露けさの齢重ねて赤秀の樹 本田久子
世界遺産に登録された三角西港での吟行句。ここに、開港当時からこの場所にあったとされる木が、「アコウの木」。明治、大正、昭和、平成と、「赤秀の樹」の歳月に、心を寄せている作者であるが、「露けさの」と置かれて、どこか無常観を覚える一句。「阿蘇」12月号より抄出。(Midori)
世界遺産に登録された三角西港での吟行句。ここに、開港当時からこの場所にあったとされる木が、「アコウの木」。明治、大正、昭和、平成と、「赤秀の樹」の歳月に、心を寄せている作者であるが、「露けさの」と置かれて、どこか無常観を覚える一句。「阿蘇」12月号より抄出。(Midori)