はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

英国バイク旅07 絶品!!サンデー・ロースト

2024年07月19日 00時35分04秒 | 旅行

この日の目的地は、ナショナルトラスト ナッフィールド・プレイス(Nuffield Place)。

に向かっていくと、正面から雨雲が・・・そしてぽつぽつと雨が当たり始めます。

「また来るか、雨の野郎」

と思っていると、先頭を走っていたバイクが突然曲がって姿を消しました。

パブの駐車場です。

「昼飯にしますか」

「サンデーローストですね」

イギリス歴の長い二人の会話に付いていけません

昼飯というのは分かるし、サンデーもローストも分かるけど、関連性が不明。

「サンデーローストってなに?」

「え、知らない?」

知らんわい!!

 

サンデーロースト、それは日曜日にローストを食べるイギリスの慣習もしくはその料理のことです。

日曜のお昼は、パブの料理人が腕によりをかけたロースト料理を安く?提供してくれます。

イギリスの人はみんな楽しみにしていて、家族や仲間で揃って食べに行くのです。

東海地方での「モーニング」みたいなものなのか・・・

さて、いかなるものか・・・サンデーロースト

 

そのまえに、パブというものにあまりなじみがない自分。

過去に何度もイギリスを訪れていますが、お酒が飲めないので近寄りがたく、、、
店に入ってどう振舞ったらいいのか、どこに座って、注文はどうして、おカネはどうやって払う?

そして、きちんと会話ができるのか、意思疎通は可能か?

一人なら絶対無理ですが、今回は後についていくだけなので、安心です

 

席がいっぱいで、交渉の末奥の部屋へ。

メニューを見せられて、ローストにはいろんな肉があることを知る・・・

ローストと言えばビーフ、それしか思い浮かばないのですが、豚やチキンや羊まで、よりどりみどり。

自分は無難にビーフにしましたが、チキンもおいしそうでした。

ウェイトレスが注文を取りに来ます。

「jaojoosfgjweoir0qsdkmao@ir@gierjknasjdfphaiug@air」

「ビーフ、プリーズ」

皆さんの真似をします。

「kaaafgjeiorkalkdnfajdpfaoidjgalda:idj@famd:lakmgr@his:kmhsekrjjsfa」

「????」

「飲み物なににしますか、だって」
通訳がいると、助かります~

注文を終え、何やら店員と話をしています。

立ち上がって

「あっちに行きましょう」

「え、席変わるの??」

「荷物は置いといても大丈夫ですよ」

 

行って見ると、バイキング形式のようです(店によって違います)

料理人が目の前で切ってくれます。
うまそ~

その隣で野菜やポテトは取り放題。

ちょっと欲張り過ぎましたかな・・・

真ん中の窪んだパンのようなものの中に、グレイビーソースをいれるらしい。

ロースト埋もれて見えませんが、十分満足できる量がありました。

イギリスは食べ物はおいしくない、というのが定説です。

確かに当たりはずれのギャップが激しく、かつ、はずれの確率が格段に高いのは確かですが、、、

おいしいところはおいしいです

ここは超当たりの店でした

ただ食べきれず、ポテトはお持ち帰りしました。。。

 

店の名は・・・

すみません、記憶になく、店の外観の写真もありません。

Nettlebedという町の、Innと併設されたパブで、Nuffieldni向かって道路の右手にあります。

ちなみにお値段は20ポンド(4000円)くらいでした。


英国バイク旅06 聖地巡礼ACE CAFE LONDON

2024年07月18日 00時09分00秒 | 旅行

翌日、野球の試合が無くなったから、と、フラっと現れたレンタルバイク屋のTさんを加えて、バイク乗りの聖地ACE CAFE LONDONに行ってきました。

ACE CAFEといえば、カフェレーサー発祥の地。

1960年代まで遡りますが、若者たちが夜な夜なバイクで当時唯一の24時間営業だったACEに集まり、ストリートレースでスピードを競っていたそうです。

その当時のスピード重視の改造車が、今のカフェレーサー・スタイルの原型となっています。

今のACE CAFEは再建されたものなので当時のモノとは全く違いますが、それでも休日にはわんさかバイク乗りが集まってきます。

同行のお二人も例にもれず、どっかに出かける前にはここの寄ることが多いらしい。

特に飲み物や料理がおいしい訳では無さそうですが、これだけ人が集まるのはすごいですね~

奥では朝からバンドの生演奏も

もう、ここに居るだけでお祭り気分が味わえます。

ACE CAFEのオーナーと一緒に写真を撮らせてもらいました。

ムキムキのロックンローラーみたいな人かと思ったら、物静かでジェントルな感じの方でした。

日本に帰って来てから知ったのですが、公式の通販サイトがあったんですね。。。

けっこうやり手のビジネスマンのようです。

 

土産を買ったりなんだかんだでかなりのんびりしましたが、ツーリングに出発。

 

