i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

アオスタの食事(2)

2013年02月07日 | アオスタ

Borgo Antico(ボルゴ・アンティコ)

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アオスタ旧市街の東のはずれ、アウグストゥス門に近いところにあるリストランテです。
いかにも郷土料理を出してくれそうな雰囲気にひかれて入ってみました。

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はじめに出てくるのはイタリアのお約束でパンとワイン。
ワインはValle d'AostaのDonnas。この州唯一のD.O.Cです。

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アンティパストは「Insalatina“Borgo Antico”」、ボルゴ・アンティコ風サラダです。
ラディッキョなどの野菜の上に、クルミとフォンターナチーズ、木いちごとリンゴがのっています。

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プリモは「Crespelle alla Valdostana」。
ハムを包んだクレープの上にフォンターナチーズをのせて焼いたものです。
アオスタ渓谷の町ならどこにでもある料理ですが、お店や地方によって、若干の違いがあるようです。
ここのは、ラザーニャ風でした。

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セコンドは「Funghi Porcini Trijolati」。
ポルチーニ茸をガーリックソースでいためたもので、これもアオスタの郷土料理です。
ちなみにTrijolatiはカタカナ表記にすると、トリオラーティといった感じです。

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ドルチェは2品。左がレモンシャーベット。右がバニラアイスと野いちごのミルフィーユです。
レモンシャーベットはその日のおすすめドルチェでした。

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最後は「Coppa dell`Amicizia」。コッパ・デラミーチツィアと読みます。
舌をかみそうな発音ですよね。日本語に訳すと「友情の器」という感じでしょうか。
中身はアオスタ風コーヒーなのですが、グラッパが強烈で、もはやお酒です。
注ぎ口のようなものが4つついているのは、
この木彫りの器から仲間どうしが直接飲むためで、この器は4人まで用です。
1つの器からみんなが飲むので「友情の器」なんですね。

思っていた通りの料理と味で、大満足のお店です。


コメント
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