i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ピオ・クレメンティーノ美術館(Museo Pio-Clementino)③

2012年03月10日 | ヴァチカン

021801
まるでパンテオンそっくりの天井。ここが18世紀につくられた「円形の間(Sala Lotonda)」です。

021802
ごらんのように、ぐるりとニッチが設けられ、そこに彫像が置かれています。

021803
床のモザイクも古代ローマ時代を模して作られたのでしょう。
ピアッツァ・アルメリーナやポンペイをほうふつとさせるデザインです。
でも、パンテオンのできた頃って、まだキリスト教が公認される前では?
ここまでは、古代エジプト文明、ギリシャ時代、古代ローマ時代と、
キリスト教以前の歴史を追いかけてきてるってことでしょうか。

021804
こちらのモザイクは、現代的なデザインです。
これは、「円形の間」のとなりにある「ギリシャ十字の間」の床だったと思います。

021805
「ギリシャ十字の間」には、サンタ・コスタンツィアの棺が置かれていました。
コスタンツィアはコンスタンティヌス帝の娘で、お墓はサンタ・コスタンツィア教会にあります。
結婚式が行なわれていたあの円形(集中式)の教会です。レプリカの棺は前に紹介していますよね。
本物の棺をサンタ・コスタンツィア教会から、ここに運んできてしまったんですね。ローマ教皇って・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする