JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

泣かせんじゃねぇよ

2010年04月25日 | a-c

今週も疲れてます。(笑)
「昨日あんまり汚いから、掃除しようと思ったけど、怒られるから止めた」
つまりこれは「掃除しろ!」との命令なわけで、疲れた身体に鞭打ち趣味部屋の大掃除です。
適当で終わらそうと思ったのに、やり始めると「ここもあそこも」となるもので、9時前に始まった掃除が終わったのは、なんと11時、一部屋の掃除に2時間もかかってしまいました。
「え~~~ん、益々疲れたよぉ~~~~・・・・」

それでも、綺麗になった部屋でお香なんぞを焚いてレコードをかければ
「う~~~ん、自己満足」
「CRESCENT」が心に染みて来るじゃありませんか、
「やっぱ、女と部屋は綺麗がいいやね」(笑)

話はコロッコロと変わりまして、
昨晩の谷佳知選手が放った代打逆転満塁ホームランをご覧になりました?
カッコエエですなぁ柔チャンのダンナ、男ですなぁあの涙・・・・・
私はMさんのお店にいましたのでナマでは見られなかったのですが、スポーツニュース、読売巨人軍オフィシャルホームページで何度見直してもらい泣きしたかってア~タ

「・・・・・拓也とはずっと同級生で・・いつもいつも励まし合って・・・このプロでずっとやって来たんですけど・・・もう先に逝かれて・・ほんとにもう悲しくて・・もう・・いつも泣かないでおこうと思ったんですけど、涙がぜんぜん止まらなくて・・・なんとか今日の試合は勝ちたいと思ってのぞみました。 頂点を目指して、拓也と一緒に導きたいと思います。」

「バカヤロウ!泣かせんじゃねぇよ!」てなもんですよ。
おもわず、何年も前に若死にしやがった我が大親友Iのことを思い出したりして・・・・
ホームランを打ってバットを放した瞬間、友に届けと祈ったのでしょうねぇ
まだペナントレースが始まったばかりですが、「今年のベストシーンはこれに決まりだ」みたいに私は思っちゃってます。みなさんはいかがでしょうか?

ともかく、感動の試合で、ここに書かずにはいられませんでした。木村拓哉コーチの残されたご家族が悲しみを乗り越え、さらに大きな幸せをつかみ取られることを心から祈っております。

ということで、感動にふけった後は恒例『料理当番、本日の一品』です。

今日はじつにシンプルにブリかまの塩焼きです。こういうあまり手をかけないものがやっぱ美味いですねぇ。

こちらは、いちおう季節感を出して若竹煮です。生わかめをいただいたのですが、やっぱり旬のものは美味しいです。
これに、水菜とモヤシのお浸しという「ザ・家庭的日本食」で今日は攻めてみました。

さて、今日の一枚は、お久しぶりのソニー・クラークです。
ブルーノートとの再契約後に残した唯一のリーダー・アルバムです。つまりリーダー盤としては遺作ということになるんでしょうか。

アメリカじゃまったく無名のまま終わったといってもいい日本じゃ超メジャーの人気ピアニスト、ソニー・クラーク。逆にアメリカでの知名度ほど日本では人気が出なかったアイク・ケベック。二人の重なり合うような濃密なバラード「DEEP IN A DREAM」・・・・
それは共に味わってきたドラック地獄からの復帰という共通点なのか、それとも、復帰を待ちわびてくれたアルフレッド・ライオンへの同じ思いなのか、少なくとも二人の関係は、「アメリカで人気、日本で人気」てな外野の戯言などどうでもよい、信頼し合う仲であったと推測できるような、そんな演奏です。

この一年ちょっと後、しかも同じ週に、共に逝ってしまった二人。
仲良く逝く者もあれば、残されてバットへ想いを託す者もあり、ただ涙を流すだけでなにも出来ない私もいたりして・・・男同士というのはいろいろですね。
若者よ、友を選ぶなら、私のようなんじゃなくて、谷選手のような人を選びなさいよ。

LEAPIN' AND LOPIN' / SONNY CLARK
1961年11月13日録音
SONNY CLARK(p) TOMMY TURRENTINE(tp) CHARLIE ROUSE, IKE QUEBEC(ts) BUTCH WARREN(b) BILLY HIGGINS(ds)

1.SOMETHING SPECIAL
2.DEEP IN A DREAM
3.MELODY FOR C
4..ERIC WALKS
5.VOODOO
6.MIDNIGHT MAMBO



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