い思いをします。

慣れなくて困ったのが、信号手前のシフトダウン。
バイクの場合は停まってからギアを落とすことができますが、自転車は動いていないとギアが変わらない・・・
「あっ!!」と思って信号手前で急いでギアを落とすと、変速が完了する前に停まってしまって、発進はガシャガシャいいながらになってしまいます。

初めてのことなので、まあ慣れないこともあろうさ、と思いながら、それなりに順調に進んできました。

大きな川の手前で道路が橋になる、その上り坂のところで「禁汽車行(確か・・・)」と地面に書かれていて、これはスクーターや自転車は走ってはダメなのだろうと思って、下の道に行きます。

どこで渡るんだろう? と不安になりながら少し行くと、道路は川にぶち当たってT字路に、しかも右折のみ。
地図で見ると、橋は左方向には少し先にありますが、右折方向にはかなり走らないと無いようです

左折してやろうか、とも思いましたが、片側4車線ある道を渡るのはちょっと勇気が要ります(横断歩道は無い)。
仕方なく自転車を歩道に引き揚げて、引き返しました。
こんな時自転車は楽ですよねぇ~

広い通りまで戻って右折し、別の橋を目指します。
なんだかものすごい明るいところにでました。
繁華街と言うか、でかいスーパーみたいなものがあるのでしょうか、その一角でクルマの出入りがとても多い

台北での買い物には興味がないので、そのまま素通りしてしばらく走ると、、、、
前方に高速道路?
行き過ぎたか・・・、と思って地図を見ますが、そんな道路はありません。
道路標識を見ても、観光用の地図にはそこまで詳しいことは書いていません

これで合ってるはずだよなぁ・・・・かなり不安です。
夜の街で方角を間違えると致命的、とんでもない方向に行ってしまうと、とりかえしがつかないので、頻繁に地図を見ながらぼちぼち進むことにしました。

とりあえず川を渡らないと。(その川もこの辺りで蛇行しているので方角の参考にはならない・・・・)
川の方面に向かうため右折すると、やたらと分岐があって訳が分からない。
「右、内湖」とかいう看板があったりして混乱します(内湖区は自転車屋の住所)

それらしい方向に進んでいくと、汽車(スクーター)用の細い道路が上に延びているのを確認。
「橋だ!!」
と喜んで登り出したのですが・・・
「pBEeeee!!!
「ひぃ~・・・!?
スピードが出ない横をスクーターが、時に警笛を鳴らしながらものすごい勢いで抜いていきます。
スクーター2台がやっと並走できるくらいの細い道路で、これはコワイ!!

何回か体を硬直させながら堪えたところで、ふと見ると自転車乗りが一人、歩道にたたずんでいます。
どうやら下の方から歩道が伸びてきて、少し先で合流している模様。

「そうか、歩道に乗れば・・・」

・・・快適です

のんびりと夜景を楽しみながら、時に写真なぞパチリとする余裕などありました。



すの歩道も途中で終わり。
再び車道?スクーター道?に戻って、橋の坂を走り下ります。
「う~ん、快適~
下り坂で束の間のスピード感を楽しんだ後、再び汗だくとなって漕ぎ続けます。

道路は台北駅の北に出る道だということを確認でき、あとは走るだけ。

・・・と、思ったら、まだまだ、台北の夜はこのままでは許してくれないのでした

激走!!自転車in台湾 12 自転車購入 10

2011年08月17日 00時27分42秒 | 自転車
本日、家族で実家に帰ったのですが、その帰り道。
途中でお祭りをやっていたので、寄っていくことにしました

いつもは大人が酔っぱらって、威勢のいい祭りなのですが、今日は子供バージョンらしく(山車は本物です!)、提灯を持って袴を着た大人が見守る中、子供たちが代わり番こで太鼓を叩いています。
あぁ、こうやって次の世代に伝わっていくんだ、と感心しました。

それはさておき、夜店でフライドポテトとタコ焼きを買ったのですが、子供が一人でポテトを食べてしまいました。
300円詰め放題とは名ばかりで、詰められるほどデカイ袋ではなく、ちびっとしか無かったので、全部食べてしまう気持ちは分からないではありませんが、それはそれ、お母さんに叱られるのは避けられません

その後タコ焼きを渡したのですが、4個のうち一つを食べて、「もういい」と返してきたので、珍しいこともあるな、と思いながら一個食べました。

でもあとでお腹がすくかもしれないと思って、「一個食べときな」と渡したら、無言でパクっと一口。
んん・・・?

