港を後にした私たちは、カモーリの街を散策することにしました。
今度は海から一つ山側に入ったカモーリのメインストリート?です。
街の中にはこんな風にだまし絵で装飾された建物があちらこちらにあります。
だまし絵装飾では、窓や柱が描かれることが多いのですが、
この建物は壁面のレンガがすべてだまし絵になっています。
ここまでくると、もう「だまし絵」というレベルではないですよね。本物なのは雨どいだけです。
海の見える“スキアフィーノ広場”にやってきました。
このスキアフィーノという人はイタリア統一の際に活躍したガリバルディの部隊に加わり、
カラタフィーミの戦いで戦死した人だそうです。
FSの駅の近くには、マヨルカ焼のタイルに描かれたカモーリの地図がありました。
私たちは、カモーリの街並みをぐるっとひと回りしてきたことになるようです。
カモーリは、1時間もあればひと回りできてしまう小さな町ですが、
時間を忘れてのんびり過ごしたい気分になる場所です。