【1個/大豊作】
庭の端っこにいつからそこに生えていたのか分からない桜の木がある。気付いたのはもう成人してからだけど、なんとこの桜はサクランボがしっかり生る。台風かなんかで倒れちゃったのだけど、傾いたまま毎年元気に春一番に花を咲かせ、母の日前後に実が熟す。
倒れているから小さな子どもでも登りたい放題。サクランボも採りたい放題。
そのサクランボ、今年は間違いなく過去最高の出来。
自然の味がいいよね、なんていうレベルは遙かに越えている。お店で売っているサクランボにかなり近づいている。
味、量ともに大豊作だ。
いつもは追っ払ったって逃げない鳥との奪い合い。だから、赤くなったと思ったら1日、2日であっという間になくなってしまう。それが今年は争いにならない程生っている。鳥たちも食べきれない。
美味しい赤を夢中で撮って、撮ったところから食べまくる。一気食いですっかりサクランボ腹だ。
近くの人は是非食べに来て欲しいくらい。あとは落ちるばかりでもったいないよ。
【杉肌】
ここ数年はトレイルレースにもランシューで参戦だったけど、先日のOTK（青梅～鴨沢）の時には久し振りに靴箱の上の方からスポルティバのスカイライトを取り出した。ずっと昔、モニター用にいただいたものだ（その時の記事）。もうとっくに寿命が来ているのだけど、もの凄く相性がよくて捨てられなかった一足。
ソールはツルッツル。でも流石にクライミング用シューズから発展させたというだけあって岩の上とかで滑りにくい。下りではわざとスライドさせて走るから、グリップが効き過ぎるよりかえって好都合。
だけど、やっぱりアッパーとかが伸びきっていてホールド感はすっかり失われていた。10時間近く履き続けていたらそのことがよくわかった。長い間ありがとう。最後の最後にいいサポートをしてくれた。
で、日曜日の6時間ロゲはターサーゲイル。こちらはロード用だけど、フルマラソン、坂練、ハセツネと使い倒した代物だ。雨上がりだったせいもあるけど、スポルティバから一転、やたら不安定で困った。足が外へ外へとずれるというか、逃げて行くのだ。あまりにずれる感触があったのでひっくり返してみたら、、、。
ソール外側のプレートが完全にいかれていた。このせいだったのか。これも完全にご臨終だ。
ヘタレたシューズ、完全に寿命が来たシューズをあえて履いていると、いつもは意識しないシューズの機能に色々と気付かされる。悪いことばかりではないよ。（なんて言い訳を）
数日後に迫った野辺山ウルトラ100kmではUTMFを共にしたアディゼロジャパン2に最後の仕事を託すつもり。これも相当くたびれているんだけどね。もう1回だけ。
折り目に隠れて見落としてしまったポイントに気づき、しまったぁ、やっちまった、ごめんなさいと悔しがる相棒。
実は前回に続き2度目だったりして。
だけど、最後はもういいやって相棒に丸投げして知らん顔で、確かめもしなかったパートナー。同じく前回同様だったりして。
水があちこちから漏れ過ぎですね。総合優勝のチャンスを取り逃してしまった。→リザルト
久し振りにじっくりと地図を見返して、ちょっと反省のアフターロゲ。
「ちょっと」じゃだめだけど、まだまだ伸びしろたっぷりってことにしておきます。
ご愛敬たっぷりあり過ぎのチーム・ハリーコッチャーでした^^;
って、反省しつつ、次回は念願の招待だから気合い入れるぞと誓いを立てていたら、、、
■お知らせ
変則開催ながら、
皆様に親しまれてきたこの大会ですが、
会場都合により、今回を持ちましてしばらく充電期間に入ります。
とはいえ、松代に限らず今後の大会情報、
ぞくぞくとtreknao.comで発信されています。
