修道院の中央にはサンタ・マリア教会(Chiesa di S.Maria)が建てられています。
ファサードは、ローマのトラステヴェレの教会と共通する印象を受けますが、大きなバラ窓が特徴的です。
また、教会手前にある小さな噴水には、天蓋がつけられています。これもちょっとおもしろいですね。
それと、写真を見て気づきましたか?石畳には、ギリシア文字が描かれています。
正面扉の上には、鮮やかな色彩のモザイク画があります。個人的にはケルビムがちょっと気になるところです。
ここでもミサが行なわれていました。あちらこちらにイコンがありますが、内部は意外にもバロック風です。
こんな豪華な礼拝堂もあります。
色大理石の柱、スタッコ装飾と、思い描いていたギリシア正教の教会とはかなりギャップがあります。
床には紋章風のデザインが描かれていました。これ、紋章じゃないですよね。ちょっと奇抜すぎる・・・。
再び外に出ると、側廊の窓にこんなデザインが。いかめしく見えても、この細やかさ。
やっぱり聖母マリアの教会なんですね。