急勾配の坂をガツガツと走っている。
次第になんだか耳障りな音が聞こえてくる。
激しい息づかい。文字で表すにはどう書いたらいいのか。
ゼーゼー、ハーハーなんて大人しいもんではない。もっと肺から何かを吐き出すような音だ。
なんだよ、こんな程度の坂で・・・
うっるさ~
誰だよ、まったくって、
そう自分の呼吸音だった。
レースでも周りを気にしてそんなにゼーハーさせずに走っているのに、誰も来ないとわかっている奥地の坂だっていうので、いつの間にか遠慮なくゼッゼッゼーと息を吐いて吐いて吐きまくって走っていたのだ。心拍数を見ると大したことないので若干大げさモード。けど、思いっきりゼーハーしてみたら肺の空気を出し切れるせいなのか、ずいぶん楽ちん。リズムも取れる。
わざとらしく、ゼーゼーするのいいのかも。
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