お見逃しなく！
参加者の皆様、スタッフの皆様、
ご愛顧、本当にありがとうございました。
なんていうご案内メールが。ざんね～ん。でも色々区切りをつけるってことは悪くないこと。
またいつの日か。
ロゲイニングのレースレポはその大会に参加して実際に競技に使った地図を見ていないと面白くもなんともない。
ということで、今日の話題は昨日のフォトロゲ松代大会で男子の部優勝した「ハリーコッチャー」の心理的闘い（葛藤）について。
2009年の菅平12時間ロゲに出たくて声をかけた古茶さんと、チーム「ハリーコッチャー」結成し制限時間長目のロゲインニングの時はヤル気満々でコンビを組んできた。が、今回はお互いに戦前の盛り上がりに欠けていた。珍事だ。
ハリ天・・・来週の野辺山ウルトラ100kmをマジレースとして設定している。続いている週末ドカ走りの疲れをドーンと感じている。やる気度10のうち2くらいというのが内緒の本音（ほとんどやる気なし）。
こちゃーりーさん・・・前日初参戦という雨の中のアドベンチャーレースを完走して、モチベーションはちょっと使い果たしている感あり。先週のOTKでのハリ天の快走に少々びびっている模様。
ポテンシャルの塊みたいなこちゃーりーさんの馬力と長いコンパスに引き回されることが多いハリ天。今回も覚悟はあった。しかし、珍しくこちゃさんはこちゃさんでハリ天さんの引き回しに合うのが怖いとか、今回は「ゆるロゲ」でなんて口にしていた。二人してダメの場合の保険を掛けまくっていた。珍事だ。
けど、そうは言っても、スタートしてしまえば盛り上がるのがハリーコッチャーだ。もちろんガチで行く。ロゲにすっかりはまってからは研究にも余念がなく、街ロゲでは勝ち率高い相棒のプランは積極的かつ面白い。逆に老眼が急激に進むハリ天は走りながら地図をしっかり読めないという現実にいらついていて最近ロゲモチ（べーション）ダウン中。
こちゃさんがリードし、所々でハリ天が補填するっていうパターンはすっかり定着しつつある。
チームとしての初ロゲの菅平12時間ではパワープレーオンリーだった。その時我々より移動距離はうんと少ないチームに僅かの差で敗れたことがきっかけで、プランニングの重要性を叩きつけられた。
以来、ロゲに向かう姿勢もだいぶ進歩してきてはいる。が、緻密なようでいい加減、いい加減なようで意外に緻密が特徴のB型コンビのハリーコッチャー、臨機応変に突如として方針転換もある。
昨日はいきなりヨミがはずれ（コースディレクターのmakotoさんのトラップ）、時間の予定が大幅に狂ってしまった。プラス暑い。かけていた保険が前面に登場する。ついついペースダウンしてしまう。いつもは決してない「いいよね、今日はいいよね」がどちらからともなく出てきて、ついには平地で歩いてしまったり、結構走っているなと思ってもペースはいつもより1分近く遅かったりもした。
【昨年春で廃線となった長野電鉄屋代線の線路跡を行く】
で、大幅にプランのトーンダウンを余儀なくされ、鬼のいぬ間（帝王不参加）のチャンスも捨てた感じで制限時間1時間近くを残してほぼ終戦状態。
【こちゃーりーvs佐久間象山のあっち向いてホイ】
積極的に大胆に攻める姿勢はしっかりしまい込んで、今までやったこともない安全第一をチョイス。いつものハラハラギリギリゴールでなく、制限時間を5分も余らせ（5時間55分）、しかも歩いて余裕のゴール。珍事だ。ホッとしたけど寂しくもあった。
男子優勝という結果は嬉しいには違いないけど、やりきったとはとても言えない6時間だったかな。
次回はまたゼーハー言いつつも、安全ピン刺しつつも、ゴール滑り込みでも、変なもったいないミスもなしの、「たられば」がない全力ガッツポーズで。
