はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

こんな・・・

2007年07月18日 00時52分41秒 | 古民家再生
雨戸です・・・。上部にスリットが入っていますが、裏から動かすことによって、閉じたり開いたりします。
これで通風と採光と防犯と断熱を満足して・・・・ません・・・

ここの雨戸はもともと難しかったのです。パッシブな家を目指し、出来るだけ電気などのエネルギーを使わず、夏涼しく冬暖かい家をつくるためには非常に重要な役割を果たします。

まず防犯。自分の帰りがいつも遅く、家を空けることが多いので、嫁と子供が安心して過ごせること、これが最重要の前提です。

まず候補に挙がるのが、格子戸。これなら防犯、通風、採光を満足してくれます。カッコもいいですね。

でも問題は断熱。冬場の夜にはやはり雨戸の断熱効果が欲しいところです

冬だけ今ある雨戸に替えることも考えました。しかし昼間は雨戸を閉めっぱなしでは湿っぽくていけませんし、せっかくの日差しも家の中に入りませんので開けると今度は防犯上問題です。

そこで登場したのが無双窓でした。話を聞いて「これだ!!」と思いました。格子が2重になっていて、重ねたりずらしたりすることによって、隙間が開いたり閉じたりします。
つまり普通の雨戸と格子戸の長所を併せ持った、夢の雨戸だったのですが・・・

無双が上部の四分の一だけでは、格子の機能はほとんどありません。

でも棟梁曰く、無双窓付きの雨戸と言えば、こういうものらしいです。全体を無双にすると防犯上問題があるよう。確かにネットで調べてみても、無双窓といえば動かない固定式、無双の雨戸はこんなのでした。

これは大きな誤算です。せっかく立派なのを作ってもらって、大工さんにも建具屋さんにも本当に申し訳ないのですが、8枚も作ったので相当お金もかかっているのですが、これは失敗です・・・

話を聞いただけで舞い上がってしまって、絵姿も確認せずにGOをかけてしまいました。うむむ、反省。最近こんなことが多いですねぇ・・・・。