市主催の少年サッカー教室が初めて開催された小学校6年生の冬・・・
ガツガツの野球少年だったけど、冬場だし、サッカーもいいよねと、(当然のように)仲間と大挙して参加。
「君たち、これからはサッカーの時代だよ」
希望に満ちた声で高らかにそう宣言されると、田舎少年達は一同に
「そうだよな、これからはサッカーだよなぁ」と。
あれほど執着していた野球をあっけなく捨て、興味の中心はサッカーへと傾いて行ったのだった。
勢いづいてきていた日本のサッカー、釜本・杉山の時代だった。
春からは中学生となるのだけど、その中学校にはサッカー部など存在しない。
盛り上がりっぱなしの我らの情熱に水を注ぐわけにはいかない。ないならば、みんなで作ろうぜっ!
気運はぐんぐんと盛り上がっていったが、いざ中学校に進学すると、そんなこと(1年生でサッカー部を作ろう)したら上級生ににらまれて、生意気だとぶっ飛ばされる・・・そんな話がいつの間にか漏れ聞こえてきて、あっさり断念。
(当時は上級生が怖くてかなりおびえていた)
で、何事もなかったかのようにやっぱり野球部へ。ハリ天の第一次サッカーブームの終焉だった。
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