連続出場中の第3回フォトロゲイニング松代大会、チーム「ハリーコッチャー」2人でヘタレた走りでしたが、なんと男子優勝！！。次回招待ゲット（だよね）です。
が、週末ドカ走り3週目、今日が一番つらかったかな。走れ！と言えばしっかり走れるけど、どよ～んと重い脚。ハリーコッチャーとしては初めて1時間前にほぼ終了。5分も時間を余らせて歩いてゴール。
混合強豪の「チーム遠足」と全く違う回り方なのになんと同点（618点）！。けどタイム差（先にゴール）でやられたのがちょっとww。
前回女子優勝で招待チームだった「ハリマッキー」も女子3位ゲット！
暑かったけど、アルプスもきれい、松代最高！それにしても疲れた。
今日はこんなところで。
子ども達から突然、手紙（？）が届いた。
これは策略だ。誰かが言い出して、あっちこっちとやり取りして、最後は三女が仕上げて送りつけてきたのだ。
明日の母の日に合わせて、母の日＆父の日、そして緑風堂、祝20周年（今月末）のお祝いメッセージカードだ。サプライズを仕掛けるのが好きなハリ天が、しっかりサプライズを仕掛けられた。
4人の子ども達に義理の息子も加えて5人5様の表現方法が実に泣かせてくれる（＋孫の絵付き）。結婚して子ども達が生まれて、危ない崖を飛び降りちゃえ的転職から今日までのデンジャラスかつエキサイティングな寄り道人生がグルグルと駆け巡った。大変だったけど、今、こんな風なシーンがやってくるのだから相当に幸せだ。無我夢中、投げ出さずに色々やっておいてよかったよ。（ってもう人生の終わりみたいな雰囲気になってしまったけど。。。）
でもなぁ、ハリマネ母と違って本当に相当に自分勝手な父親だし、子離れ激しいし。面と向かっていなくてもありがとうなんて言われると色々恥ずかしくって。後でそっと隠れて読み返してみる予定なり。
PS.夜、見たことのない、どうやって写真を撮ればいいかわからない植物も連名で届いたよ。
【ネペンテス・アラータ】
【伝説のTTRチャンプと】
まだ続くOTK。
体重はしっかりと調整した2月の別大マラソンと比較して5kg増。練習量もモチべーションも下がりっぱなしで低レベル。
それでも上手くコントロールすると、コントロール出来ると、レースでもないのに、入念な仕上がりだった数年前より速く走れちゃったりする。予想外の走りが出来てしまう。
エネルギー補給についてもその1週間前に「奥多摩ぐるり」を11時間半かけてやっつけた時と比べて驚異的な少なさ。
ちなみに9時間51分で補給したもの全てがこれ。↓
・ハイドレーション（2リットル）にはガス抜きコーラ＋1リットル用メダリスト1袋
・500ｍlボトルに毎日愛飲のジュアールティ
・フレークチョコ1/3本
・スニッカーズ1/3本
・ザバスゼリー、アミノバイタルゼリー、アミノ酸系エネルギーゼリー、カーボショッツ、それぞれ1個。
・ヘロリンエイド（日向沢ノ峰）でミニドーナッツ2個、コーラ1杯、フルーツ
・ゆぅさんエイド（一杯水避難小屋）でCCレモン500ｍl、バナナ1本。
・雲取山荘で500ｍlの元気水。
たったこれだけで済んでしまった。たくさん持っていた食料ほとんど消費せず、超高燃費。
数日前のしゃぶしゃぶ→お寿司の食い放題でたっぷり貯め込んでいたってことか。
これらはどういうことを意味するのか。
色々ある走ることの「常識」だけで決めつけてはいけないってことかな。つまり、正解はないってことかな。年齢、体重、補給等々。ますます楽しさやってくるってことかな。
【私は自由よ】
昨日に続き、急に頭の中を駆け巡りだした「何が楽しさのもとなのか」。
