i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

プリオーリ宮

2007年10月13日 | ペルージャ

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街そのもの(街の構造自体)が見どころと言ってもよいペルージャですが、
あえて一番の見どころを選ぶとすれば、プリオーリ宮でしょう。
11月4日広場とヴァンヌッチ大通りに面したこの建物は、
昔からさまざまな施設の複合体として使われていました。

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広場側には、大きな階段の上に入り口が設けられ「公証人の間」と呼ばれる大広間があります。
ここは壁面全体がフレスコ画で飾られており、どことなくパドヴァのラジョーネ宮の大広間を思い起こさせます。

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一方、大通り側にはいくつもの入り口があります。
正面玄関?はうすいピンクを基調とした色使いで、
サン・ベルナルディーノ礼拝堂のミントグリーンのファサードと好対照です。
玄関を入ると、3階までは現役の市庁舎として使われており、
4階が国立ウンブリア美術館として使われています。
美術館の目玉はペルジーノ(本名ピエトロ・ヴァンヌッチ:大通りの名前も彼からとったものです)の
作品群です。
ついこの間まで日本でもペルジーノ展が開かれていましたから、実物を見た方も多いかもしれませんね。

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また、この他にも、寄木細工の装飾がすばらしい「中世の商人組合の事務所」や、
ペルジーノのフレスコ画が豪華な「中世の両替人組合の事務所」があります。
いずれも入り口は別々に大通りに面しており、出たり入ったりを繰り返しながら見学することになります。
(特に商人組合は入り口がわかりにくいので要注意です。)

とりあえず、ペルージャへ行ったら絵画好きな人はペルジーノ必見です。
そして、ペルジーノを見るならプリオーリ宮。これだけは押さえておきましょう。

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