モルジェの村のはずれに、ちょっと不思議な建物を見つけました。
駐車場があって、車が何台も止まっています。
2階の窓が1つだけ開いていますが、人の気配はありません。作りからして民家ではなさそうです。
近づいてみると、扉の上に「Capo Stazione」の文字が。
駅長室?駅なの?アオスタから先には鉄道はないって思ってたけど…と思いながら、
建物の裏手に回ってみると…、
線路がありました。単線だけど、もっと先まで続いています。廃線にしては、駅舎が新しすぎます。
駅舎には、ちゃんと最新の時刻表が貼ってありました。
そういえば、バールのおばあちゃんに「プルマンで来たの?それとも電車?」って聞かれて「?」って思ったけど、
こういうことだったんですね。
でも、切符はどこで?「Bilietto e Caffe」の入り口は閉まっていて、もうずいぶん使ってなさそうです。
自動券売機らしきものはあるけど、刻印は?わからないことだらけです。
結局プルマンでアオスタまで戻りましたが、チャレンジしてもよかったかな。
あとで調べたら、アオスタからプレ=サン=ディディエ(Pre Saint Didier)までの路線があったんですね。
しかも駅もけっこうたくさんあります。でも、いったいいつ作ったんでしょう。
コルティナ・ダンベッツォみたいにならないといいけど…。