ちなみに昨年走った2本の100マイルレース、UTMFと八ヶ岳100マイル。どちらも達成感は半端ではないけどゴール後の感触はかなり差があった。
UTMF2012 達成感◎ 楽しさ△ 面白さ×
八ヶ岳100マイル 達成感◎ 楽しさ○ 面白さ◎ （楽しさと面白さの違いは超感覚的に）
八ヶ岳はこう走ろうというイメージを持っていて、およそ70kmくらいまでは理想的だった。その後徐々にヘタレてしまったけどこれは自分の今の力だと自覚出来たので、ヘタレつつも楽しかった。屁理屈的にはヘタレをコントロール出来ていた。
逆に昨年のUTMFは、こわごわペースで走り、良くも悪くも自分の力を認めていないような不安な走り。ヘタレたらただ耐えるだけ。ゴールしないという選択肢はなかったからゴールし、それなりの達成感は感じたけど、ちっとも面白くなかった。自分自身の走りをずっとコントロール出来ていなかったからに違いない。
そういう視点で振りかえると、自分自身が走っていて心から楽しいって感じていたのは、ズバリ、自分自身をコントロール出来たかどうか。その1点に尽きる。そのことがようやくよ～くわかったのだ（今更だけど）。究極の自己中^^;
一昨年のサロマ湖100km（前半・後半）や昨年の別大マラソン。完全に100kmと42.195kmをコントロール出来たと自負できるレース。最高に楽しく面白かったなぁ。なるほどなぁ。
今の仕事（自営）に替えてきたのも奥の方にはこんな種があるからだろうな。そんな所へ行き着いた。
【鼻息荒し】
5日に走ったOTK。他人とも自分とも本気で競り合えるレース大好きのハリ天が、レースでもないのになんでこんなに楽しいと思ったのか。
最近、ただ山を走っていても以前ほど魅力を感じていなかったのは確かだ。それが、久し振りに面白くて面白くてたまらなかったのは何故なのか。
もちろんみんなが口にしてくれるスタッフのホスピタリティや共通の趣味を持つ人達とのディープな交流とか。
これは当然のこととして今回はちょっと横に置いておく。
今日の答えは、、、
「自分の今持っている力をしっかりコントロール出来たから」
しかもレース以外の場でベストを出せたというギリギリ感。純粋に「走る」ということで思いっきり自分を表現出来たからだ。
だから、楽しかったのだ。
忽然とそのことに気づき、思わず大笑いしてしまった（嬉し笑い）という訳。
【私を見て！】
みんなはゴールデンウィークも終了しているだろうけど、ワッハッハ、うちは今日も休みだよ。
ってことで、黄金週間の最後はゆっくりみどりのシャワーで締めてみた。
一昨日も通った高源寺横に車止めて、高水山と岩茸石山行き。
岩茸石山では風がびゅんびゅんで早々に退散だったけど、帰りに通った高水山北面の巻き道、そして常福院の裏手。これまで高水山なんて何度何度も行っているのに、何故か一度も通ったことのなかったエリアだ。ここがよもやの巨木にょきにょき。さっきまで痛い痛いとぼやいていた足の筋肉痛なんて一気に吹き飛ばし、思いっきり駆け寄ってきた。
こんな近場に巨木フェチを興奮させるエリアが隠れていたとは！灯台もと暗し。
私を見て！オレを見よ！
彼らがあんまり訴えてくるものだから、目ん玉思いっきり開きっぱなし。そのまま上ばかり眺めていたら、強い風に吹かれて落ちてくる新芽の軸の総攻撃を喰らってしまったのだった。
【たぶん最大のケヤキだ】
【棒ノ嶺にて。6時スタートの5人組】
昨日のOTK（青梅to鴨沢）、全体の流れは妻・ハリマネが書いてくれているので（スタートだとかゴールだとかサポートだとか）、選手としての自分のことだけを。
