銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

週末あれこれ

2011-12-04 21:10:44 | 日記
 須知大個展   ハレとケのはざま ~ 装具(小家具、灯り、花器 etc)~    Nobu's Gallery&Cafe

12/2金曜は会社を定時で出て一路、笠間。UTSU工房に入荷した何本かのギターを見たいがためであるが、同時に知り合いの作家、須知さんの個展がきょう初日なのだ(UTSU工房 と Nobu's Gallery は合わせてひとつの建物の体を成している)。彼はかしゃま文化会館の車掌氏が組んでいる「アトリエ365」なるユニットの相方でもある。そんなに大きいスペースでは無い故、割と小物の展示が多いここのギャラリーにあって、しかも鉄を素材としているし、異色の展示と言ってよい。ただ金属から来る怜悧なイメージとは程遠く、あるのは落ち着いた暖かな雰囲気で、それはとりも直さず須知さんの温厚な性格を反映している。ところでギターの方だが、近所に葬式が出来たとかで主人はもう6時半に打ち合わせに行かねばならず、早々と工房は締まってしまった、まだ一挺しか触っていないというのに

 (intermission)

早くに辞することになったので、空いた時間を「かしゃま文化会館」で消化。車掌が言うには、明日土曜は、かしゃまではおなじみの陶芸家、馬目氏が結成したユニット「メガネーズ」のライブがある、とのこと。当の馬目氏も居て、ユニットの演奏やひとりで多重録音したものなど聞かせてくれる。んん、いいかも。明日は聴きにいくことにしよう

 オルゴール ほっと ライブ   出演 : メガネーズ、Duny's Coke   東風舎

12/3土曜の天気は荒れていた。小康状態になった昼過ぎ、「かしゃま文化会館」でけんちんうどんを掻き込み、陶の小径にあるギャラリー「東風舎」へ。店の奥にある土間をおっきくしたような工房でやるらしい。客は店のスタッフ入れて7、8人か。メガネーズは馬目氏とこちらも陶芸家の鈴木氏のふたりからなるギターデュオ、もともとビートルズ『let it be』収録の「two of us」がやりたくて始めた、というだけあってビートルズを主なレパとしている。まったりした馬目氏のヴォーカルに鈴木氏の高い声が重なる、二人のギターも同じような関係にあるのが面白い、「ノルウェーの森」が一番よかった

15分の休憩、セッティングのあと水戸を本拠に活躍しているバンドが出るらしい、ライブが始まる前に気さくに声を掛けてくれた隣り席の若者がどうやらそのメンバーだったみたいだが、よくよくチラシを見るとツウィン生ギター、とあるではないか。俄然、興味が湧いてきた、左右に生ギターが配置され、中央に自作のカホンにペダルを付けてバスドラに使用するパーカッション、ギターもヘッドのロゴが擦れて良く見えないが、どうもマーチンのようだ。ステージにはマイクスタンドがない、なんと彼らはインストなのだ、わーお!で演奏が始まったが、先日宇都宮でストレートのボディブロウを喰らったばかりだというのに、しかも年の瀬がもうそこまで押し寄せてるというのに、来たんだな、アッパーが・・・。終演後に聞いた処に拠れば、自分たちの音楽をポストロックと呼んでるようであったが、これは聞いてみないことにはちょっと説明が難しいミュージックである、しかし古楽と米国トラディショナル、せいぜい英国フォーク&ブルーズしか聴かないような私だけれども、彼らの音楽には感ずるところが確かにあった。水戸でこんなグループが活動していようとはね、これというのもツウィン・ギターの祖であるデュエイン・オールマンのお導きなのであろう、感謝感謝。出たばっかりという2ndアルバムを買って、辞去

 http://web.me.com./hirobunn/hirobunn/dunys_coke.html

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閉店時刻だというのに客でゴッタ返す「かしゃま」に顔を出し、水戸へ戻る。気が付いてみれば、本日土曜日は mojo hand 恒例のアコースティック・ナイト。今日が今年最後だから、半年くらいご無沙汰した人間としては、ここで顔を出しておかないと流石に来年もう店に入れて貰えない。行って、飲んで、叩いて、歌って、騒ぐ。

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12/4日曜、朝から快晴、気温も高い。12月に入ったので、ことし増えたレパートリをちょっと見直してみたいんだ、部屋にこもってばかりじゃツマラナイ、と「かしゃま文化会館」のテント下でやることにする。Luke's little Summer の中間部とJ.S.BachのBWV.998 アレグロ を中心に。特に アレグロ はモノトニック・バスにメロディを乗せるカントリー・ブルーズ紛いのところがあって、ドライブ感が生まれるように1/4にテンポを落としてスペシャルな練習。最初から終わりまでずっとサム・ピックを付けてやっていたが、これはホントに慣れたらしい、ダブルストップも加減が利くし、コーヒーだって付けたまま飲めるというものだ。これからは標準装備としよう、陽が山の向こうに沈んだところで本日はオシマイ


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