i ricordi sull`italia

イタリアの旅に関する記録です。

ペルージャは立体迷路(1)

2007年10月04日 | ペルージャ

ペルージャは丘の斜面に造られた街。街全体がまるで立体迷路です。

18710181 たとえば、街の南側からは、
 バスターミナルのあるパルティジャーニ広場から、
 旧市街に向かってエスカレーター(動く歩道)が伸びています。

 このエスカレーター、最初は屋外を通っているのですが、
 しばらくすると、地下にもぐってしまいます。
 それも、中世に造られた地下道にエスカレーターを通してあるのです。

 で、そのエスカレーターをしばらく進むといきなり視界が開けて、
 そこはもう旧市街の中心、イタリア広場。
中世から使われている通路にエスカレーターを通してしまうという発想がすごいですよね。

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また、街の南西側のがけ下の道につくられた中世の門、マルツィア門をくぐると・・・。

18710130_2そこからは「バリオーナ通り」という
これまた中世につく られた道が通っているのですが、
この道はまるまる全部が地下にあるのです。

  18710132_3

通りには、教会も書店も画廊もあります。
住所もあるれっきとした街の一部なのです。
つまり、400年以上前に作られた地下街が
今も使われているというわけなのです。





18710134_1
ペルージャは、イタリアでもまれに見るユニークな構造の街だったのです。

イタリア ウンブリアで田舎暮らし―オリーブにかこまれた生活
ピーター ホブデー
三田出版会
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コメント
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