i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ヴィツェンツァの街を歩く

2009年12月09日 | ヴィツェンツァ

以前書いたとおり、ヴィツェンツァは街全体がさまざまな建築の博物館のようです。

101001
Palazzo Thiene(ティエーネ宮:古いほう)
ヴィツェンツァでも比較的古い時代の建物です。
パッラーディオの建築のような力強さがないのは、オーダーが強調されていないからですね。
代わりにアーチが多用されていて、壁にはフレスコ画も残っています。
英語圏のツアー客にガイドが一生懸命説明していました。

くわしいことはこちらで。(イタリア語のページです)

101002_2
Palazzo dal Toso“Ca d`oro”
(トーゾ宮: 通称カ・ドーロ)


ヴェネツィアン・ゴシック建築の代表です。
かっては外壁が金箔でおおわれていたそうなので
「カ・ドーロ」とも呼ばれています。

ヴェネツィアにある本家の「カ・ドーロ」と
どことなく似かよった印象を受ける建物です。
もちろん、パッラーディオとは無関係です。











101003  Palazzo Barbaran da Porto
  (バルバラン・ダ・ポルト宮)


 これもパッラーディオの代表作の1つです。
 写真ではわかりにくいのですが、
 ギリシア風の破風が多用されています。
 現在は建築研究センターになっていて、
 展覧会などのイベントも行われます。
 わたしたちが訪れたときには、
 パッラーディオやスカモッツィの
 デッサンなどが展示されていました。

 やはり、くわしくはこちらで。
 (イタリア語のページです)






101004_2Palazzo Chiericati(キエリカーティ宮)
マッテオッティ広場に面して立ち、
オリンピコ劇場の向かいにあります。
建物の正面はオーダーが強調され、
いかにもパッラーディオといった風の
建物になっています。

現在は市立美術館として利用されています。
ヴェロネーゼの絵などもあります。

ここについても、
くわしくはこちら
。(イタリア語のページです)



建築ガイドブック パッラーディオ
Caroline Constant
丸善

 

コメント
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