JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

なっ涙がぁ~~~

2010年04月21日 | g-i

今日は暑いくらいの一日でした。明日はまた気温が下がるんだそうで、でもまぁ凍えるほどにはならんでしょう・・・・ね?

今日、他人様の車に同乗させていただくと、加藤登紀子の歌が流れていました。

 ♪ 君が生まれたあの日 ぼくは君に手紙を書いた
   窓の外は吹雪 寒い朝だった
   白い空を見上げて ぼくは言葉を探した
   あふれる想い それは うれしさとなぜか涙
   強くなくてもいい 熱い心を持て
   幸せばかり追いかけるな 思いきり今日を生きてゆけ ♪

「君が生まれたあの日」という曲でありまして
・・・・・・ええ曲ですなぁ
思わず再リクエストして、歌詞を追ってしまいました。(笑)

「こんなん、子供の結婚式ででも歌われた日にゃ、オヤジは泣いちまうなぁ」
まさにそんな歌詞なんであります。
そのオヤジの心を加藤登紀子が歌うところが憎たらしかったりもしますが(笑)

そんでもって
「ジャズじゃなくてもこの曲は手に入れたい」
まっそれでもCDは買わないところが、ジャズに対する思い入れとは若干温度差がありますかねぇ、PCでダウンロード購入しました。

その際に知ったのですけど、加藤登紀子さん自身がツイッターにこんな書き込みをなさっています。
「浅川マキの死、ショック!君が生まれたあの日、レコーディングの日。メンバーの1人に赤ちゃんが生まれる日。突然のタイムラグ。マキとずっと合っていなかったけど、どうしてるかな、といつもおもってた!冥福を祈ります!」
なんとこの曲は浅川マキが亡くなった日にレコーディングされたのですねぇ
じつに勝手な思い込みですが、
「こりゃオレが手に入れるべくして手に入れた曲なんだなぁ」
なんてね。(笑)

ともかく、今またちょい酔い加減で聴き直しています。
「ク~~~なっ涙がぁ~~~」(大笑)

 ♪ 初めて歩いたあの日 ぼくはおもわず祈った
     小さな手を離して 君を見守りながら
     運のいい奴になれ 太陽を味方にして
     誰も君を守れない 君だけの人生だから
     時の流れがいつの間にか 君を大人にしていくだろう
     急がずにおそれずに つまづきながら歩いてゆけ ♪

さて、今日の一枚は、アル・グレイです。
こちらは他人様の車ではなく、自分の車で今日聴いていた一枚であります。
前半部はスタジオ録音、後半部はライブ録音と2つのセッションを楽しめるアルバムになっていますが、タイトルどおり「指パッチンを思わずしてしまう」春らしくウキウキする感じでよろしいんじゃないでしょうか。

こういうアルバムは、あえて、「ライブ録音には、ドナルド・バードとハービー・ハンコックが入ってるんだぁ」てなこと考えずに、指パッチンするなり、足でリズムを取るなりしながら楽しむのが肝心で、「アルのミュートは・・・」「ベイシー楽団の盟友ビリー・ミッチェルと・・・・」てな話も今日は止めにしましょう。
ジャズはけして難しいもんじゃないってぇのがわかろうてな一枚であります。

SNAP YOUR FINGERS / AL GREY
1962年1月31日, 2月19日録音
AL GREY(tp) BILLY MITCHELL(ts) BOBBY HUTCHERSON(vib) EDDIE WILLIAMS(b) HERMAN WRIGHT(ds)
DAVE BURNS[1~5], DONALD BYRD[6~8](tp) FLOYD MARRIS[1~5], HERBIE HANCOCK[6~8](p)

1.NOTHING BUT THE TRUTH
2.THREE-FOURTH BLUES
3.JUST WAITING
4.R.B.Q
5.GREEN DOLPHIN STREET
6.MINOR ON TOP
7.AFRICAN LADY
8.HI FLY

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