標準スタート時刻の6時組は、伝説のTTRチャンプ・いっちーさん、TJAR完走者で先週UTMF走ってきたばかりのfunachiくん、ロングトレイルレースでは昔ぐしゃぐしゃに絡み合っていたパパさん業にも忙しいペターくん、初めましての若きトレイルランナーで学生時代はオリエンテーリングというマナガキさん、そして最年長選手のハリ天。
前にスタートしている計5人を追っかけろ～。後からスタートしてくる5人から逃げろ～。
【トピ主yahushigeさん作製看板】
このOTK、決してレースではないのだけど、みんなで楽しくトレランをって感じでもない。みんながどう思っているかは不明だけど、かなり肚の探り合いは・・・ある・・・はず。
【シャガ満開】
天気もいいし、新緑は最高だし、青梅丘陵は軽いジャブ。基本はボイスモードだ。
【今のうちだけかとチャンプとツーショット】
序盤苦しそうだったfunachiくんもギリギリ間に合って岩茸石山は観光モード。
西の方角を見渡せば山並みの一番奥に雲取山の姿。みんなに紹介しつつも一瞬くら～っと来る。遠い、ひたすら向こうだ。
適度な距離を保ちつつ、ペターくんと懐かしいお喋り。棒ノ嶺直下のゴンジリ峠では第3回TTRのレース中に亡くなられた高橋さんの慰霊碑に手を合わせる。
すでに賑やかなゴールデンウィーク真っ最中の棒ノ嶺には3時間弱で到着。これはかなりいいペース。先週一人で黙々と走っていると長かった3時間があっという間だ。ここまではとりあえず遠足モードかな。
棒ノ嶺から奥へと足を踏み入れるといつも一気に気が引き締まる。今でこそハイカーの姿が増えたけど、バッタリとひと気が途絶える山域だ。
日向沢ノ峰まで3度の急登があって、それがきついんだとか情報提供しつつ、前に出てブロック走法だというペターくんのお尻とふくらはぎに目を凝らしながら走る。いいペースだ。いっちーさんがどうして来ないんだろうとブツブツとつぶやきつつ。
大きな鉄塔へ出る頃はペターくんと二人旅、少し間をおいて赤いウエアのいっちーさん。
待ってくれているはずのヘロリン親子エイドを楽しみに、最後の急登を登り切るが、そこには誰もいない。
がっくりと肩を落として先へと進む。と、40分前スタートのアズさんの姿発見、続いてヘロリン親子エイド出現。ホッ。今日のペースが速すぎたみたい。（親子で蕎麦粒山越えて日向沢ノ峰の予定場所へ向かっている途中だった）
それにしてもここでの私設エイドは本当にありがたい。
さぁ、すぐ前の蕎麦粒山を越えれば一気に走れる区間だ。アズさんをゲットし、ペターくんを置き去り、いっちーさん、マナガキさんとペースを上げる。
あっという間に一杯水避難小屋。
ここではお久しぶりのゆぅさんがスペシャルエイド！一人1本の500ｍlボトルを担ぎ上げてくれてあった。この企画には以前さんざんお世話になったからと言うけど、過去最高の大盤振る舞い。ここは有り難く、遠慮なくいただきました。どうもありがとう。CCレモン一気に半分飲み干し、あとは保険にとパックにしまう。
いっちーさんと昔のトライアスロン系の懐かしい話に花咲かせつつ、静かでフカフカのトレイルを進む。普段のレースじゃ有り得ない贅沢な時間。
後方から遅れていたマナガキさんが一気に追いついて来たのを合図にスイッチ入る。
途中にハナド岩っていう絶景ポイントがあるのだけど、お二人を案内して「すごいでしょう」って言っておいて、その隙に先行。
【この場所だ。ウエアも揃えておいた先週の写真】
計算。年長者の知恵。ベテランの作戦。ゆっくり行ってます、とか言いつつ、ガッツリスピードアップ。
それにしてもよく足が動くし、なんだか実にいい感じだ。いっちーさんも今日は本気モードじゃないし、行ける所まで行ってみよう。完全に気分も調子も乗ってきた。巨木撮影会も先週たっぷりやっておいたので封印。
