広い広いアルペ・ディ・シウジ。トレッカーやハイカーにはたまらない場所ですが、
時間も体力もない私たちは、馬車のお世話になることにしました。
車の乗り入れが規制されているため、観光馬車といえども貴重な交通機関です。
サッソ・ピアットを正面に見ながら出発です。
アルペ・ディ・シウジではBMXに乗った人もよく見かけました。
貸し出している様子はなかったので、おそらくテレキャビンでふもとから持ち込んできたのでしょう。
それはともかく、見てください、このパノラミックビュー。
馬車の上はこんな感じです。乗り心地はそれなりですが、風が心地よく感じられます。
それにしても、一頭で3人を運ぶわけですから、馬にとってはかなりきつい仕事でしょう。
ゆれる馬車の上から写真を撮るのは、なかなか大変ですが、
それでもシャッターを押さずにはいられなくなる風景が続きます。
いたるところに牛たちがキモチよさそうに寝そべっています。この牛たち、冬になったらどこへ行くのでしょう。
ご覧の通り、“ハイジな風景”が続きます。
空に浮かぶ雲も、まるで撮影用の書き割りのようなプロポーションで浮かんでいます。
途中で馬もひと休み。水を飲んでホッと一息、というところでしょうか。
サッソ・ルンゴとサッソ・ピアットが間近にせまってきました。
歩くと長い道のりも、馬車だとあっという間です。
やがて道は少しずつ上り坂になります。
この写真は後を振り返って撮ったもので、テッラロッサ、シリアー山群、カティナッチョが
幾重にも重なるように見えています。
このあたりになると、おじさんも馬車から降りて、馬といっしょにゆっくりと坂を登って行きます。
終点(特に決まっているわけではなく、乗るときに相談します。もちろんそれによって料金も変わります。)近くの
風景です。なんということはないかんがい用の池が、こんなにも絵になります。
さあ、そろそろアルペ・ディ・シウジともお別れです。
オルティセイからのテレキャビンに接続するリフト(Seggiovia)乗り場はもうすぐそこです。
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