i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

サン・ニコロ・ラレーナ修道院(Il Monastero di S.Nicolo)その1

2015年07月02日 | カターニア


カターニアの旧市街の西にある大きな修道院です。16世紀にベネディクト派によって創建されました。
現在の建物は18世紀に建てられたもので、カターニアの代表的なバロック建築のうちのひとつです。


空撮による全体写真を見ると、この修道院の規模の大きさがよくわかります。


修道院の隣には、サン・ニコロ・ラレーナ教会があります。
この不思議なファサードは、未完成のまま工事が中止されたことによるものです。
完成したら、どんな姿になっていたんでしょうか。


こちらが修道院の建物です。カターニア・バロック様式とでも呼べばいいのでしょうか。
カターニアらしく溶岩がふんだんに使われていますが、
窓飾りなどには石灰岩も使われています。


正面から見ただけでは、建物の大きさはピンときませんが、
側面にまわると、その奥行に驚かされます。


この四角錘状に装飾された柱と、バルコニーを支える部分と窓の両脇の彫刻は、
カターニアの他の建物にもよく見られる特徴的なスタイルです。
それでは、いよいよ修道院の中へと入ってみましょう。

コメント
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