途中でばぶぅ＆J子さん夫婦が前方よりサプライズ登場。元気もらう。
二人に今日は絶好調だとあえて告げ、自分の尻を叩いてみた。時計をみれば自己ベストが出そうな雰囲気がメラメラ。
酉谷から先のトレイルは最高のご馳走。ハリ天が一番好きなこのコース上でも最上級の区間だ。気持ちよく走り続ける。
5時スタートのnaoさん発見！気付かれないように近づいたけど、、、気付かれた。
彼は本日一人だけ特別に後半戦も走るとヤル気満々。
やがてドーモさんにも追いついた。
【久し振りのドーモさんは何気に中学校の後輩だったり】
水松山から長沢背稜への分岐。1時間半ほど逃げ続けていたけど、とうとういっちーさんが近づいて来た。
倒木がたくさんでルートも少々不明瞭な地域を抜けると、ようやくいっちーさん安心したのか前に出た！何事もなかったかのようにひょうひょうと前へ前へ。ハリ天の踏ん張り、ここまでか！
苦しくなってきているけど何とか赤いウエアの見える範囲で走れないか。芋ノ木ドッケから雲取山。なんとかへばりつく。
長沢背稜からややペースダウンしてしまっているが雲取山頂、8時間30分。 元気なら楽勝だ。けど、このOTKでは七ツ石山を越えねばならない。あぁ、足痛ぇし。
足も痛いけど、自己ベスト更新がかかっている。これまで2度10時間ジャストという記録があるけど、今日は何としても夢の9時間台を記録したい。レースでもないのにこんなに調子よく頑張れるチャンスはそう滅多には訪れない。
あきらめずに間もなくブナ坂というところでケノケノ＆JUKUCHOさんだ。声援を受けたら完全に最後のスイッチが入った。
ガッツで七ツ石を登る。ちょうど頂上に赤いいっちーさんの姿。よし、最後のあがきだ。
一人で脳内実況中継をしながら気持ちをもっともっと盛り上げる。
七ツ石小屋を過ぎてひたすら下る、下る。岩場は転倒注意でやや抑え目だったけど、土道になったらかっ飛び開始。大丈夫そうだけど何があるかわからない。イケイケ。っと、根っこにつま先取られて抜いてきたハイカーグループの目の前でフライ天狗！キレイに1回転してそのまま起き上がって、あちこち痛かったけど早くその場を立ち去らねばならない視線を感じて一気加速。久々の転げるような下りだ。
登山道を抜けだし、バス停への近道、最後のトレイル。1km弱が長く感じる。
スタッフのみんなが待つ橋が見えるところへ出た。大きく手を振る。ハリマネもよもや9時間台で帰ってくるとは思っていまい。今日は11時間くらいでとスタート前に言っていたからな。
ヘッヘッヘ。昨年のハセツネに続いていい方の「まさか」ゲットだぜ。
国道まで出て、見えない所で息と足を整えて元気よくゴールに飛び込んだ。9時間51分。
初めてこのコースに挑んだ2005年第1回TTRの時は七ツ石関門で失格だったけど鴨沢まで12時間を要した。それを思うと夢の9時間台だ。最後までよく走れたぞ。
後ろからずっとプレッシャーをかけ続けてくれたチャンプ・いっちーさんのおかげなことは間違いないのだけど、レース以外でこんなに本気出しちゃったのは、、、何でだってことで、その訳はまた。
★★★ハリスポ写真（by ハリマネ）です★★★
☆☆☆ハリスポ写真2（by ハリ天カメラ）☆☆☆
【カドさんのゴール】
山トピ主催の「OTK（青梅to鴨沢）2013」を絶好の五月晴れの中開催！
今年はUTMF直後という影響で人数的にはちょっと寂しかったのだけど。
だけど、だけど、だけど。
第1回、第3回（第2回は天候不順で中止）を圧倒的なタイムで連覇したいっちーさん（市岡さん）が参加してくれるとあって気分的には相当な盛り上がりがあったのだ。
