i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

サン・ニコロ・ラレーナ修道院(Il Monastero di S.Nicolo)その2

2015年07月05日 | カターニア


修道院の中を見学するには、ガイドツアーに申し込む必要があります。
申し込むといっても、当日に入り口脇のブックショップで6ユーロを払うだけです。
ガイドはイタリア語だけで、英語圏の人たちには英語で書かれたプリントが配られます。


最初の見どころは「東の回廊(中庭)」です。
この修道院には、東と西に一つずつ回廊があり、それぞれ違った趣きがあります。
「東の中庭」は木々におおわれ、中央に休憩のためのネオ・ゴシック様式のあづまやがあります。
修道士たちは、ここで来客をもてなしたり、お茶を飲んだりしていたそうです。


回廊からは、教会のクーボラを見ることができます。


一方の「西の回廊」は、中庭には芝生の中央に噴水があるだけのシンプルな作りです。
回廊そのものの美しさは、かえってこちらのほうが引き立って見えるように感じられます。
実はこちらの回廊のほうが古く、この場所に修道院が最初に建てられた16世紀につくられたそうです。
ただし、今の姿になったのは19世紀になってからで、噴水もその時期につくられました。


修道院内部の2階です。長い廊下が一直線に続いています。


修道院の北側にも庭園があります。サボテンと修道院の取り合わせは、シチリアならではですね。


この庭園からも、教会の大きなクーボラが見えています。
さて、今度は修道院内の遺構を見学に行きましょう。

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