いやぁ、大変な目に合いました・・・
リードを付けずに庭に放した自分が悪いのですけどね・・・
こむぎ、サッカーボールで遊ぶのが大好きで、一度始めるとフラフラになってもまだ足りない。
途中でやめてボールを取り上げると、「まって~」とばかりに、足に抱きついてきます。
そのあと軽く足に噛みつく
普段は絶対に噛まないのですが、この時だけは必ずチビッと噛むので、相当口惜しいのだろうと思います。
そんな風なので、サッカーボールで遊ぶときは、絶対に逃げ出さないという確証があったので、リードを外していました。
といっても、この2~3回の話ですが。
ただ絶対ということは絶対になく、また想定外は必ずあるもの。
しかも「そんな想定はすぐに想定できるやろ」というレベルの想定外で、お恥ずかしい限り
経緯はこうです。
庭でサッカーボールで遊んでいると、仲良しのワンコが散歩で通りかかり。。。
いつもは元気なコムギ側が繋がれていて動きに制限があるので、お友達のワンコ側はリードを放してフリーで遊んでいました。
今日も同じようにリードを引きずりながら家の坂を駆け上がってきた小型犬のお友達・・・
そこに大喜びで飛び掛かるこむぎ、リードがないのでやりたい放題。
いつもと勝手が違う小型犬のお友達はびっくりして逃げ出し、こむぎはそれを追いかけ・・・
お友達の犬を捕まえればこむぎも一網打尽にできると考えて、お友達のリードを狙って追いかけます。
ここで、自分が自由になったことに気づいたこむぎ、賢くも180度反転して逆方向に逃げ出す・・・
お友達の犬は飼い主さんに任せて、こちらはコムギを追い掛けます。
「こら、こむぎ。まて!!」
離れたところで立ち止まってこちらをうかがうコムギ。
「ほら、おいで、ほらほら」
やさしい口調とを使い分けながら近寄っていきますが、一定の距離をおいて寄ってこようとはしません。
そういえば・・・サッカーで汗だくになったので、上半身は裸で、リードも持っていない。
自分の有利な状況を認識できたのか、見切りをつけたのか、走り去るコムギ
そのの方向を見極め、家に戻って服を着て、リードを手に追い掛ける!!
近所の良く吠える犬が狂ったように吠えているのに気づき、そちら方面に走っていくと、犬の散歩してる方が手招きしてます。
角を曲がると・・・・
果たしてコムギが電信柱に放尿中。
ここぞとばかりに押さえにかかります。
が、俊敏さに勝るコムギはひらりと身をかわし、あろうことか広い道路を渡ろうと・・・!!
一番恐れていたのは、車にはねられること。
どっかに行ってしまって戻ってこないとか、人に危害を加えるとか、そんなんではありません。
周りは田舎の細い道か田んぼの中の一本道なのですが、片側1車線の道が村の真ん中を突っ切っていて、今まさにその道の脇でこの攻防が繰り広げられているのでした
いつ飛び出すかわからない状況で、一応車が来ているかどうかは気にしていたので、コムギが渡ろうとするときにはそれほど慌てずに済みます。
渡った先は田んぼの真ん中、走り去るコムギ。
「こらっ!! こむぎ!!」
散歩中の犬の周りをぐるっと回った後で、また逃げる。
「まてっ!! まてまて!! ストップ!!」
声を荒げて怒声を投げつけます。
不思議と全力では逃げないな、、、と思っていたら・・・
道の脇の草むらでうずくまって動かなくなりました・・・
「よーしよし。動くなよー。」
待っていたことを褒めたらいいのか、逃げたことを怒ったほうが良いのか・・・
怒られたことで観念して動かなくなったということは、おそらく悪いことをしたと認識してるはず。
そうなら、待っていたことをまず褒めたほうが良いのかな。
とりあえず、もう怒ってみせるのはやめときました。
「おい、もう逃げるなよ。あかんぞ」
少し落ち着いたところで、帰ることにしましたが、すぐに立ち止まって歩かなくなる
少なくとも、いつもと違うということを認識させるために、抱っこして帰ることにしました。
家に帰って土間に繋ぎます。
しっぽも下がって、しょぼくれた感じですが、今は一緒に逃げたお友達の犬が気になって相手にしている余裕はありません。
探しに行きましたが見つからず、結局自宅に伺うと、一目散に家に逃げ帰ったそうです。。。
ご迷惑をおかけしました・・・
さて、こむぎ。
もうこれ以上叱っても理解しないと思うので、いつも通り接していますが、もう放すのはやめましょう。
実は、山の中でなら放してもいいかなと思い、すぐに戻ってくるように躾けようと、犬笛を購入しようとしていたのです。
もう少し先かなぁ。。。