さらに、岩手からやはり第1回大会伝説の完走者11人衆の一人・カドさんも急きょ参加が決まって楽しみ倍増だった。
公称64km（青梅永山グランド～青梅丘陵～高源寺～高水山～岩茸石山～棒ノ嶺～日向沢ノ峰～蕎麦粒山～一杯水～酉谷山～長沢背稜～芋ノ木ドッケ～雲取山～七ツ石山～鴨沢。旧TTRのハーフコース）の奥多摩トレイルを参加選手15名、走り抜けて来ました。
で、ハリ天の結果は・・・
な、な、なんと、ついに10時間を切るという快挙に及びました。
9時間51分の自己ベスト達成～。
みどりの風に後押しされて、絶好調の走りが。レースでもないのにベストが出そうってことで後半は超マジ走り。ゴール後はケイレンでヨレヨレ。
詳細は明日のブログで。
【一人だけ、naoさんがどうしてもと言う後半スタート前に】
【必死の形相】
ぶっといモミの木が切り倒された時、塔婆か棺桶くらいしか使い道がない木と言われ、ちょっとショボンとした。
もの凄く太いけど樹齢は約60年しか。それでもハリ天が生まれるちょっと前位に芽が出た木だと思うと自分の歴史そのもの。これは記念に少し残したいなってことで、腰掛けになる位の巾で輪切りにしておいてもらってあった。
輪切りにする時、根元じゃ太過ぎるからこの辺でいいっすか、、、あ、は、はいってちょっと不満だったけど（根元からは少し上の部分で輪切り）。とんでもない。重い重い。
もちろん転がして運ぶのだけど、それでもズシリと相当な重量感。腰をかがめたまま一気に行くとビキッとつらい！円周が上と下では違うから真っ直ぐには転がらない。そこんとこを微調整しながらモミの木の輪切り5個、杉の輪切り2個の合計7個の塊を息子と転がし運んだのだ。
【バテている所を激写されてしまった by Yui】
【朝のご近所】
明るい5月の空に誘われて
遠く川崎の地まで足を伸ばして来た。
京急に乗り換えるために初めて川崎駅の外に出たけど、いやぁ大きな街でびっくり。思わずおのぼりさん。
電車乗り継ぎ、先月の「チャレンジ富士五湖112km」で前人未踏の9連覇を果たした奇人・神宮さんのお宅へ。 
地元の強豪走友会のメンバーの中に我ら夫婦も混ぜてもらったのだ。
元プロが握るお寿司食べ放題～。ガンガンビール飲んで変人の話に大盛り上がりしてきたのでした。
類は友を呼ぶで、色んな人との繋がりも判明し、いやいや面白い遠征だったのだ。
JogNoteの「毎日1足誰かにランニングシューズが当たる！」の「誰か」になってしまった！
ちっとも知らなかったけど、スイスのランニングシューズブランド「On（オン）」の”Cloudsurfer（クラウドサーファー）”ってモデル。
上級ランナーのレース・トレーニング用モデル！だって。
ちょうど裸足系じゃない普通のやつが一足欲しいなぁって思っていたまさに！の、タイミング。自分では買わないけど（と思うけど）もらえたならすごく嬉しいっていう我が家流プレゼントの極意を満たしている。
皆の衆、端っから当たらないなんて言っていないで応募しておくものだよ。
ちなみにJogNoteでの当選はいつぞやのaudio-technicaのスポーツ用インナーイヤホン（娘にあげちゃったけど）に続いて2回目だし、妻なんてヤマハのランニング用Music Player「BODiBEAT」を当ててるぞ（もう手元にないけど）。
ついこの前（3月）もFacebookの「いいね」でカップヌードルキング12個入りを当ててしまったし。
次はあれが待ち構えているな。
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