途中雨に降られました。

イギリス暮らしの長い二人は慣れたもので、「そのうち止むさ」ってな感じで、のんびりしてます。

たまたま雨をしのげる場所があったのでラッキーでした。

イギリスって、コンビニも無いし、雨宿りできるような場所が無くて、通常は気にせずに走り続けるようです・・・

後でいやというほど実感しますが、よほどの田舎道でない限り、脇に停めるところもないので、カッパを着ることも出来ません。。。

イギリスでのツーリングは、雨との闘い。

雨雲を見て行先を決め、いかにタイミングよく休憩するかで、ずぶ濡れになるかならないかが決まります。。。

 

さて今回は木陰で雨宿り、15分ほどでとりあえず止みましたが、雨が防げたのは最初だけで、結局カッパを着ることにしたのでした。

(つづく)


英国バイク旅05 セブンシスターズ(Seven Sisters) ライ(Rye)

2024年07月12日 22時58分41秒 | 旅行

次に向かったのは、セブンシスターズ(Sevens Sisters)。

イギリスの南の端っこにあります。

海から白い壁が直立していますね。

ドーバーの白い壁も有名ですが、現地ではこちらも人気のスポットのようです。

天気も良くて気持ちいい~

来て良かった、バイクで良かった・・・

遠くからだと分かりませんが、近づくほど、その大きさを実感します。

この先には川があってそれ以上は近づけませんでした。

 

ただの牧草地ですが、、、いい景色です。

 

バイクで川向うに進出。

丁度さっき見ていた崖の頂上に近いあたりです。

ココまでの道、最高でした

途中停めるところが無かったので、写真を撮れなかったのが残念です。

 

次に向かったのがライ(Rye)、街並みがお洒落な街です。

お洒落なお店がたくさんあるらしいのですが、あいにく5時を過ぎていて閉まっていたようです。

カフェ?パブ?バー?で一服しました。
(写真はバイクのみ、写っている人は赤の他人です。見ればわかるってか・・・

暗くならないうちに出発。

とはいえ、夜の9時まで明るいので、かなりのんびりできます。

本日はロンドン近郊のHさんのアパートに転がり込みます。

土曜日は宿が無いので、ホントにありがたい


英国バイク旅04 ジョンクーパーさんのお墓参り

2024年07月10日 19時23分21秒 | 旅行

まずは第一の目的であるバイクには乗れました。

次の目的、、、

「ジョンクーパー氏のお墓参り」

ジョンクーパーさんは言わずと知れたミニ・クーパーの生みの親です。

が、その前に、著名なF1コンストラクターでもあります。

F1マシンが「葉巻型」と言われた時代、今では常識となっているミッドシップレイアウトを、誰よりも早く採用して、席捲したのがクーパーさんです。


「世界の自動車 クーパー/ローラ/エルヴァ」より

ミニクーパーのボンネットの2本線(クーパーライン)は、F1時代からのものですね。


「世界の自動車 クーパー/ローラ/エルヴァ」より

そしてクーパーさんの名を冠したミニ・クーパーが発売されたのも、ミニの生みの親であるアレック・イシゴニスさんと交友関係があったことから考えると、自然の成り行きだったでしょう。

最強バージョンであるミニ・クーパーSは今では1千万円くらいしますね。。。

ボクが新入社員のころ(30年以上前)新車のミニを衝動買いした当時は、まだ300万円で買えたので、こっちを買っておけばよかったな~と、言っても詮無いと思いつつ、そう思います

 

さて、クーパーさんの眠っているアランデル大聖堂は、クーパーさんの店があったワージング(Worthing)の近くにあります。

実はクーパーさんには20数年前にお会いしたことがあり、そのご縁もあって、今回のお墓参りです。

そのときの話はまた後日。

サインももらいました

 

サインしながら「こんな本、俺は見たことないぞ」とつぶやいてましたが・・・

 

アランデル大聖堂(Arundel Cathedral)に到着。
たいして有名でもないと思うのですが、すごい。。。

広角にしたせいか写真では狭く見えますが、かなり広いです。

お墓はすぐに見つかると思ったのですが、周囲をくまなく歩いても墓地は見当たらない、、、

大聖堂の中の売店の店員さんや、近所のパブの店員にまで聞いてみましたが、誰も知らないようです

ネットで調べたら確かにここだと書いてあるのですが、、、

 

しかし仕方ない、同行者もいるし、長々と粘ることは出来ないので、あきらめて出発します。

うむむ、、、渡航初日から計画倒れか・・・

(つづく)


英国バイク旅03 いざ!!バイクで

2024年07月07日 00時58分09秒 | 旅行

最寄りの駅から、レンタルしてくれるTさんの車に乗せてもらって、バイクの倉庫へ。

今回借りるのは、ゼファー750。

イギリスのレンタカーがあまりにも高額で、一旦は断念したのですが、、、

イギリス在住の知り合い(Hさん)から自分の話を聞き、個人のバイクをレンタカー登録して格安でレンタルしてくれました。

レンタルしてくれた人(Tさん)は、もともと日本人向けに気軽にバイクが借りられるようなレンタバイク屋の構想があったそうなのですが、、、

自分がTZRに乗ってるということで「同類」と認識されたようで、そこから一気に話が進んだとか・・・

バイク好きなのと、元々旅行業をやってたそうなので情報が豊富で、めちゃ助かりました~

 

とりあえず、一週間のバイクの旅に必要なものを積んで、残りは倉庫に置かせてもらいます。

イギリスの友人のHさんもバイクで到着。

ヘルメットはレンタル(無料)もありましたが、友人が持って来てくれたのを借りました。

 

そして、いよいよ出発!!

