JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ちりも積もれば・・・

2009年02月02日 | p-r

今日は風はあるものの良い天気です。それにしても浅間山の噴火、ビックリしましたねぇ、昨日の地震と因果関係はあるのでしょうか?
ともかく、大きな被害が出ないことを祈りたいと思います。

昨晩ブログを更新した後、「『料理当番 本日の一品』で私は何種類の料理を作ったのだろう?」などというくだらないことを考え始めまして・・・・
こうなると気になってしょうがないのが私の性分。
「ついでだから写真の整理でもしてみるか」
てんで、ニコンの『my Picturetown』を利用して『料理当番 本日の一品』だけのマイ・アルバムを作ってみることにしました。

ところがところが、きょくりょく重なった料理などは省いたものの、写真をアップロードするだけでもとんでもない時間がかかってしまいまして、又も寝不足です。(笑)
肝心の種類というか数ですが、写真枚数だけで見ると約160枚、「ちりも積もれば山となる」とはまさにこのことですねぇ、味の善し悪しは別としても、
「これだけの料理を作り続けた私は偉い!」(笑)
一つ一つの写真を見ながら、ちょっとした満足感に浸ったのでありました。

今朝になって
「ねぇねぇ、料理のアルバム作ってみたんだけどさぁ、ほら、これが美味しかったとか、これをもう一度食べたいとかさぁ、そういうのあれば・・・・」
「はいはい、朝は忙しいんだから、後で見るからね」
「・・・・・・」
しょせんそんなもんなんでありますねぇ(トホホ)

「それでもいい、俺は自己満足のために新たな料理に挑戦するゾォ!!」
「まぁ、ほどほどに頑張って」

話はまた大きく変わりますが
今日のお昼時、久々にジャズに関する質問を受けました。(私に訊くのは間違いだとは思うのですけど...笑)
じつに基本的な質問です。
「バブさん、バップっていったい何がバップなんですか?」
「それはつまりだねぇ、1930年代後半からニューヨークは52番街、このあたりを中心に起こった、黒人ミュージシャン達による新たなジャズ・ムーブメントのことで・・・・・・・」
型どおりの説明というのは、いかにも人間味というか面白味というか、そういうものがありませんねぇ、自分で言っていても「これがはたして答えになっているんだろうか?」との疑問符がつきまといます。
やっぱり、音楽は理屈じゃないんですよねぇ、終いにゃ
「そういうことは、どんなジャズ本読んでも書いてあるから、それを読めば・・・というより、やっぱそのあたりの音楽をバンバン聴くに限るんじゃない」
と、こうなるわけでして

「じゃあ、バップって言葉そのものはどういう意味なんすか?」
「これはね、そもそもがスラングなんだけど、『拳固で殴りつける』って意味が『殺す』って意味になって、でもこれは直接ジャスのバップとは関係が無くて、第一音と第三音を第二音より一オクターブ低くするようにするから、リ・バップとかビ・バップとか声に出して言うのに似てるってんで使われ出したって説と、スペイン語の・・・・・だから、それも本を読みゃぁ書いてあるって」
「最初に言葉として使ったのはガレスピーだったって、ほんとうっすかね?」
「だから、俺はその時代にゃ生きてないっつうの・・・・っていうか、ガレスピーがしてた眼鏡はバップ眼鏡って言われてたよ」
って話が全く違う方に行ったりして

ともかく、理屈に走るのは私も含め日本人の悪い癖ですね。理屈抜きにもっと素直にジャズを聴きましょうや

今日の昼休みはこんな話でおわりましたとさ、なんじゃそりゃ

さて、ということで、今日の一枚は、チャーリー・パーカーです。
以前「Vol.1」を紹介済みですので、細かいことは置いとくとして、ダイアルに残る録音を二枚にまとめたCDの「Vol.2」です。
「Vol.1」はロスでの録音、「Vol.2」はニューヨークでの録音をまとめたものですが、ロス・ラッセルがロスでのパーカーのために立ち上げたレーベル、ダイアルが何故ニューヨークに出張っていったのか?
まっ簡単に言ってしまえば、ダイアルとの契約などパーカーには関係なし、勝手にニューヨークへ帰ってしまった彼をダイアルが追っかけていったという、ある意味信じられない話なのでありますが、それだけラッセルがパーカーに惚れ込んでいた証とも言えますよね。

おっと、「理屈抜きにもっと素直にジャズを聴きましょう。」でしたね。

CHARLIE PARKER STORY ON DIAL Vol.2 Westcoast Days
1947年10月28日~12月17日録音
CHARLIE PARKER(as)
MILES DAVIS(tp) J.J. JOHNSON(tb) DUKE JORDAN(p) その他

1.DEXTERITY
2.BONGO BOP
3.PREZOLOGY
4.SUPERMAN
5.BIRD OF PARADISE
6.EMBRACEABLE YOU
7.BIRD FEATHERS
8.KLACT-OVEESEDS-TENE
9.SCRAPPLE FROM THE APPLE
10.MY OLD FLAME
11.OUT OF NOWHERE
12.DON7T BLAME ME
13.DRIFTING ON A REED
14.QUASIMADO
15.CHARLIE'S WIG
16.BONGO BEEP
17.CRAZEOLOGY
18.HOW DEEP IS THE OCEAN



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2 コメント

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料理本など (swing a-go-go)
2009-02-03 10:27:34
こんにちわ♪
そのうちブログの「料理本」なんかになって出版されていたりして?!
男性の料理も結構流行っているようなので、受けるんじゃないですか~
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swing a-go-goさん (バブ)
2009-02-03 18:00:11
いやいや、味の問題もありますし、しっかりしたレシピもありませんしねぇ・・・・
「って、ちょっとマジに考えてんじゃあるまいね」(笑)

これからも『料理当番』は続けていきますが、本になることはありませんね。
自己満足の世界に没頭します。
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