温泉津温泉の宿は素泊まりの宿、米子屋。
2012年にリフォームされた古民家です。
旅行の計画中、ゴールデンウィークまで一か月を切り、初日の3日と4日は宿がどこも開いておらず、キャンプしようかと思ったのですが、「7月からです」と言われて途方に暮れていたところで見つけました。
「こんないいとこ、空いてないだろうなぁ・・・」
ダメ元で電話してみたら、なんと、空いていました~
田舎ツーリズム・お寺体験 というのが敬遠されたのでしょうか、リフォームしたての古民家です。
しかも一人一泊3000円!!
世界遺産の温泉津温泉の宿はどこも1万円以上するところばかり。
まさか3人で9000円で泊まれるとは・・・
お寺にクルマを停めて受付を済ませ、宿に行って一通り説明を受けます。
着いてみると二階建てのこじんまりした古民家でした。
←写真は翌朝のもの
お寺の人について、カギを開けて中に入ると、誰もいません。
2階は立ち入り禁止になっています・・・・
もしかして相部屋・・・・? どうりで安いと・・・・
他にお客は? と、確認したら、なんと!!
貸切でした!!
世界遺産で家族3人古民家一軒家貸切で一泊9000円!!
驚きです~
部屋は1階に4部屋。
玄関入ってすぐ右手(東側)の部屋
ここには、昔の商家などにあった戸があり(名前忘れた・・・)、夜の間は雨戸を閉めています。
雨戸を金具に引っかけて、、、
ちょっと明るくなります。
さらに障子を下げると、開放されます。外には暖簾が下がっています。
さらに奥の部屋は簡易床の間の部屋(6畳)。↓
北側には細長い寝室?(4畳)があります。↓
布団は当初押入れに入っていました。朝なので出してあります。
裏には庭がありました。↓
BBQができるかどうかは聞いてみないと分かりません
屋外水道もあり。
キッチンには、ガスコンロ、冷蔵庫、電子レンジ、電気ポット、なんでもそろっています。
ちゃぶ台が置いてあり、ご飯を並べてひっくり返すことも可能(星飛馬のお父さんか!!)
ガイドブックも置いてありました。
食器棚には茶碗や皿や箸、スプーンなども完備
流しの横に勝手口があり、ここから先ほどの裏庭に出られます。
洗面所は玄関入った正面右手。↓
銭湯に持って行くための桶や、シャンプーもあって、至れり尽くせり!!
洗面台は広く、頭でも洗えちゃいます~
トイレは食器棚の裏に隠されています。↓
ボタンを押すと、食器棚がガガガと移動して・・・・って、そんなことはなく、ちゃんと人が通れるだけの隙間はあります
玄関です。↓
玄関の脇には、2階に上がる階段。↓
今日は人数が少ないので立ち入り禁止になっていますが、多いときは上でも寝られます。
こっそり上がってみました
上りきった所に戸があります。
広い部屋が一つ。
窓から顔を出すと、通りが見えます。
朝のすがすがしい空気が部屋に入ってきました。
北側には布団が。
こちらからは、裏庭が見えます。
けっこう急な階段。登る時はいいけど・・・
全ての窓には雨戸が付いていて、寒いかと思ったけど全然そんなことはありませんでした。
カギは、雨戸の裏側についているバーを手前に倒すだけ。
温泉街でももっとも古い部類に入るという古民家で、2012年に改装されたそうです。
あちこちに新しい部材に置き換えられたところが見られますね。
かなり大規模な改修だったようです。
色の薄いのが新しい部材。
いやぁ、もっと早く到着しておけば、自炊したりしてかなり楽しめたはずなのに、非常にもったいないことをしました
翌日も石見銀山の混雑前に行こうと朝早く出発するので、のんびりとはしていられません
ざんねん!!
次回また来る機会があれば(無いだろうなぁ・・・・)、必ずここに泊まろうと思います
さて、当日はかなり寒い日で、tシャツにトレーナーを着たくらいでは震えてしまうくらい。
早速近所の銭湯「薬師湯」にいって、暖まることにしましょう