カステルガンドルフォの旧市街からアルバーノ湖畔へは、せまい坂道が通じています。
昔は石畳の道だったのでしょうか。
人が2人並んで歩ける程度の道ですが、途中には別荘らしき大きな家が建っていたりします。
時おり木々のあいだからアルバーノ湖が顔をのぞかせます。
やがて道はFSの駅の前に出ます。
それにしてもこの坂道、スーツケースを引いて登ったりしなくて本当によかった…。
線路はカステルガンドルフォの街の下をくぐって、アルバーノ・ラツィアーレまで続いています。
駅の近くから見上げると、私たちの泊まっているホテルがすぐそこに見えます。
左手上のクリーム色の建物がそうです。
駅の近くから湖を見ると、湖面がずいぶん近くなったように感じられます。
でも道のりはまだ半分。これ、行きはいいですけど、帰りは大変ですね。
駅を過ぎると、しばらくは車の通る広い道を歩きます。
そういえば、踏切があるんですが、遮断機がなかったような…。
歩いて湖へ向かう人はといえば、みんな駅構内の線路を渡ってショートカットしていきます。
駅から湖までのゆるやかな斜面は、果樹園があるくらいで、湖畔近くまで家はほとんどありません。
でも、ここまで来ると湖はもうすぐです。
湖畔のレストハウスや桟橋が見えてきました。
でも、船もないのに何で桟橋が?まぁ、とりあえず行ってみましょう。