イギリスは何度も走ったことがあるのですが、やはり20年ぶりなのとバイクでは初めてなので、

同行者がいるとホントに心強いです

 

まずはガソリンの入れ方から。

2種類あるUnleadの安い方を入れて、店の中に行き、番号(ガソリンを入れる機械にふられた番号)を告げ、カードをかざして終わり。

簡単です。

カードで支払い後、何かペラペラと話しかけてくるので「Yes,Please」と笑顔で言うと、レシートをくれます

おそらく「レシートはいるか?」と聞いているのだと思います。

 

リッター当たり1.5ポンドなので、300円/ℓくらいですね。。。
高いですが、ここは節約できるところではないので気にしないことにします

 

最初の目的地は、アランデル大聖堂(Arundel Cathedral)

ジョン・クーパーさんのお墓参りをします。

 

途中で、バイクを取りに戻ったTさん待ちで、カフェに寄ります。
う~ん、いいですねぇ~ イギリスでカフェ

ほどなくTさん到着。
Tさん、ぶっ飛ばすのでめちゃ速いっす

 

皆さん朝ご飯を食べますが、自分は機内食が合わなかったのと、機内があまりにも寒くて、食欲がないので紅茶だけです。

紅茶は「Tea」ですが、発音が難しく、どこに行っても何度も聞き返され、ちょっと悲しくなる。
結局、旅行中最後の最後までちゃんと伝わりませんでした。。。


本日の見晴らし珈琲ツーリング

2024年07月02日 00時30分28秒 | ツーリング(バイク)

「本日の、、、」と言いつつ、3週分まとめてです。

英国から帰ってきた、その週末、TZRで出撃。

イギリスで一週間バイク漬けの生活だったので、そんな帰ってきてすぐに乗らなくても、、、

と思いますが、これは乗らずにはいられないんですね。。。

現地で乗ったのは、カワサキのゼファー750。

乗りやすいしいいバイクでした。

ただ乗ってる間の違和感というものも現実はあって、「いつもと違う」という感覚は最後まで払しょくできませんでした。

運転(操縦)している、というよりは、単に(上に)乗っているという感じ。

結果として、、、その違和感が体に残ったままになっているので、その口直しというか、乗りなおしてリセットする必要が出てきたのかな、と思います。

とにかく自分のバイクに乗らないと落ち着かない状態に陥っていたので、あまり天気は良くありませんでしたが出撃。

やはりもう30年も乗っているので、2ストのテケテケ音と軽い身のこなしは
「あぁ、、、これこれ。これなんよなぁ~

しかありません。

「大型免許取ったんだからデカいバイク買えよ」

と勧める向きもありますが、、、

そもそもバイクに単なる安定感や乗りやすさ(簡単にあるいは楽に乗れる)を求めていないし、単なるスピードの速さを追求しているわけでもなく、

峠道をヒラヒラを気持ちよく走りたいというのが目的なので、どれだけパワーがあったとしても、「重い」という一点で選択の対象から外れてしまうんですよね~

いつもの峠道を通っていつもの場所へ。

草が茂っていて、見晴らしはイマイチになっていました。。。

山を切り開いた場所はすぐに草木が茂って、大体1シーズン、長くて2シーズンくらいが寿命ですね。
また探さないと。。。

 

そして先々週、KDXでやはりいつもの道路脇へ。

う~ん、こちらもなんか景色が変わった気がします。
こんなに山が近かったっけ。。。

(さすがに気のせいだと思いますが)

帰り道、調子に乗ってスピードを出し過ぎフロントが滑ってあらぬ方向へ、、、

横の崖に向かって突進、眼前に大きな倒木が迫る。。。

「あぁ、ぶつかる・・・

そして激突!! (というほどの速度でもないのですが・・・)

←写真は崖側に倒れたバイクを起こしたところ

万事休す。

と思ったら、

軽い衝撃とともに、倒木が真っ二つに。
腐った倒木で、助かりました~

 

そしておととい。

順番からいってTZRの日ですが、暑かったので涼しい所に行こうとKDXで避暑地へ。


この時期、3時を過ぎていたこともあり、まだ寒かったです。。。

雨が多いので、苔だらけ。

滑らないように、ブレーキとアクセルワークに気を遣います。

 

冷たい水。

誰も来ないし、ここはホントにいいところです。

カップ麺のぶっかけうどん(生タイプ)を買ったので、今度ここの水で締めて食べようと思います

 

あぁ、、、英国の記事を書かないと、どんどん忘れてってしまう。

頑張ろう。。。