もしや、と思って、子供がお茶を飲むのを待ってから、「これも食っとけ」と言って最後の一個を渡したら、箱についたかつおぶしまでキレイに食べてしまいました。

やはり。。。

さぁ、行くか、と、立ちあがった時に「たこ焼き、遠慮しとったんかよぅ」と言って、頭をくしゃっとなでたら、こっちは見ずに、お母さんの顔を見てニヤッと笑っていました。

パパは大のポテト好き、申し訳ないと思ったのでしょうか。
今までボクに対してはこんな気遣いをする子では無かったので、あやうく見過ごすところでした。
あのまま、全部ボクがたこ焼きを食べてしまっていたら・・・・
気付いてホントに良かったです~



さて、ボクが台湾で自転車を買った店の紹介です。

東湖捷安特捷信單車店
住所:台北市內湖區康寧路三段219巷二號
TEL:(02)2632-4261
営業時間:am11:00~pm10:00
E-Mail:jc.bike@msa.hinet.net
ブログ:tw.myblog.yahoo.com/jcbike-idv

とってもいい店でした。
最終日はここに帰ってきて段ボールに梱包してもらいました。
工賃は350元(約1200円)です。
タクシーを呼んで、行き先まで運転手に説明してくれていました
(タクシー代は、台北駅近くまでで1000円ちょっとでした)


Dorcusがドイツのメーカーだと言っていた、その真意は気になります。
帰ってきて調べて見たら、台湾のメーカーのようでした。
だまされたのでしょうか?
ドイツの工業製品は高品質で、この言葉が購入のきっかけになったことは間違いありません。
が、台湾のメーカーだと言われたとしても、もしかしたらやっぱり買っていたかもしれません

調べる時間も方法も十分にあった(待ってもらってた)訳で、自分で調査を怠って相手の情報を真に受けて買ったのは自分の責任とも言えます。

外国からの客、明らかに今回限りの客に多少のウソを織り交ぜながらセールストークするのは、当たり前の世界だと思います。

だまされた、と思うと少し複雑な心境ではありますが、特に責めるとか、こんちくしょうと思うとかは全く無く、自己の責任で買ったと思っています。

その他、各地で立ち寄ったGIANTショップ、とても親切でいい店ばかり
大渓の老街の中、鶯歌、金山、困った時のGIANTショップ、ほんとに助かりました。
そうそう、鶯歌の店にはXTC2がありましたね。

あと多少強引でしたが、腕は確かそうな新店市の自転車屋さんもありました。詳細は後ほど。
「來ネ豊車行」
台北県新店市三民路28號
(02)2913-5739
取扱メーカー:メリダ、FUJI、OYAMA


激走!!自転車in台湾 11 自転車購入 9

2011年08月15日 23時18分16秒 | 自転車
Dorcusと決めたので、XTC2は脇にどけられ、整備が始まります。


やはりカッコイイですね。


モデルは「LTD PRO」なんだかグレードの高そうな名前です。






もともと完成車として店頭にあったものなので、それ程時間はかからないと思っていましたが、次から次へお客さんは来るし、とても忙しそうです。
こちらは自転車が買えた安心感で、多少遅くなるくらいどうってことないので、他のお客さんを優先してもらうことにして、のんびりと構えています

他の店がどうなのか分からないのですが、フロントのLEDのライト、リアの赤い点滅ライト、ドリンクホルダーとボトルはサービスで付けてくれました

ボクがお願いしたのは、後ろの荷台。
カバンを載せないといけませんので、必需品です

ところが、この荷台、サドルの支柱に取り付けるのですが、どうも設計が悪い。
取り付けると、支柱の塗装が絶対に剥げる。
そこで、間に緩衝剤をはさんでもらいました。
ちょっとカッコ悪いけどしょうがないな

支払いはカードで。
他の店のように、カードだと値引き率が下がったりはしません。
ちゃんと0.9を掛けて計算してくれました

おっと、道中でパンクした時のために、予備のチューブを買っておかないと。
ヘルメットはいいか、けっこう高いし。
手袋もいらないや。
お尻が痛くならない、パッド入りのパンツは、実は秘密兵器があるので不要です

もう一度計算し直してもらって、支払です。
うむむ、、、カードが使えて良かった。

・・・・ちょっと待てよ
確かにXTC2は定価×0.9という話でしたが、Dorcusは店頭の値札で既に「特価」と書いてありました。
これに×0.9しちゃあ・・・

店長におそるおそる確認したところ、それでOKだとのことで、ホッと胸をなでおろし「サンキュウ、サンキュウ」の連発です

書き忘れていましたが、この店は英語が通じます(ただしボクの片言英語程度までしか確認できませんが、少なくともこのレベルまではストレスなく会話は可能)。
店長だけではなく、店員さんもOK。

とってもいいお店でした。
近所の人と思しきお客さんがひっきりなしに訪れます。
高級自転車扱ってます、的なところは皆無。
地域の自転車屋さん、って感じでした

外国人のお客について聞いてみましたが、日本人はほとんど来なくて、ヨーロッパや香港や中国の人が多いそうです。


支払いも完了したことですし、さて、いよいよ出発です。
整備用の自転車のスタンドを外して・・・・スタンドは?

店長に「スタンドは?」と聞くと、「あ、必要か?」と聞くので「必要です」と回答すると、戸惑ったような、哀しそうな顔をしました

そういえば、この手の高い自転車にのった人は、いつも手に持ってるか、何かに立てかけていたっけ・・・・

うむむ、、、自転車乗りの文化をまだ把握していないから分かりませんが、もしかしたら「スタンドを付ける」というのは、実はものすご~くカッチョ悪いことなのかもしれません

「しまった、言わなきゃ良かった」と、思いつつ、でも後ろに重い荷物を載せて、スタンド無ければ困るのは明白です。
やはり、付けてもらいました

そして、物を後ろに積んで、店の主人に挨拶すると、ボクは台北の夜の闇の中に消えていったのでした・・・・